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学園大戦ヴァルキリーズ  作者: 名無しの東北県人
学園大戦ヴァルキリーズ新小説版 RAID ON FINAL FRONT 1950
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用語

 ■ アポカリプス・ナウ


 一八〇〇年代の末期、地球に落着した隕石によってもたらされた世界規模の大災害とそれをきっかけにして始まり、その後十五年間続いた世界規模の戦争。


 ■ アルカ


 グレン&グレンダ社が考案した、戦闘用の人造人間『プロトタイプ』を各国の代理勢力である『学園』に所属させて学園軍による本国同士の代理戦争を行う場所。

 日本の山形県を丸ごと利用しており、市や町の一つ一つに各国の学園都市が配置されている。

 民族対立、資源の利権、タラの漁業権等、国同士の間で起きた問題は全てアルカにおける学園同士の戦いで処理され、『戦いに勝った側が善で負けた側は悪』という強引かつわかりやすい形で終結する。


 ■ プロトタイプ


 アルカ学園大戦で『学園』というコミュニティの根幹を成す戦闘用の人造人間。

 常人の数倍の成長速度と寿命を持つ。

 ほぼ全ての個体が強い戦闘衝動を持つようにプログラムされているため、卒業後社会に適応できず多くがPMC隊員としてアルカに戻っている。


 ■ ヴァルキリー


 大量生産されるプロトタイプの中で地球に落下した隕石内に含まれていたマナ・クリスタルという鉱石と、それに含有されるマナ・エネルギーとの親和性を有した少女達。

 液状化したマナ・エネルギーが固着して形成される『マナ・ローブ』を纏うことで戦車の装甲と火力、戦闘機の速度と機動性を人間サイズで実現している。

 背部ユニットを使っての飛行や『マナ・フィールド』と呼ばれる堅固な防御障壁の展開、グレン&グレンダ社によってブラックボックス化された強力なマナ・エネルギー兵器を使用することができる。


 ■ PMC


 Private Military Company(民間軍事企業)の略称。

 戦闘、警備、後方支援といった軍事的サービスをクライアントに提供する新しいタイプの企業。

 一九五〇年現在、アルカにおける戦いは学園の持つ正規軍同士ではなく、学園に雇われたPMC同士によって行われる。

 アルカにおけるPMCは一般社会に適応できないプロトタイプのアルカ卒業生や在学中の生徒で構成されている。


 ■ シュネーヴァルト学園


 アルカにおけるドイツ連邦共和国の代理勢力。

 学園都市はアルカ南東部のタカハタベルク。


 ■ パブリック・スクール・オブ・ブリタニカ


 アルカにおけるグレートブリテン及び北アイルランド連合王国イギリスの代理勢力。

 学園都市はアルカ北西部、日本海上に浮かぶトビシマ・アイランドにある。


 ■ ヴォルクグラード人民学園


 アルカにおけるソビエト社会主義共和国連邦の代理勢力。

 学園都市はアルカ北西部の港町サカタグラード。


 ■ エコール・ド・サン・シール


 アルカにおけるフランスの代理勢力。

 学園都市はアルカ南部のナガイシティ。


 ■ ガーランド・ハイスクール


 アルカにおけるアメリカ合衆国の代理勢力。

 学園都市はアルカ東部のテンドーシティ。


 ■ 和州学園


 アルカにおける日本の代理勢力。

 学園都市はアルカ南東部のヨネザワシティ。


 ■ スピリットウルフ社


 旧ドイツ系シュネーヴァルト学園、タスクフォース609の指揮官であったエーリヒ・シュヴァンクマイエルが立ち上げた民間軍事企業。

 ドイツ系とフランス系のプロトタイプで構成されている。


 ■ ダークホーム社


 旧イギリス系パブリックスクール・オブ・ブリタニカのヴァルキリー、キャロライン・ダークホームを最高責任者とする民間軍事企業。

 女性社員が多く在籍している。


 ■ MACTマックティー


 トランシルヴァニア軍事援助司令部(Arca Militarly Assistance Command Transylvania)。

 当時の指揮官はシュネーヴァルト学園のエーリヒ・シュヴァンクマイエル。

 SACSの侵攻に備え、貧弱なハンガリー系トランシルヴァニア学園の学園軍を支援、教育するために各校から集まった将兵で編成された組織。

 トランシルヴァニア戦争ではMACTに所属するSOG(特殊作戦群・Special Operations Groupの略称)隊員が早々に壊滅したトランシルヴァニア学園軍の代わりにSACSと戦闘を行っている。

 現在は解散し、当時のメンバーの多くがエーリヒの立ち上げたスピリットウルフ社に在籍している。


 ■ 第三十二大隊


 ラミアーズに対抗するため行き場の無くなったドイツ系プロトタイプの戦争犯罪人で編成された捨て駒の部隊。


 ■ SACSサーカス


 アルカ学園大戦に始めて出現したPMC。

 Skull And Crossbonesを略してSACSと呼ばれる。

 第三十二大隊がラミアーズ壊滅後、名を変えたもの。

 組織の拡大に伴い、ドイツ系以外のプロトタイプも参加している。

 禁じられている学園への直接攻撃を金次第で請け負う強力な武装集団として多数の学園をアルカから撤退させ、1947年にクライアントからの依頼でハンガリー系トランシルヴァニア学園に侵攻、『トランシルヴァニア戦争』を引き起こす。当初は優勢だったものの最終的にはMACTに敗退して全滅した。


 ■ ラミアーズ


 かつてアルカに存在した『死による生からの解放』を信奉するテロ組織。

 様々な理由で各校を離脱した生徒達によって組織され、ヴァルキリーであるアビー・カートライト指揮の下1945年に『ラミアーズ戦争』を引き起こすが、各校が共同して行った反撃作戦によりアビーは死亡、組織も壊滅した。

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