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学園大戦ヴァルキリーズ  作者: 名無しの東北県人
学園大戦ヴァルキリーズ新小説版 INTO THE COLDEST WINTER 1942
261/285

マリアをやっつけろ 2

 アルカ誕生以前には月山と呼称されていたルナ・マウンテンには、学園同士を戦わせて国家間の諸問題を解決する永久戦争地帯の水事情を一手に引き受けるダムが存在する。

「外の世界は如何でしたか?」

「人間以外は美しいと感じた。だが、この時代の人々は原始的で野蛮極まる」

 全身にアルミホイルを巻き目元をサングラスで隠す統制官は月明かりに照らされた夜の水面の遥か奥底に身を潜めるUFO然としたマザーシップ内部でギリシャ神話に登場するケンタウロスに似た形の機動兵器を見ながら背後に立つ同じ姿の部下に答えた。

「やはり我がグレン&グレンダ社による統治こそが世界平和を実現する唯一の方法であり、人々の穏やかな生活を維持するために必要なのだと痛感させられた」

 先日マリア達とホログラム越しの面会を果たし、交渉を成立させたグレン&グレンダ社残党の一九四二年派遣部隊リーダーが異形の機動兵器から部下に向き直り、まだ赤と青のクローンヴァルキリーがユーリ・パステルナークの死体引き渡しから帰還していない件について話そうとした瞬間、リングを付けたゴムボールをスプレーで銀色に塗っただけにも見えるシュールなデザインの船体が激しく揺れた。

「どうした!?」

「砲撃です! 当艦は砲撃を受けています!」

 管制室のオペレーターが通信機越しに格納庫にいる統制官に大声で叫んだ通り、空高く打ち上げられたドイツ製照明弾によりダム周辺は昼間のように明るくなっており、山肌に沿って作られた自動車専用道路上に並んだソ連製ZiS‐3野砲やカチューシャロケット、更に八十五ミリ高射砲の榴弾射撃まで加わった絶え間ない猛砲撃のせいで水面に凄まじい破壊の旋風が巻き起こる様をはっきりと映し出していた。

「攻撃! 攻撃!」

 マグネシウム・リボンの激しい燃焼により照らされる大小様々な水柱が立っては消える貯水施設に気紛れサド的暴力大作戦の主役……総攻撃を開始した地上部隊同様に事実上のマリア親衛隊であるタスクフォース501所属のヴァルキリー達が背部飛行ユニットから左右に伸びる後退翼を翻して一斉に降下、両手で抱えた対潜用爆雷を水中に放り込む。

「原始人共め……!」

 至近距離での爆発で激しく揺れた船体内で危うく転倒しそうになった統制官はマリア・パステルナークが約束を裏切り、捕えたクローンヴァルキリーから著しく人権を無視した前時代的かつ非人道的な方法でマザーシップの居場所を聞き出したことを確信した。

「直ちに離水する!」

「しかし上空には敵のヴァルキリーが!」

「サメを射出して応戦しろ!」

 管制室に戻ってきた統制官の指示と共にマザーシップの船体から全長五メートルはあるサメが発進、水面から飛び出すや否や不用意に低空を進んでいた戦乙女に襲い掛かる。

「今日は何の日か教えてやる!」

 部下の下半身がダムに落着して水飛沫を上げる光景を目の当たりにしたエレナは両手に装備したチェーンソーから耳障りな駆動音を鳴らしつつ高度を下げ、マナ・エネルギーの青い粒子を噴射しながら水面を撫でた。サメを誘い出し、真正面から両断するためだ。

「貴様らの命日だ!」

 しかしヴァルキリー部隊の指揮官を平らげようと大きく口を開けて水面から飛び出したサメは左方向から突如飛来した粒子ビームの直撃を受けて爆発した。

「私達は暴力の行使を通じて求められている目的と手段を区別しなければならない」

 若干驚きつつも目を輝かせて「同志大佐!」と光の発射点を見つけるなり喜声を上げたエレナの視線の先では、M11型マナ・ローブを纏い、下からそれぞれ深い角度で暗闇を切り裂く四筋の――小型探照灯からの光にライトアップされて堂々と腕を組んで上昇する紺髪の第一世代ヴァルキリーがいた。

「私が弟を守るために使う暴力は未来人の殲滅にも用いられる」

「何言ってんのよ!」

「殲滅なんてされないから!」

 哨戒飛行中にマザーシップから呼び出され、今ようやくダム上空へと戻ってきた三体のクローンヴァルキリーはサメを生臭い肉片に変えた三連ハイパー・ランチャーを収納したマリア・パステルナークを発見するなり一斉に急降下して襲い掛かる。

「従って倫理的基準で評価できるのは暴力ではなく」

 タスクフォース501の最高司令官は淡々と呟きながら背部飛行ユニットから迫り来るカラフルな戦乙女達に向けて多目的誘導弾を発射した。

「その程度の攻撃で!」

 ピンクと緑の個体を引き連れて先頭を進む黄色のクローンヴァルキリーは一旦外向きに弧を描いてから直進してきた誘導弾をマナ・フィールドで防ぐ。だが、爆煙が消えるなり背中の鞘から狗琉牙を引き抜いたマリアに肉薄され、

「暴力が使われる目的である」

 右下から左上への一閃を浴びせられた。

「世界の安定は法と警察のみによって守られるものではない」

 とても戦闘用とは思えないメイド服めいた軍服の胸元に赤黒い斜め線が入り、そこから勢い良く鮮血が迸るのと同時にクローンヴァルキリーの右手からこの時代には存在しないHK417D自動小銃が放り出され、重力に従って持ち主と共に落下した。

「人が内に秘めた道徳感情が不可欠の要素である」

「よくもイエローを!」

「社会の習慣を規範化した道徳は安定した社会においては変化に乏しいものだった」

 顔とM11型マナ・ローブの上に装着しているエグゾスケルトンをまだ温かい返り血で汚すマリアは続いて背後から急接近してきた緑の個体に左回し蹴りを放つ。

「そして習慣に根差した道徳は自然な形で人々の行動を内から規制してきた」

 これまた銃自体も備わっているレイルやそこに取り付けられた光学機器もこの時代には存在していないMP7短機関銃のフォアグリップを握り今まさにトリガーを引かんとしたクローンヴァルキリーの頭部前半分が綺麗に消し飛び、マリアは自分の爪先で粉砕された頭蓋骨や眼球の破片を消し飛ばす程の勢いでもう一回転、そのまま日本刀による右一閃を浴びせて上半身と下半身を真っ二つに切り捨てた。

「それは議論によって合理的に決められることなく」

「未来は絶対に変えてみせる!」

 全身に密着し体のラインを際立たせる戦闘スーツに身を包んだマリアに今度は真上からピンクのクローンヴァルキリーが迫ってくる。しかし、満月を背に急降下してきた少女によってL85自動小銃の銃剣が振り下ろされる前に通常に比べて二回り程小さく、主翼もそれに準じる背部飛行ユニットの上面から血に濡れた日本刀の先端が飛び出す。

「人が黙って従う規範であった」

 琥珀色の瞳に侮蔑の光を浮かべるマリアは「自動小銃は鈍器でも槍でもないぞ」という言葉の代わりにBFで鹵獲した刀の柄を体ごと振るい、

「だからこそ道徳は議論によって決まる法律よりも強く」

 遠心力によってクローンヴァルキリーの斬殺死体を斬撃と地上への落下で瀕死の重傷を負いながらも武器を拾い上げてマリアを狙い撃とうとしていた黄色の個体に叩き付ける。

「意図せずして人を社会へと服従させたが」

 マリアは間髪入れずに急降下、高度を下げる中で狗琉牙を逆手に持ち替え砂煙立ち昇る着地と同タイミングの二体同時串刺し刑を敢行した。

「社会が歪んだ形に変化した時根拠を失うという、致命的な弱点を持っていた!」

 クローンヴァルキリーを易々と全滅させたマリアの視線は折り重なった少女の死体から状況の悪化を悟ってとうとうダムの底から浮上してきた未来人達の母船へ移る。

「未来人が空へ逃げます!」

「逃がすな。撃ち落とせ!」

 エレナとマリアの短いやりとりの後、他の兵器と同じくダム脇の道路にずらりと並んだ八十五ミリ高射砲が一斉に火を噴き、上昇していくマザーシップに多数の直撃弾を与えた。

「そんな……完璧な計画だったはずなのに……」

 火花を散らし、機体各部から白煙を噴き上げて落下する母船の中で柱の下敷きになった統制官は口元のアルミホイルから血を滴らせて弱々しく漏らす。周囲には爆発で息絶えたグレン&グレンダ社残党の構成員達が何人もうつ伏せで横たわっていた。

「アァァァァァァァァァァァァァァァァァブラァァァァァァァァァァァァァァァァァス!」

 身動きの取れない統制官は倒れたまま最後の力を振り絞って震える両手を上げ、

「起動ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!」

 絶叫しながら左右に倒し死亡した。

「な、なんだ?」

「地震……!?」

 マザーシップが黒煙を立ち昇らせながらダムに水没する様に歓喜の大歓声を上げていたタスクフォース501のプロトタイプ達が地響きと共に割れた足元に飲み込まれる。

「違うぞ! これは……」

 更にそこから現れた大ダコの触腕が貯水施設の周囲に展開するT‐34/85中戦車やZiS‐3野砲を次々に叩き壊して焼けた人体や金属片を飛び散らせ、地上部隊の指揮を執っていたエレナも横薙ぎの一撃を受けて地面に叩き付けられてしまう。

「大ダコが進化している……」

 急行してエレナを抱き起こしたマリアは割れた地面の中から出現、ダムを背に雄叫びを上げる怪物――自分がつい二日前に撃退したタコを見て表情を強張らせる。頭部はサメのそれに換装されており、タコ自体の部分も前回の倍以上の大きさになっていたからだ。

「エレナ、逃げろ」

 マリアは決して軽くはない傷を負うも自分の力で立ち上がった戦乙女を守るようにして超パワーアップした大ダコ、つまり超ダコと対峙する。

「しかし同志大佐……」

「いいから行け!」

 僅かに声を震わせたマリアは有無を言わさずに叫ぶと腹部三連ハイパー・ランチャーを展開して発射、図太い虹色の粒子ビームで迫り来る超ダコの触腕を薙ぎ払った。嫌な音を立てて断裂した濃い赤のうねりが次々に地面に転がる。

「えっ」

 だが、まずはアウトレンジからの攻撃で触腕を全て吹き飛ばそうというマリアの思惑は距離を詰めるべく猛進し始めた超ダコによる地響きによって打ち砕かれた。

「えっ……」

 サメの頭部が付いた巨大なタコが自分に向けて突っ込んでくるという混沌極まる状況に脳の処理が追い付かなくなってしまったマリアの両手両足が触腕で拘束されてしまう。

「まずい!」

 ヴォルクグラード学園軍参謀総長は上昇しようとするが吸盤の吸い付きは予想外に強く、触腕自体は伸縮するものの地面から自分の足裏を三十センチ程離すのが精一杯だった。

「離……せ……ッ!」

 マリアの拘束に成功した超ダコは一旦頭を後方に倒し、充填したエネルギーを思い切り叩き付けるかのように鋭い歯が並んだサメの口から真っ黒な墨を噴射する。

「うわっ!」

 真正面から生臭い液体をまともに浴びてしまったマリアの足元が覚束なくなり、彼女はクローンヴァルキリーの死体が転がる地面に膝を着いてしまった。

 またも突進して頭を垂れて動かなくなったマリアに接近した超ダコは大きく口を開けて若き大佐を捕食しようとする。だが未来のグレン&グレンダ社残党達が作り出した怪物はここまでの流れが全て作られたものであることを知らない。

「ご苦労なことだ」

 完全勝利を確信し口元を緩め犬歯を覗かせたヴァルキリーは何事もなかったかのように超ダコの眼前で力強く立ち上がり、腹部を左右に展開する。

「わざわざ殺されに来るとはな」

 三連ハイパー・ランチャーが最大出力で発射され、三つある照射装置から解き放たれた虹色のマナ・エネルギーが一直線に無防備な超ダコの口内目掛けて突き進む。

「死ね!」

 光の潮流によってマリアの肢体を汚す墨が瞬く間に飛散し、同時並行で徐々に超ダコの後頭部から漏れるそれの量が増えていく。

「未来人の最終兵器とやらもこの程度か。笑わせる」

「いいえ。これは私の第一形態に過ぎません」

 すっかり黒一色から元の美しい姿に戻ったマリアは貫通部を起点に大爆散して影も形もなくなった超ダコの不甲斐ない戦い振りを嘲笑したが、アルカでヴァルキリー同士のみが唯一可能としているマナ・リンク通信で脳に直接そう呼び掛けられた。

「エレナの声ではない。誰だ……?」

 辺りを見回すマリアの周囲に転がる超ダコの肉片が金色のマナ・エネルギーに変わって天に昇り、雲の中で閃光が二度、三度瞬く。

「マリア・パステルナークさん」

 再びマナ・リンク通信で脳に直接少女の声を響かせられたマリアは雷鳴と共に降臨した新たなるヴァルキリーを視認する。

「自分に与えられた役目を拒否して勝手に動いてはいけません」

 そして全身から神々しい輝きを放つアブラス――A‐BRAS――もまた、眼鏡の奥にある血のように赤い瞳でマリアを捉えた。

「貴方には貴方に与えられた果たすべき役目があるのです」

「姿形を変えようが!」

 マリアは長い金髪を靡かせ、六つに割れた見事な腹筋が露になっている自分のものとは一部デザインに差異があるM11型マナ・ローブ姿のヴァルキリーが眼前に降り立つなり早速今回も三連ハイパー・ランチャーを放った。

「百ドルの値打ちもありませんね」

 背部飛行ユニットから伸びるドラゴンのそれに似た両翼にノズルから放出されるものと同じ金色に輝くマナ・エネルギーを走らせたアブラスは特に焦る様子もなく右手を翳し、マリアの腹部から一直線に撃ち出された虹色の光線を掌から放つ稲妻状の光線で相殺する。

「貴方はジョークですか?」

 数秒間に渡る粒子ビームでの激しい鍔迫り合いは激突点での爆発で終わり、力負けしたマリアは驚愕の表情を浮かべて背中から地面に倒れ込んだ。

「貴方では私に勝利することはできません。それは私との能力差があり過ぎるからです」

 四つん這いになって吐血するマリアにゆっくりと迫るアブラスは涼しげな口調で言う。

「ここで圧倒的な強さを誇る私に抵抗を試みるよりも、ユーリ・パステルナークの身柄を引き渡す方が遥かにコストパフォーマンスに優れた行為です」

 タスクフォース501構成員の焼死体もクローンヴァルキリーの手足も揃って躊躇なく踏み潰して進むアブラスの声にはどこまでも他人事のような冷たさがあった。

「グレン&グレンダ社を代表し、改めてお聞きします。我々の要求を受け入れますか?」

 ようやく上体を起こしたマリアは咳き込みつつ否定の意味を込めて首を横に振った。

「何百万人もいるプロトタイプの取るに足らない戯言ですね」

 何故ですか、という問いに私はユーリを愛しているからだと返したヴァルキリーの前でアブラスは人差し指を上げる。一拍遅れて紺髪の少女が赤黒い滴と共に宙に浮かび上がり、人差し指が下がると今度は地面に叩き付けられた。

「使い物にならないプロトタイプを生かしておくこと、ヴァルキリーがそのことで感情を左右されることはどちらも資源と人的リソースの明らかな無駄遣いに過ぎません」

 アブラスは人差し指を動かし、マナ・エネルギーを使って持ち上げたマリアの体を右で炎上するT‐34/85中戦車の残骸に叩き付けた。

「そもそもプロトタイプやヴァルキリーに感情など不要です」

 間髪入れず人差し指が左へ動き、肺から酸素を奪われた彼女を次に岩肌と衝突させる。

「我が社最大の失敗は単なる歯車であるはずのプロトタイプやヴァルキリーに人間らしい陳腐な感情を持たせてしまったことでしょう」

 落下したマリアは何とかして起き上がろうとするもその都度アブラスによって磁石上に置かれた金属宜しく地面に押し付けられる。

「他人事みたいに言う女だ……!」

「私は自分の存在をグレン&グレンダ社という、常識的にも倫理的にも完全正当化された巨大多国籍企業の歯車と認識しています。歯車は単に回るだけです」

 アブラスは満身創痍のマリアを直立の状態で浮遊させた。

「もう一度問います。我々の要求を受け入れますか?」

「返事はこれだ……」

「わかりました。では計画を変更します」

 鉄臭い唾を顔に浴びたアブラスはマリアを立たせたまま彼女の首筋に噛み付いた。

「んぎぃ!」

 肌をアブラスの犬歯で破られたヴァルキリーの口から声にならない悲鳴が漏れる。

「私は相手の体液を吸収することでその遺伝子情報を解析し、吸われた側の能力や容姿を寸分の狂いもなくコピーできます」

 またマナ・リンク通信でマリアの脳内に直接送り込まれるアブラスの言葉通り、本来は金色であった彼女の髪は濃紺色へと、赤い瞳は琥珀色に変化し始めた。

「こい……私に……なろ……と……!」

 良いように体液を吸い取られるマリアの表情が絶望で染め抜かれていく。

「イスラエルという道徳的にも社会的にも正当化されていないユダヤ人国家が作り出したサブラ・グリンゴールドというヴァルキリーの細胞から作り出された私は――」

 眼鏡を掛けた戦乙女の口にする未来人にしか知り得ない秘密情報の数々は、自分が最も恐れていた事態が間近に迫っている現実を前にして絶望するマリアの耳には入らない。

「マリア・パステルナーク本人となってヴォルクグラード人民学園の政治中枢を掌握し、グレン&グレンダ社の忠実かつ高性能な歯車として同学園を管理します。無論、その中にユーリ・パステルナークの居場所はありません」

「そん……な……」

 明確な言葉でこれから起きる不可避の未来を突き付けられたマリアの瞳に宿る光が消え、

「ああ……」

 手から力が抜けてだらりと下がった。

「神よ……」

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