《ここまでの登場人物と用語説明》
――――◇――――ウルドの村の住人――――◇――――
【山人】
現代日本から異世界に転移してきた普通の青年。
趣味は山登りと道具作り。人付き合いはあまり得意ではなく、特に子どもの相手は苦手。
一宿一飯の恩を感じて、滅亡の危機にあったウルドの村のためにいろいろと頑張る。
手先は器用だが人間関係に(特に恋愛感情)ついては、いろいろと鈍感で不器用。
・現時点の特殊な所有物と装備:ハン馬の“王風”、老鍛冶師ガトンの最高傑作の片刃の剣、岩塩鉱山の所有権、霊獣の核
――――《ウルドの民》――――
:辺境の山岳地帯に住む少数民族。カラフルな民族衣装や独自の文化を形成して、山奥の盆地で静かに暮らしていた。実は遥か昔は、大陸制覇を唱えていた戦いを好む民族の生き残りの部族。
【リーシャ】
ウルドの村の村長の孫娘。
美しい顔立ちの少女で、年老いた祖父の代わりに村長代理としてヤマトと共に村の再興に奮起する。十四歳の成人。優れた狩人であり指揮能力も向上してきた。
・現時点の特殊な所有物と装備:機械長弓
【村長】
ウルドの村の村長。
リーシャの祖父であり紳士的で礼儀正しい初老の男。村の危機を救うために、外部から来たよそ者ヤマトとリーシャに村の全権を委ねる。実はかなりの策士で腹黒い裏の顔もある。秘蔵の地酒が徐々に減っていっているのが、最近の悩み。
・現時点の特殊な所有物と装備:秘蔵の酒
【村の老人たち】
ウルドの村に取り残された老人の方々。
革細工・食料加工・ウルド布織り・磁器製作・ウルド式建築技法など数々の職人技術をもっている。子供たちにその伝統技術を継承させつつ、村の留守をしている。
年配のために体力はなく力仕事には向かなかった……が、ヤマトが村に来てからなぜか元気と力を取り戻している傾向がある。
【大人たち】
悪い領主に連れていかれた人たち。それで十四歳以上から老人未満の大人が村には誰もいない状態だった。現在はどんな状況下にあるかは不明。
――――《山穴族》――――
:“鉄と火の神”に愛された小柄で横幅のある種族。手先が器用で鍛冶師や職人、鉱山師の優れた才能を持つ。頑固でウソをつかず曲がったことが嫌いな性格。
【ガトン】
ウルドの村の辺境に住む山穴族の老鍛冶師。
頑固者で口が悪い職人肌な老人。だがその鍛冶師としての腕は確かで、ヤマトの汚い図面を瞬時で理解して速攻で製作する能力を持つ。
実は大陸でも三人しかいない“鍛冶師匠”の称号をもった凄い匠。
・現時点の特殊な所有物と装備:霊獣の大牙〈素材〉、鉄壁の大盾
【岩塩鉱山師たち】
ガトンの元鉱山同僚で家族と共に百年ぶりに戻って来た。岩塩を掘り出す代わりに、生活の面倒をウルドの民にみてもらう契約だ。村外れに住むことになった。
――――村の子供たち――――
――――《ウルドの民》:
【ガッツ】
村の子供の中での最年長の子。
熱血漢で短絡的な性格だが、統率力があり子供たちのガキ大将的な存在。コツコツした作業より弩での狩りの方が好き。年齢はリーシャより少し年下。
・現時点の特殊な所有物と装備:弩
【絵描きの少女】
ガッツと同じ歳の物静かな少女。
力仕事や荒事は苦手だが、絵や文字を書く能力に優れている。その才能に気がついたヤマトから村での書記としての任を受けている。読書が好きで村の書庫に籠るのが楽しみ。
最近は村長の孫娘リーシャの手伝いをして、村の経理や管理も行っている頭のいい子。年齢はリーシャより少し年下。
・現時点の特殊な所有物と装備:現代日本の大学ノートや筆記用具
【ウルドの民の子供たち】
両親を悪い領主に連れていかれた可哀想なウルドの子供たち。
純真無垢な性格で好奇心が旺盛な子が多い。それでいて恐れを知らずたくましく生きていく。普通の民族より身体能力が高く、森林山岳での活動を得意としてきた。
・現時点の特殊な所有物と装備:弩
――――《ハン族の民》――――
:草原の遊牧民で馬を手足のように扱う才能を持つ部族。畜産や騎乗弓の技術に優れており、孤児たちがウルドの新しい住人となった
【クラン】
ハン族の美しい少女で歴代族長の直系。今は生き残ったハン族の子供で結成した弓騎兵を束ねる身分にある。特に優れた騎乗の弓の才能を持ち、負けず嫌い。年齢はリーシャより少し年下。
・現時点の特殊な所有物と装備:覇王短弓、ハン馬
【ハン族の子供たち】
草原の民の子供たちで、新しいウルドの村の住人。年齢はバラバラだが、全員が優れた騎乗の弓の才能を持つ。普段は村の農業や畜産などの仕事をしている。
・現時点の特殊な所有物と装備:覇王短弓、ハン馬
――――その他――――
【悪い領主】
ある日突然、ウルドの村に進軍して大人たちを全員連れ去っていった悪い人。村からかなり遠い大きな街に本城があり、そこに住んでいる。なぜウルドの大人だけを連れ去っていったか謎。
【風車小屋の山賊団】
ウルドの村を狙っていた武装集団。事前に察知され逆に全滅させられた。持っていた荷馬車と引き馬二頭をはじめとする財産は徴収された。
【岩塩鉱山の霊獣】
謎の生命体で目的や生態系は不明。騎士団でも手に負えない、とにかく強力な戦闘能力を持つ。
第一形態では“同士討ち”の“呪い”特殊能力を持っていた。
第二形態?では、復活再生や漆黒の触手による圧倒的な攻防の能力に、“呪い”は変化していたようだ。




