表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
即興短編集  作者: 牧田紗矢乃


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/6

PC解体/ラブコメ(500文字)

 PC解体部の朝は早い。

 まずは午前六時集合で走り込み。

 重たいPCを持ち運ぶには体力が欠かせないもんね。


 午後は学校裏の雑木林を歩き回る。

 運が良ければ不法投棄のPCが落ちているから、それを回収して解体する。

 今日は特に大漁の日で、三台目のPCを見付けて手を伸ばした。


「あっ」


 伸ばした指先が触れ合う。

 そこにいたのは蓮田高校のPC解体部のエース、破壊田(はかいだ)くんだった。


「雨陰堂高校の……」

「……どうも」


 当然のように相手にもこちらの素性がバレていた。

 幸い、今日は他にも収穫があった。

 ここは引き下がるべきだろう。


「これ、どうぞ」


 破壊田くんに告げて背を向ける。

 歩き始めて少ししてからだった。

 いて、という破壊田くんの声が聞こえた。


 彼は、雑木林の木の根に足を取られて転倒したようだ。

 足をくじいてしまった彼を置いていくわけにもいかず、私はPCを抱え、破壊田くんに肩を貸して彼を蓮田高校まで送ることにした。




「これ、この前のお礼」


 破壊田くんが一台のPCを持ってきた。

 私はそれを部室へ運び込むと、さっそく解体を開始する。

 まずはネジを外してケースを開けて……と。


 ひらり、と一枚の紙が床に落ちる。

 そこに書かれていたのは十一桁の数字だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ