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能力の名はサンドボックス  作者: soumamumu
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サイファ帝国の歴史

 授業内容は言葉の勉強と計算、あとは地理や歴史、道徳(というか、国の法律やルールの勉強)、体育などなどといったところだけど、授業時間は長くない。

能力証を配られるとはいえ、家業を手伝うのが普通なので、授業は給食前まで。

給食後は軽くクラスのミーティングをしたあと、それぞれ自習したり、先生に色々聞きに行ったり、家で必要なものを買いに街に行ったりする。

つまり放課後になってしまう。

意外と自習してる子が多いのは将来を見据えてる子が多いってことかな。

まぁ、日本に比べると治安は良くないし、社会保障もまだまだだし、仕事も能力証に特出したものがないと家業を手伝う程度しかできないしなぁ。


今日の授業時間は計算と歴史をやった。

セイラは勉強自体はできる子だったので特に気にせずにすすめて違和感はなかった。

というか、算数は足し算引き算、行って掛け算くらいしかやってない。

割り算は見たことないし分数とかましてや因数分解とかもまだ見たことない。

それはそうか、そもそも授業時間が短い上にまだ小学5・6年程度だし。


歴史の方はなかなか興味深かった。

このサイファ帝国の成り立ちだ。


このサイファ帝国は約400年ほど前に建国された。

初代皇帝ノーブナルガー・オウド・サイファが戦乱の中急に現れ治世をし建国されたそうだ。

ノーブナルガーは新しいもの好きで、様々な兵器や魔術具を開発させたそうだ。

させた…というのがなぜかというとノーブナルガーは魔力をほぼ持っていなく、武術と知略を駆使してその座に君臨していたらしい。

魔力がまったくなかったわけではないが死線にしか活用できない魔法しか使えなかったらしい。

治世に関しては画期的な発案はするものの細かくまとめるのは苦手で、ノーブナルガーの後見となっていたサイファ家が行っていたそうだ。

ノーブナルガーは突然サイファ家の領地に現れ才覚を表し魔力もろくすっぽ使えないのに皇帝まで上り詰めたため、庶民の憧れの的らしい。

そのせいか、元が農民の歴史の先生は大好きらしくノーブナルガーの話になると饒舌だった。

歴史の勉強というよりノーブナルガーの偉人伝を聞かされたのだ。


他の生徒はまた始まった…という感じで真剣に聞いていなかったが、私は何か既視感があった。

私の産まれ育った地域の偉人に似てるのだ。

名前も性格もやったことも。

そう、織田信長に似てると思った。

まぁ、日本では最後は臣下であった明智光秀に裏切られて死んだとされるけど、こちらでは感染症で亡くなってるみたい。

ノーブナルガーが転生とか転異してこっちに来た信長だと言われても納得する。

私は数日前に転生したことを思い出したけど…。

そういえば、名前似てるな。

ファミリーネームというか苗字は全然違うけど。

「鈴木誠子」から「セイラ・トールゲン」に…

「セイ」しかあってないか。

とりあえず、ノーブナルガーがめちゃくちゃ気になる。

とは言ってもとっくの昔に亡くなった人だし、転生・転異者だとしてもどうしようもないのだけど。


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