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イズサンとちゅん助は負け組でも負け犬にはならないのです!  作者: ちゅん助の!
プロローグ 青年イズサンとおかしなぬいぐるみの様な生き物ちゅん助
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プロローグ その18 短剣一閃

(ダメだ!速過ぎて、とても捉えられない!ましてやカウンターを合わせるなんて不可能だ!どうする!)

(まともに喰らったら一発でアウトだぞ、どうする!)



 巨大ムカデは最後の一撃を見舞うべく∞字走行を解いて、再び俺を中心に反時計回り円軌道の旋回走行を始めていた。手傷を負った身体ではそのスピードになおさらついて行く事が出来ず、目で追うのも難しくなっていた。

 

「あかーん!此奴さらに加速しとるお!そのままバターになってクレメンス!」


「どっかのトラかよ!」

 

(もうまともにやっても絶対当たらん!一か八か!)

 

 地に着いた片膝を再び持ち上げ、脚に力を込めるが傷を負った足に力が入らない。逆に足腰のバランスを失い、前のめりに倒れそうになった。

 

「キュイイイイイイイイイイイイ!」

 

 この機は逃さず!


 そう言わんばかりに殊更に甲高い鳴き声を発しながら、奴が真後ろから真っ直ぐに襲い飛び掛かった。

 

「喰らえよおおおおおおおおオオオー!」

 

 




 乾坤一擲!




 

 

 バランスを崩したように見せかけたフェイク。


 この状態なら。


 恐らくは最も安全な真後ろからの攻撃を選択するはず!


 そう読んでムカデの叫び声と同時に素早く振り返り、思い切り短剣の上段斬りを放ったのだった。

 

 

 ドンピシャのタイミング

 

 

(馬鹿め!引っ掛かった!)

(この体勢になれば必ず無防備な背中を狙って攻撃を仕掛けてくると思った!もらった!)

 

「うらああああアアアアアアアーーー!!!」

 




 短剣一閃!

おはようございます。

ちゅん助です。


今朝もお付き合いいただきありがとうございました。

ラノベのイズサンは乾坤一擲のカウンターを放ってますが、現実のちゅん助は予想より遥かに前に届いた自走式草刈り機の部品を箱から解き放っておりますお。

なんとか今日組み込みたい…


さて朝の貴重なお時間をお借りして皆様にお願い!

このラノベのブックマーク登録、いいね、評価、感想をお待ちしとります!

よろしく!


ではいってらっしゃい!


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