単子葉植物の流用
水だ。
小さいが池がある。
池の水は決してきれいとは言えなかったが、水量は結構残ってる。
一回戻ってエラン様に話した。
「裏庭の水場を先にやっていいですか?」
と。
エラン様はあっさり許可してくれた。
そんな気はしてたけどね。
私は裏庭に再び戻り展開をする。
やはりあたりは雑草だらけだったので雑草を刈る。
水場がしっかりと見えた。
とりあえず近いところの水場周辺の草木を刈っていく。
ある程度スペースが確保できたところで鍬を作りその場に麦の種を植えた。
できるだけ植える。
水場が近いから水バケツはなくても何とかなったけど、違うところで作るときのために水を汲んでおこう。
そして、ある程度植えたらまた近くの草木を刈った。
途中でストレージがいっぱいになったりしたのでチェストを作りながらガンガン木を採っていくぞ。
そして、麦を植えた範囲が結界外にならないように気を付けながらやっていたらその周辺だけぽっかり草原のような状態になった。
そのくらいになると麦は半分くらいが育ってたので、できた分だけ麦をとりパンを作った。
とりあえず、5つほどはできた。
残りの麦ができる間に池を見てみるか。
一旦コンバートをしてみよ。
普通じゃあり得ないんだけど、麦が芽の状態や青々としてる状態、あとちょっとで収穫というようなバラバラな出来だ。
とりあえず、麦の位置を確認しながら再び展開した。
麦が全部入るギリギリまでの位置に池を回って歩くとそのさらに向こうに芦とかヨシのようなものが見えた。
これ、変換したらサトウキビにならないかなぁ。
麦が範囲外になるけど、ちょっと行ってみようかな。
とりあえず、そこまでの道のりが草ぼうぼうなので麦の育つのを待ちながら草木を刈る。
地味な作業だ。
よし、麦は全部できたし、道も出来た。
私は麦を撤収して、チェストを奥側に設置し直して収納して、再びコンバートした。
というのも私が歩くには草がぼうぼう過ぎて白いもやがあたりを覆っていたからだ。
現実の私が歩くには問題がある。
私は芦のようなものの林に刈ったギリギリまで近づいて展開する。
来い!
来い!
サトウキビ!
マコトちゃんに雑草を刈らせ、そのあたりまで行く。
雑草表記じゃない!
マコトちゃん!やれー
ーザクザク
ーポコポコ
手持ちはいっぱいだからストレージを確認。
…
…
キター!!!
サトウキビに変換されてる!
芦とかヨシってサトウキビとは属が違うけど、似てるものは変換されるんだ。
これ、すごすぎないか?
そんなことある?
嬉しいんてすけどー!
私はあたりのサトウキビ表記の芦を全て採った。
ついでにあたりの草木もサクサク刈っていく。
雑草と一緒に花っぽい表記のものも刈っていたのでストレージを確認して見ると花とかも入っていた。
手持ちが種、花、苗木、原木でいっぱいだ。
チェストにいれてコンバート。
なんかどっと疲れた。
魔力はあまり消費していないと思うし、ほぼ突っ立って能力証を覗いてるだけなんだけど。
何度も展開とコンバートをすると何かを消費してる気がする。
私はそのまま一旦屋敷の中を通り表玄関に行きエラン様を探した。




