検証の予定
私はエラン様に送ってもらって、降りてから「明日は一度学校に寄るので迎えはいいです」と声をかけて別れた。
エラン様はタイミングがあわなかったら屋敷の鍵は開けておいてもらえるとのことだ。
帰りの馬の上で、ふと遠目で見たからか学校のことを思い出して、収穫祭で演舞をすることを忘れていたと思ったからだ。
それに庭の整備は一通り終わったしね。
一段落はした。
私は家に入る前に裏庭に寄りマコトちゃんに砂糖とボウルをチェストに入れてもらい、顕現させてからまたチェストを回収してから家に入った。
ちょうど姉も帰っていたので渡したら目をキラキラさせていたよ。
どう使うのかね…。
私は家族でご飯を食べて風呂ではなく桶を使って濡れタオルで体を拭い、髪をさっと洗った後タオルドライをしながら考えていた。
家族にも話さなきゃいけないけど、もうちょっと後にしよう。
色々わからないことも多いし、この能力。
とりあえず、検証することをまとめる。
・ストレージの量
・スタックするものの個体差があるか
・現実のものでもなんでもキューブにできるかどうか。
こんな感じ。
あとは今の段階では難しいんじゃないかと思うものもあるけど。
ストレージを増やす手段があるかどうか。
これは素材が足りてないのか、ないという認識なのかはわからないなぁ。
アドル老師と私の考察が正しければあるだろうけど、素材を集めるのが難しそうだ。
なんたって、普通、パイオニア版のボス倒した後に取りに行く素材だし。
まぁ、そこまで困窮してないし別にいいんだけど。
とりあえず、現実のものを入れられるかどうかだよね。
今手持ちで試せるものなんかあったかなぁ。
…と思いながらベットに入ったら、おかしな夢を見たよ。
溶岩の海が広がる世界を上から眺めていた。
天井付近から遠くを見やると黒い要塞が佇んでいる。
そこに行こうとするけども動けなくて代わりにマコトちゃんを行かせると溶岩に落ちてプシューと蒸気のようになって消える。
気がついたら目の前に戻ってきているんだけど、アイテムは全ロス。
戻ってきたことに安堵するものの悔しい気持ちでいる。
…そこで目が冷めた。
マコトちゃんには悪いけど、一回試してみた方がいいかもしれない。
マコトちゃんの死は何を意味するのか。
経験値でその場に復活するか、そこにアイテムを散らしてリスポーンするか、マコトちゃんが消えるのか。
恐らく、マコトちゃんが消えることはないだろうけどね。
そうなったら最悪のパターンだ。
いや、ないだろう。
あるとしたら展開したときの魔力の戻りがないとかなんじゃないかな。




