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学園大戦ヴァルキリーズ  作者: 名無しの東北県人
学園大戦ヴァルキリーズ新小説版 サブラクロニクルズ
194/285

HOMECOMING 3

 一体誰がシャローム学園を実質的に支配しているのか?

 その答えは、アルカを作り出したグレン&グレンダ社の人間ですら知らない。

「DRFLA」

「アルカ解放のための民主的改革運動」

「現在ショー&ナイ・エアベースのエル・アル航空(注2)機を襲撃しているこの武装勢力の情報はモサドのデータベース上にさえ存在しません」

 アルカの地下深くに存在する巨大な議場でダビデの星と『01』、『02』、『03』がそれぞれ記された漆黒のモノリス達が言葉を交わす。

 生命の息吹が一切感じられない無機質な空間に立つこれらのモノリスこそシャローム学園の真の支配者たるX生徒会であり、アルカにおけるユダヤ人達のブレインだった。

「しかしこの武装勢力は精強かつ十分な装備を有している」

「グレン&グレンダ社。やはり我々とは相容れない存在だったか」

 01のモノリスと02のモノリスがそれぞれ電子加工された言葉を発する。

「既にタスクフォース・ハヘブレを現地に向かわせてあります」

 それに対して女声の03が返答した。

「差し当たり、それで彼らの実力が測れましょう」


 注2 イスラエルの国営航空会社。

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