閑話3過去 光
すみません、内容が思いつくまで、閑話です。
あ、閑話は結構書けると思います。
『ゴーン ゴーン ゴーン』
っつ!
敵襲か!
「勇者様!」
「………分かっている」
「今の勇者様に任せられるのは、少しだけ。勇者様が行かれたとしても戦況は変わりません」
「………ック」
………そうだ。
俺は強くなったと勘違いしていたが、実際には強くなりやすいというだけであり、強くはないのだ。
今は、まだ。
………だが、それで納得しろと言われても、無理だ。
これでまた数百もの人間が死ぬ。
これだけ守る人間が減れば、その内攻め滅ぼされる。
「………すまん、エリンス」
「な!?勇者様!?」
俺は、駆け出した。
少しでも、犠牲者を減らす為に。
***
到着した。
そこには、魔物達が大量にいた。
魔物とは、魔王が創り出した眷属。
故に、魔王の魔力さえ存在すれば生き残る事が可能。
そして、魔王の魔力があれば、いくらでも再生可能なのだ。
そんな化け物が数百、数千。
俺だけでは、到底敵わない。
………。
でも、だ。
敵わないという事が分かっていたとしても。
俺は、戦う。
死ぬかも知れなくても。
俺は。
「うおおおおおおおお!」
戦う!
「セイクリッドレイン!!」
無我夢中に叫んだ。
例え何も出来なかったとしても、何もしないのは。
俺のプライドが許さない!
***
光が空から降り注ぐ。
それにより、魔物は浄化され。
消え去った。




