第六話 その18 崖上の監視者(モニター)
「あれだけの追手が来るなんて予想外!」
「それどころか待ち伏せまであんなに多数なんてあいつらほんとに皆殺しのつもりね」
「さっさと登るつもりだったのにかなり時間がかかってしまったわ」
「ウィンディ!出して!」
「ぴゅ!」
殆ど息を切らさずに崖の頂上に達した少女が風に命ずると、待ってました!とばかりに大小二つの魔法陣が少女の眼前に展開する。
風連図
「いくつか火の手が上がってるけど流石に暗いわね、ファイアン出来る?」
「あたりまえだっぽ!」
小炎が魔法陣に触れると魔法陣に映し出される映像が明度を増して昼間の様な鮮明な映像が作り出された。
「うっわー!予想以上にやられてるわねこれ」
「ひどいっぴゅう…」
「とんでもないっぽ!」
魔法陣は続々と街の惨状を映し出していく。ところどころで戦闘が行われているが小規模な抵抗で、グソク達の戦力が圧倒的なのは誰が見ても明らかだった。時間の問題とかそんな感じじゃない。ほぼ一方的な虐殺、そう言った方が正しいかもしれない。
「アイツらはどうなってる!?」
「気になるっピュ!?」
「気にしてるっポ!?」
「ば!バカねえ!そ、そんなわけないじゃない!」
「その、あれよアレ!アイツらとは無様な死に様だけは見届けてあげるって約束しちゃったし!」
「その死に様を以って後世に笑い話として伝えてあげて、後々の旅人や冒険者達に」
「実力以上の無謀な事をやると、そっこー死ぬから気を付けなさいって教訓を残してあげなきゃ!」
「なればこそあいつらの犬死も無駄ではなかった!」
「気の毒だが無駄死にではないぞ!ってやつよwww!」
「そうゆうことにしておいてあげるぴゅうw」
「すなおじゃないっぽうw」
「は?あんたら瓶に閉じ込めたり水槽に沈めるわよ?」
「ぴゅ!?ぴゅう~!?ご主人サマそんなことよりあいつら早くさがすッピュ!」
「そ、そうだッポ!」
「ったく!さっさと探すわよ、まあどのみちもう死んでるかもしれないけどね」
こんばんはちゅん助です。今回もお読み頂き有難うございましたお。
ラノベでは弓の少女が戦況を監視すべく崖山に登ってますが現実のちゅん助は月曜の市場を監視中!選挙後のラリーとKDDIどうなるかお!?
であまた




