表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋の君へ  作者: ななえ
大学生編
110/127

神さまの手のひら5

 哲士が目を覚ますと、一番に見えたのは白い天井だった。

 蛍光灯に照らされた天井をぼんやりと見つめながら、自分がなぜここにいるかを記憶をたどって探る。なんだか無我夢中で非常に強い思いを意識が途切れる前に抱いていた気がするのだが、思い出せない。

「哲士!」

 意識にかかる霞をふき飛ばすような声が脇からして、その方向を向く。横たわったまま顔だけ横に向けた。

「哲士! 哲士!!」

 母親が泣きながら金切り声を上げて、座っていた椅子から身を乗り出していた。その後ろには仕事に行くスーツ姿の父がいて、その脇には高校の制服姿の妹がいる。号泣する母は言うまでもなく、父も妹も神妙な顔をしていた。

 部屋を目だけで見回す。窓際に哲士の今寝ているベットがあり、サイドテーブルに冷蔵庫、テレビ、部屋のすみには洗面台。寝るためだけのこの部屋は病院の病室のようだ。だが、自分がなぜここにいるのかが理解できない。

「車に飛び込むなんて、バカなことを……!」

 哲士がどうしたの、と聞く前に、母は哲士の寝ているベットに突っ伏して火がついたように泣き始めた。この事態の説明を求めて父と妹の方に視線を向けると、妹も涙ぐみ、父は眉根を寄せて沈痛な表情を作った。

「哲士。お前は公園の前で飛び出しした小学生をかばって車に轢かれたんだ。覚えているか?」

 父に低い声音で問いかけられて、哲士の記憶は一気によみがえってきた。その瞬間、上体を起す。だが、体中に痛みが走って、体を起こしたところで足の激痛に呻いた。

「お兄ちゃん!」

 妹に体を支えられながら、哲士は乾いてよく声が出ない喉を震わせる。

「俺の、足は……っ」

 起きた時から右足を中心に痛みがある。それどころか足が動かない。右足は利き足だ。ここを負傷してしまっては走りのバランスがとれなくなる。

 いや、そもそも俺は走れるのか――、その問いが頭によぎった時、心臓がつかまれたように息苦しくなり、すがるように父親の顔を見る。蛍光灯の人工的な白さに照らされた父の顔は、いつもよりも年齢によるしわやたるみが目立ち、疲れて見えた。

「インカレが……インカレ本選が近いから、一刻も早く練習に復帰したいんだ」

 言葉が止まらない。話しているだけで全身が痛いのに。でも、話し続けていなければならない。言葉が途切れた時に真実を知るのが恐ろしいから。

 休むことなく口を動かす。

「それに俺、部長だから、長い間部活を休むわけには――」

「哲士」

 父親の重い声を無視して口を動かし続けようとしたが、できなかった。

「哲士。よく聞きなさい」

 父親がゆったりとした動きで近寄ってきて、哲士の肩に手を置いた。こちらに注がれる瞳は悲しみとともに、そらすことを許さない強さがあった。

「右足の粉砕骨折。手術が必要になるそうだ。それからは日常生活に復帰するようにリハビリを重ねなければならない。スポーツどころの話ではないんだ」

 背中に妹の手を、肩に父親の手を感じながら、哲士は呆然と父親の顔を見ていた。今言ったことは嘘だというのをじっと待っていた。

 だが、父親はいつまでたってもそれ以上言葉を発しない。哲士の視線を受け続けることが辛くなったのか、ついに瞳をそらした。

「俺は、もう走れない?」

 自分の声が自分のものではないように響く。宵の病室に虚ろに落ちた。

「お前は」

「お父さん! 今ここで言わなくてもいいじゃない」

 口を開きかけた父を妹が制する。母はさらに泣き声を強くする。それでもうわかってしまった。父を見続けることをやめ、自分の掛布団に投げ出された手に視線を落とした。足とは違って、車に轢かれたのに傷一つないきれいな手だった。

「……もう、わかった。俺に陸上選手としての先はないんだろう?」

 家族が息をのんだのがわかった。同時にそれが答えだとも。

 父が目線をはずしたままで言う。

「……医者は、お前が元のように……少なくとも競技者として走るのはもう無理だと言った」

「お兄ちゃん! でもお医者さんはリハビリ次第では普通に走れるかもしれないって言ってたよ。競技で続けなくても、趣味で続ければいいじゃん」

 妹の不自然に明るい声に、怒鳴る気力も湧き上がらない。自分にとって陸上は趣味で続ければいいというような単純なものではないのだ。陸上があったから今まで生きてこれた。陸上が哲士の支えで希望だった。

 けれども、それを他人にわかってもらうために説明をつくす気には今の哲士ではならなかった。あっさりと他者の理解を放棄する。

「悪いけど、しばらくひとりにしてくれる?」

 その言葉を絞り出すのが精いっぱいで、それきりもう何を見るのも聞くのも億劫になった。涙も出てこない。本当にショックを受けると何も考えられなくなるのだと哲士は知った。誰もいなくなった病室で哲士はぼんやりと宵闇が濃くなっていく窓の外を見る。

 自分がなぜあの少年をかばってしまったのか。また、あれほど焦がれたインカレに出れないだとか、もう走れないのだとか、そういったことは一度も考えなかった。現実感がなく、自分自身でも不思議なくらい何時間でも窓の外を見ていられた。

 哲士の意識を引き戻したのは、病室の外から響く母親のヒステリックな声だった。哲士は開く気配のない扉に目を向ける。

 耳をそばだてると、母親の声が断片的に聞こえてくる。そのまま哲士は耳を傾けていた。

「……あなたが……飛び出したから……あなた……せいで」

 切れ切れに耳の届く声からは、母が何かを責めていることが知れた。息子がこうなって母が責める対象などひとりしかいない。むしろこうなることは当たり前だというのに、そんなことにも気付けなかった自分が忌まわしい。

 哲士は小学生を庇って轢かれたのだ。おそらく母が今責めているのはその少年だ。彼を擁護しないといけない。自分は彼の一番の味方でありたいと思ったのだから。

 ベットから降りようとしたところで、体の痛みにバランスを崩して床に転げ落ちた。リノリウムの床は容赦なく哲士の体に衝撃を与え、激しい痛みが走る。見れば足は大きなギプスに固められ、二倍ほどの太さになっていた。

 哲士があまりの痛さに床の上で動けないでいると、ベットからの落下の音を聞きつけたのか血相を変えて家族が病室に飛び込んできた。床でうずくまっている哲士に母親は悲鳴を上げ、父親は駆け寄ってくる。肩を貸してくれた父親に寄りかかりながら何とか痛みをこらえて立ち上がった。立ち上がる、歩く、そんな当たり前のことすら人に手を貸してもらわないとできないということに今更ながらショックを受ける。

 とりかこむ家族と哲士を病室の扉のところで見守っていたのはあの少年と若い女性だった。少女というには大人びている、哲士と同じくらいの年齢の女性は、チェックのベストと紺のタイトスカートという事務服姿だった。前下がりのショートボブに囲まれた顔は小さく、その奥のつり目は少年との相似を感じさせる。たぶん彼らは歳の離れた姉弟なのだろう。姉の隣で、弟は肩をいからせ唇を噛みしめて必死に涙をこらえている。だが、少年の頬と膝にガーゼが貼ってあったものの大きな怪我はなさそうで哲士は安心する。

「その子は悪くない」

 母親に向き直って哲士ははっきりと言い放つ。

「俺が勝手に車に飛び込んだんだ。その子は悪くない」

 哲士がそういった瞬間、少年が反射的に顔を上げ、涙が今にもこぼれそうな目で何か言いたげな顔をした。哲士はその少年を何も言わなくていいと目で制す。おせっかいをするな、余計なことをするなと言った彼に最大の余計なお世話をして、心に傷をつけたのは哲士だ。

 そういうと同時に、自分自身が誰も責められないのだと思い知る。自分自身が望んでこの結果を引き起こしたのだ。インカレ出場不可能になったのも、走れなくなったのもすべて自分のせいなのだ。思考に逃げ場がなくなっていく。

 しん、と室内は静まり返っていた。その静寂を母親の嗚咽が破る。

「でも哲士っ! この子がいなかったら、怪我しなくて済んだのよっ。こんな不自由な体になって、就職だって結婚だって……!!」

 子供のように大きな声で再び泣き叫んだ母をを他人事のように眺める。就職、結婚、それらに実感はない。ただ思うのはインカレのことだけだ。昨日は走っていて、つい数時間前も走っていたのに、今走れないなんて嘘だろう、と。

 修羅場の様相を呈していた室内を、いったん正常なものにしかけたのは、少年の姉の声だった。

「この度はお詫びのしようもないのはわかっております。ですが、申し訳ありませんでした」

 この場の誰よりも落ち着いた声で姉が頭を下げる。哲士とそう変わらない年頃に見えるのに、彼女はいっぱしの大人に見えた。

「あなたはやった方だから落ち着いていられるのよっ」

 涙でぐじゃぐじゃになった母親のなじる声が飛ぶ。少年の姉は少しの俊巡もなく膝を折った。哲士が土下座、しかも女性のを初めて見た瞬間だった。

「申し訳ありませんでした」

 蛍光灯が、彼女の華奢な背中を照らす。顔は下を向いているから、声は落ちていくはずなのに、不思議と彼女の少し低い声はよく通る。少年を含め、誰もが言葉を失った瞬間だった。

 水を打ったような沈黙の中、最初に動いたのは父だった。妹に視線で錯乱している母を外に連れていくように求め、自分は支えていた哲士をベットの上に下ろした。それから、母と妹が出ていったのを見計らって土下座し続ける姉のそばに膝をつく。

「妻が取り乱して悪かったね。さあ、君も顔を上げて。話をしたいからご両親を呼んでもらえるかい?」

 おだやかな声で話しかけた父とは対照的に、姉の方はびくりと肩を震わせた。

「……親はいません。数年前に他界しました。今は私が弟を育てています」

 言い淀んだわずかな間があった後、彼女は頭を地面にすりつけるようにより深く下げた。

「私が両親の分まで償いをします」

「ご、ごめんなさい! ごめんなさいっ。姉ちゃんを責めないで!!」

 弟の方が姉の前に立ちはだかる。庇い合う姉弟。

 哲士は何とも言えない気持ちでそれを見ていた。彼らは哲士のことで謝っているはずなのに、何だかとても遠いものに感じた。

 心が鈍く麻痺した自分に、今は何も届かない気がしていた。








 香代子はインカレに向けて練習に励む哲士の代わりにバイトのシフトに入っていた。その香代子のもとに、ものすごい勢いで根本がやって来た。

「マネージャーっ!」

 ガソリンスタンドに突っ込むようにして根本は彼のバイト先の社用車を停め、こちらに駆け寄ってくる。根本は自販機の補充員のバイトをしている。それに使う小型トラックもさることながら、彼はシャツにワークパンツというバイト先の制服姿だった。

「根本……?」

 おちゃらけおとぼけが基本形な根本にしては、今は剣幕が険しすぎる。彼が持ってきたただならぬ事態を感じて、香代子の心に不安が広まる。

 香代子の前に立った根本は、これまでにないくらい固い顔をしている。 

「マネージャー、部長が」

 “部長”という単語に一瞬で息が苦しくなった。自分たちにとって部長の単語が指し示す人物はひとりしかいない。

 根本は動転ぶりを表すように、「部長が、部長が」と繰り返してから言った。

「部長が車に轢かれたって」

 根本の言葉に反応したのは香代子ではなかった。今はちょうど昼勤から夕勤に変わるところだったので、哲士ラブなパートのおばさまたちが多くいたのだ。ただならぬ根本の様子に聞き耳をたてていたらしいおばさまたちがサラウンドで「車に轢かれたぁっ!?」と驚きを露にした。

「それって交通事故ってことっ?」

「哲士くんの様子はどうなのよっ」

「怪我はっ?」

 口々におばさまたちが根本に問いかけてくる。根本は異常事態のため、感覚が麻痺しているのかその勢いに臆することもなく、「わかんないっす。入院してるって聞いたから、今から行ってきます」と険しい表情のまま答える。

「そう。じゃあ早く行きなさい」

 おばさまのひとりに背中を押されて、香代子は根本の乗ってきた社用車の方へ向かわせられる。

「あんたのシフトはワタシが変わってあげるから」

「哲士くんの状態がわかったらすぐに連絡するのよ」

「哲士くんのこと、しっかり励ましてきてちょうだい」

 これからおばさまたちと交代でシフトに入るはずだった香代子は思いがけないその優しさに「ありがとうございます!」と頭を下げ、根本の小型トラックの助手席に乗り込んだ。すぐさま根本も運転席に飛び乗ってくる。

 おばさまたちに見送られながらバイト先のガソリンスタンドを後にし、根本に「部長が事故ってどういうことっ!?」と詰め寄る。根本は運転しながら説明してきた。

 ふたりいないとできないトレーニングもあるため根本と哲士はできる限り一緒に自主練をしているそうだ。昨日の夕方と今日の早朝も運動公園で待ち合わせしていたけれど、そのどちらにも哲士は現れず、携帯に電話してもメールしても反応はなかった。几帳面な哲士だけに根本は心配になり、ついにさっき――バイトの休憩中に哲士の実家に電話を掛けた。そこで哲士の妹という人物から事故のことを聞いたという。

「怪我の状態はっ?」

「……わかんねえ。俺あわてて、入院先だけ聞いて電話切っちまって」

 瞬間的に何で聞いておかないの、と根本を責めたくなるが、香代子はこらえた。自分だって同じ状況になれば同じことをしでかすかもしれない。

 間もなく根本の運転するトラックは哲士のいるという大学病院に着いた。トラックから降りたら、ふたりして哲士の状態を一刻も早く確かめたくて走っていた。受付で哲士の入院している病室を聞き、駆ける。根本は背中に大きく某飲料メーカーのロゴが入ったシャツ、香代子はガソリンスタンドのユニフォームである赤のつなぎと、バイト先からそのままやって来ましたという自分たちの格好はかなり注目を集めていたけれど、それに構っている余裕はなかった。まだ夕方なのに静かな廊下に、ふたり分の足音だけが響く。

 やがてたどり着いたスライド式のドアのわきに、『三〇六号室 緒方 哲士』というプレートがあった。それを見ても哲士が怪我をしただなんて信じられない。

「部長!」

 根本がノックもなく扉を引く。音もなく引き戸は滑り、夕日の指す病室が目の前に現れる。ふわりと薄手のカーテンが初秋の風に揺れた。

「マネージャー、根本」

 鈍いとすらいえる動きで、こちらに視線を向けた哲士に、前に立つ根本の背中が強ばったのがわかった。香代子も息を詰まらせる。

 短く切られた髪には目に染み入るほどの白い包帯が巻かれ、病院の薄いブルーの寝衣から伸びた足は、膝から下が石膏で固められていた。ベットの上の哲士の足は、置物のようで、生気を感じなくて、香代子は背筋に寒気が走る。

 そんな風にギプスで固められては走れない。香代子の胸に浮かんだその危機感に、根本もたぶん同じことを思ったのが容易に想像できた。

「部長、足……っ!」

 根本の切羽詰まった問いかけに、哲士はゆるく首を振る。

「骨が粉々になってるって言われたよ。百分の一秒を争うような陸上選手としてやっていくのはもう無理だってさ」

 哲士は薄く笑んですらいた。西日を受けたその表情が、なげやりにも悲しみにも見えたけれど、どちらも違うようにも見えた。

 根本がその場に全身から力が抜けたように膝をついた。

「嘘だろ、部長。嘘だろ!!」

 嘘であってほしい。頼むから嘘であってくれ。根本は自分の願いを叩きつけるように言った後、その顔がくしゃくしゃに歪んだ。

「嘘だろ、部長……嘘だって言えよ。言ってくれよ、なあ」

 力と勢いがなくなっていく根本の声に、哲士は答えず、ただその姿を見ていた。とても静かな凪いだ目をしていた。

「……部長。部長ーッ!」

 哲士の瞳にすべてを認めざる得なかった根本は床に突っ伏して大声で泣いた。その背中を丸めて激しく震わせる姿を、香代子はどうすることもできず、呆然と眺めた。

 根本は走る男だ。そして哲士もまた距離は違えど走る男だ。だからこそ、足が使い物にならなくなる本当の悲しみが根本にはわかるのだ。

「何でっ、何で足なんだよ! 何でよりによって足なんだよっ!!」

 根本の拳が病室の床を叩く。何度も何度も鈍い音が響く。けれども、その音は次第に弱くなり、後には根本の慟哭だけが残った。香代子はただ突っ立っていることしかできなかった。

 根本の激しい嘆きを、どこまでも哲士は動かない目で見ていた。それは激しい喪失に色をなくしているのではない。本当に悲哀の見えない無の瞳だった。

「根本、そんなに泣くなよ」

 いつも通りの哲士の声が、根本へ向けられる。どんなに見ても、哲士の様子は変わりなく、香代子や根本や由貴也が頼りにする“部長”だ。取り乱さない、弱さを見せないみんなの部長だった。

「俺、何か実感なくて、涙も出なくて……だから、代わりに泣いてくれてありがとな」

 根本にかすかな微笑みすら向ける哲士は、不自然なほどいつもと変わらない。そのおだやかすぎる空気の中にいる普通すぎて今の状況では普通ではない哲士に、香代子はもし、という仮定を考える。

 もし、事故のショックが大きすぎて、哲士の心が考えることを止めてしまったとするなら、それは危険なことなのではないか。いつまでもいつまでも、現実から逃げては生きられない。そのままで生きるすべがあるとするならば、発狂することだけだ。

 哲士がいずれ真正面からこの状況に向き合った時、どうなってしまうのだろう。

 赤い光が病室の家具を照らし、長い影を作っていた。どこまでも伸びていきそうなその影は、香代子に未来を考えるのを止めさせる。影の色があまりに色濃くて恐ろしくなったからだ。

 哲士の目は今はまだ、その影の暗さをまったく意識していないかのように見えた。そして病室にはこの場の誰よりも現状を理解し、正常な反応をする根本の嗚咽だけが残された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

サイトに戻る
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ