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イズサンとちゅん助は負け組でも負け犬にはならないのです!  作者: ちゅん助の!
第二話 はじまりの町アリセイ 変態耳かき師と新米警備隊員
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第二話 その15 全てを見抜く

「あのおっさんウソついとるなお~…」


「は?」

「お前隊長の事悪く言うなよ!」


「おーおー隊長にほだされてまって!恋は盲目だなお」

「ホモかおw?これから同室はお断りしたいおw」


「あほか!」


「人獣にとどめを刺した最後の攻撃、イズサンも見とったお?」


「当り前だろ、あの突き、凄かったろ!軌道が全く見えなかった」


「…………」


「なんだよ黙って」


「ぶわーはっはっはw!草だお草!」


 ちゅん助は楽しそうにベッド上を転がりながら笑い転げた。


「なんだよ喉元に突き刺さってたじゃねーか!」

「剣がこうズバー!っとよ!」


「ぶわーはっは!」

「あれが突きだとか言ってる時点で!」

「貴様とわしの戦力差は決定的なんだおw」

「観察眼の性能が戦力の決定的差であることを教えてやるお!」

「わしの邪輪眼は全てを見抜くお!」


(ま~た、始まった…)

「あーそう、はいはい、お疲れさまでしたー」


「ズコオオオッー!?」


 ちゅん助はてっきり俺が話に食いついてくる!と思っていたのか、簡単にあしらわれて奴はベッドの上で大げさに両脚を投げ出してずっこけた…


「まつお!」


「なんだよ!?」


「ここは、なにぃッ!(キャプ〇ン翼風)」

「あの攻撃にどんな秘密が!つって食いついてくるところだろうお!」

「お約束は守らんといかんのだお!」

「プンお!プンお!」


「何の約束だよ…」


 ちゅん助はすっかり不貞腐れてしまったが適当に相手してやらんとこの男は執念深く非常にしつこい、そして拗ねる…

 ここは大人の対応で望み通りノッてやるとするか…


「なんだってー(棒)隊長の最後の攻撃にそんな秘密が!」


「まだなんも言ってないお?」


「お前…せっかく、俺が…」


 情けをかけた俺が馬鹿だった、思わずそう思ってしまう…しからば。


「あの恐るべき剣技、その正体は!その正体はだなお!」


「ちゅん助~小腹が空いたな~」


「ズズコォオー!?」


 ベッドの上で再びちゅん助が、より高くずっこけると後頭部から落ちた。

おはようございます、ちゅん助です。

こんな早朝でもお読み頂き有難うございます。


ラノベのちゅん助はイズサンを茶化していますが現実のちゅん助は、先の日経平均暴落の余波で株価が上がり切らない、フジッコという企業の株を買ってしまいました!例のフジッコのお豆さん♪ていうCMの会社ですね。豆関連では私たち世代ではこの会社、若い人たちには豆しばが双璧でしょうか?って豆しばは企業じゃなかったのですな!さておきフジッコは業績はさえない感じですが、健康食品関連でこれからの時代の堅い感じがする食品ですし、内需ですし、財務がピカピカな気がします!


であであまた次回!

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