第二話 その38 話が見えない
なるほど言わんとしてることは分かるが…
「さあさあ!やってみるお!」
「しかし…なあ?」
「さあさあ!ささ!さあさあさあ!」
ちゅん助が待ちきれない!という感じで煽ってくる。
「こんなの身体の近くで爆発させて危なくないか?」
「さっき爆発させたんはパチンコ玉程度!」
「対して鞘に入れたのは、わしの綿密な計算から導き出されたパチンコ玉をはるか下回るBB弾並みだお!」
「計算上ばっちりだお!」
いや、それが一番不安なんだ!
こいつが正確に計算できるとは思えないんだが…
「ならお前が手にしてるパチンコで飛ばしゃいいじゃん」
「わしの様なか弱い小動物にそんな危険なことさせるなんて!おまえは鬼かお!」
「やっぱ危険なんじゃん!あと、都合の良い時だけ小動物とかになるなよ、お前…」
「はよう!はようお!」
他人事だと積極的だなコイツ…仕方ない最近の稼ぎは明らかにちゅん助のおかげである…
ご機嫌を取るためにも一応やって見せてやるか。
先程の大爆発は、確かに驚いたが冷静に思い返すとちゅん助が鞘に入れてた石は最初のよりずっと小さかった。BB弾程度の大きさならそこまでビビるほどではないかもしれない。
「一回だけだぞ!」
「右ヨシ!」
「左ヨシ!」
「後方ヨシ!」
「そして前方ヨシ!」
「構えてクレメンス!」
ま~た、ちゅん助がどっかで見た猫耳が飛び出てるヘルメット被りながら変なポーズで周囲の安全確認をした。
ヨシ!とか言いながら指す方向、指す方向に通行人が結構いるんだが…
仕方ない…
「やるぞ!」
腰を落として剣を鞘に収め強く押し込もう…
「まていッ!」
「うわっ!」
「急に止めるな!びっくりするだろっ!」
「あわてんぼうめ!」
「お前がはようはよう!とか言ったからだろうが!」
「おまえはなんちゅーか、ろまんがないというか」
「ワビサビのないやつよのう!」
「は?なにそれ?」
「必殺技やぞ!?」
「だから?」
「超必殺技やぞ!!」
「だから?」
「秘剣やぞ!!!」
「先生…」
「話が見えません…」
こんばんは、ちゅん助です。
今宵もお目通し有難うございます。
ラノベのちゅん助は爆弾を使って秘剣だとか目論んでいますがラノベのちゅん助はファスガンという赤外線系の超射程を持つサバイバルゲーム本年度最後の御嶽ステージに向けてガスコッキングスナイパーライフルを組んでおりました!
ハンドガンをカービン化してガスブローバックをガスコッキングという方式にする改造するとあら不思議!スナイパーライフルと同じく1コッキング1発のボルトアクション方式に早変わり!おまけにブローバックという銃のアクションが無くなるので発射時に銃の反動がほぼなくなり、わたくしめちゅん助が発案した本来銃口に取り付けるファイアリングデバイスをスコープの上に持ってくるファイアリングデバイスプルバップ&ハイマウント!命名「弐式マウント方式」にて装着するとコッキングは軽いわ、手振れは軽減されるわ発射の反動は無くなるわ、取り回しは短くて扱いやすくなるわで!現状のファスガン環境で最強のスナイパーライフルの誕生と相成る予定ですおwww
ちなみにファスガンというある意味BB弾方式のサバゲより遥かに面白いサバゲの事が知りたい方はちゅん助の更新停止中の方のラノベの中にスピンオフとしてちゅん助とイズサン達がファスガンに挑むお話が掲載されているので、とても面白いので読んでファスガンに皆で参加しようず!
であであ!




