一話
こんにちは
ありがとうございます。
一話です
「うみゃああああああ!!」
「うるさい馬鹿!!」
ゴツンッ
人で込み合った酒場、、、一応はギルドで痛そうな音が響く。
「何もぶたなくても、、、、。」
大きな、背中についた翼が下に垂れる。
「竜族なのにその鳴き声はないね。」
「そこじゃないよジョーカー、、。」
「ああ、声のうるささね。ランのほうがおっきかった。」
「だよね!あっ!!店員さん店員さん!!この飲み物あと三杯!!」
「あー、、、うるさい。店員さんごめんなさい、私も同じの貰えますか?」
「はい!!かしこまりました!」
猫耳の付いた店員は厨房へと向かった。
そして入れ替わるように奥から人影が来る。
「今回は助かりましたよ、、。」
疲れ顔で奥から出てきたのは、ここのギルドマネージャーである。
「まさか西の採掘場でゴーストが出るなんてね。」
「ほんとだよ。しかも何人もあそこで死ぬもんだからかなりの数だったでしょ?」
「そだよー、でも弱い人だけだったからにゃんともなし!」
ニンマリと笑うジャックをランが打つ
「あと気になったのは藍竜族の遺体。」
「えっ!!」
ギルドマネージャーは声を上げた。
「ここから派遣された人以外のゴーストが多分、、ジョーカー何だっけあの盗賊団。」
「死んだからあと三日経たないとわかりゃん。」
ジョーカーは顔を突っ伏した。
「口癖が移った、、、。」
「ま、その盗賊団だね。」
「まだ生きてたんですね、あの族。」
「確かにねー。二番目に意外だった。」
「二番目?」
ギルドマネージャは首を傾げた。
「いま家に置いてきたからね~。」
「今回の報酬はお金よりずっといいね。」
「ジョーカーさん連れてきた時と同じ事言ってると言うことは、、、。」
「そゆこと!」
ジャックは翼と手を大きく広げ大声で言った。
「仲間が増える!!」
「おおおおおおおおおおおおおお!!」
取り巻きたちは歓声を上げ、ギルドの中は拍手で包まれた。
「あー食べた食べた。」
「ほとんどお金飛んだ、、、。」
沈む太陽を後ろに三人は歩いていた。
「藍竜族の子はありゃしばらく目、覚まさんね。」
「思いっきり腹部刺されてたからね。」
「んで?」
ランはジョーカーに詰め寄る。
「もう一人があれなんだね。」
「そう、多分不死身。服には血が付いてたし、何より彼女自身の爪が何十枚もあった。」
「不死身は不死身でヤだな、、、かわいそう。」
「多分、再生力も相当高いね。」
「そうだね、、、。おお、噂をすれば起きたみたい。」
「人形置いてきたの?」
「だって逃げられたくない。」
「まあそうだけど。」
そんな会話をしてると二階建ての洋風な家に着く。
「さて、ジョーカーみたいに物分かりがいいといいけど、、、。」
「どうかなぁ。」
「行きますか。」
三人は顔を合わせた。
ありがとうございました。
ああ、ダイジョブです。
ちゃんと話繋がってるので笑。
近いうちに書きます。
楽しみにしてくださると嬉しいです。
それでは、、、。
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