第2話 子どもに振り回されるの巻
ミ「今回は前から来る幼女とガキを脅かそうかニャ」
子A「あっ、猫耳お姉さんだー」
子B「姉ちゃん、メイドなの?」
ミ「違うわ。妖怪ミキナよ。猫娘の存在にビビるがいいわ」
子A「だって全然こわくないんだもん」
子B「威圧感ゼロだぜ」
ミ「えっ、そんな。ミィのどこがダメ?」
子A「不良っぽいカッコとかにしたら?」
ミ「わかった。今魔法でやってみる」
子B「ぷははっ、似合わなすぎる」
子A「きゃはははは」
ミ「ぐすん、もう帰る」
子A「ごめんなさい、帰らないで」
子B「何か遊ぼうぜ」
ミ「わ、わかった」
子A「わぁい、やった」
ミ「私が鬼になるなんて。なかなか捕まえられないし」
子A「お姉さん、足遅すぎるよぉ」
子B「こっちこっち」
ミ「はあはあ、もう限界」
子A「しかたないなぁ」
子B「じゃあかくれんぼでいいよ」
ミ「次はなんとかしてみせるニャ」
子A「あっ、じゃんけんしたけど結局ミィちゃんが鬼だね」
子B「じゃんけん弱すぎだぜ」
ミ「ふう、全然見つからないよ、困ったな。
ちょっと座って休もう」
子B「ちょっと脅かしてくる」
ミ「きゃっ、前が見えないよ。
ふぇえー、目隠ししないでぇ」
子B「私はかくれんぼもうまくできないドジっ子ですって
言ったら、離してやるよ」
ミ「私はかくれんぼもうまくできないドジっ子です」
子B「やっぱやーめた」
ミ「いじわるー。うえーんうえーん」
子A「お姉ちゃん困らせるの、いいかげんにして」
子B「悪かったよ」
子A「ミィ姉ちゃん、私と二人でアイス食べに行こう」
ミ「ありがとう、行こっか」
子B「置いてかないでくれよー」
子A「そこで反省してなさい」