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能力の名はサンドボックス  作者: soumamumu
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増殖スピード

サンドボックスゲームだと釣りやトラップなりで魚の入手はできるのだけど、魚の扱いはどうなってるのやら。

姿さえあれば殴っても取れるには取れるんだけど…。

そういえば、池にいるのかな。


糸が手元にないから釣り竿はレシピはあった気がするけど作れないんだよね。



糸だったらリアルで入手してくるほうが簡単だ。

きっと多めにあれば認識はしてくれるだろう。


さて、終わろうと思ったけど、まだエラン様が来ないので作業を少しやろう。


羊小屋だけね。


鳥小屋の隣に

柵を作った。

柵は一応二段にしたけど、飛んだりはしないだろうから屋根は半分だけ雨よけや日陰を作る程度につける。


その後鳥小屋を見ると鳥が結構増えていることに気がついた。


中にマコトちゃんを入れてみると卵をいくつか回収できたので餌を一つ追加した上で出た。

一度コンバートしてみると気持ち悪いぐらい鶏がいて焦った。

たぶん圧死とかはしないレベルだけどね。

20匹くらいいるかな。

ちょっと取っておく?

うーん、でも卵がほしいのよね。

鶏肉自体は普通に買ってもさして高いものではないし、今能力で作れるか考えているものは卵がいるはず。


それにしてもこの短時間で増えるの気持ち悪いな。

どういうことなんだろうな。

画面上は白い鶏として見えてるんだけど、実際にいるのは茶色い鶏だ。


あれ?みんな羽の模様が違うと思ってたけど、同じ模様の子が数羽ずついるな…

なんでだろ…


…よく考えたらちゃんと繁殖して増えてるんだろうか?

サンドボックスの世界では雌雄関係なく子供が産まれる。

一応プレーヤーのスキンには男女あるのだけどね。


…もしかして、クローンなのでは?


二匹の家畜に餌をやるとランダムでどちらかのクローンが作られるとか…


え?怖!


うーん。

ここは掘り下げないほうが幸せかなぁ。

深く考えたら家畜飼えなくなりそう。


そんなことを考えてたら日がいよいよ傾いてきて薄暗くなってきた。


「遅くなってごめん!」


鳥小屋を眺めていたら後ろから声をかけられた。


エラン様が小走りで近づいてきた。

セスさんは長い脚で静かに歩いてくる。

「もう行けるかい?」

「あ、ちょっとまってください。明日アミュティリス石とか買い取りしていただくんでしたよね?チェストとお見せするものを持たせておくの忘れてました。」

私はそう言うと展開してマコトちゃんを倉庫に向かわせた。

ある程度整理して、チェストと作業台あと机と椅子一つずつとアミュティリス石とトルー鉱石、それにルビーとサファイア、バイシャグルパウダーやトルーパウダー、ポーションやクラミッパなんかのめぼしいものをまことちゃんに持たせた。


そして、倉庫から出してコンバートした。


「この扉…」


エラン様が少し変な顔をしていた。


「不思議な魔力を感じる。これは特殊なドアだよね?」

エラン様は見たことないのかな?

じゃあ、屋敷にあるわけではない?

もしかしたら隠されてる?

「トルードアって書いてありましたけど、私もなぜ作れたのかわからないんです。ドアをつけようと一覧を見たらあったので試しに作ったもので…」

「そうなのか…。この屋敷のある場所でこれに似た魔力の痕跡を感じた気がするんだ。」

お、やっぱりあるのかな。

「じゃあ、これに似たドアがある可能性は高いと思います。」

「なるほど」

私はコクリと頷いた。

今日は学校に行って演舞を試してからすぐに帰らなきゃ。


「さ、急ごう。日が沈む前に演舞を見て送り届けねばね。」

そう言ってエラン様は笑顔で私の手を取って歩き出した。


え?!

ええっ?!


イケメンの行動が読めない。

まるで恋人のようにお手々つないで…

ひえー!


顔が熱いよー。


エラン様は前庭に私を連れて行くと馬のところまで来てやっと手を離したと思ったら馬に抱えて乗せてくれた。


あ、妹的なエスコートだよね?


うん、そうだね。


そう思ったら恥ずかしくはないかな。

いや、違う意味で恥ずかしい。

私、中身はアラサーなんだって!

合計年数だと、精神年齢アラフォーなんだよ!


そんなことを考えてたら馬は走り出していた。


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