表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/11

⒐ 精霊ミリー降臨

「」の中はセリフ、『』の中はキャラクターの心の声となっています。

王太子の言葉に、普段ならば従うところだが、ミリーは無視した。

「クリスティーナ様の真の御力に気付かなかった愚か者共に従うなど、あり得ぬ。まぁ、ラインハルトとやらは、クリスティーナ様を守ろうと足掻いていたようだがな。そこは、評価してやろう。」

唐突な王太子に対するとんでもない無礼な発言に、その場にいた全員(カトリーヌとナーシャは、情報処理中の為、いないものとする)が目を見開いた。


すると突然、ミリーの身体が光に包まれ、光が収まり彼女が再び姿を現わすと、彼女には虹色のアゲハ蝶の羽根の様なものがついていた。

「嘘だろ。そんな、幻の「虹精霊」が現れるだなんて…」

ラインハルトは、頭を抱えて呟いた。

「しかも、人間は精霊より下の立場なのに、クリスのことを「様」付けしているって事は… これはかなり、大事になってきたぞ…」


ラインハルトは、「今までマイヤー家が行って来たことが…」や「精霊の怒りが…」などと言っていたが、ミリーは綺麗に丸無視して、

「クリスティーナ様、国ごと焼き尽くしましょうか?」

などと物騒なことを言っている。


クリスティーナは、勝手に妄想していた。

『これは、私が何か要望を叶えるチャンス⁉︎ 私は、ずーっと、学園に通いたかった。今なら、通える!でも、色々とやらなきゃいけないこともあるっぽいから、来年の入学試験までに間に合うかしら…』

誤字報告など、宜しくお願いします。また、感想や評価、ブックマークなども宜しくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ