第151話:登場人物のおさらい
《登場人物と用語のおさらい》
――――◇――――ヒザン帝国――――◇――――
大陸の東にある軍事大国。自国は土地が貧しいために、侵略による併合政策をとっている。
【皇子ロキ】
大陸東方にあるヒザン帝国の皇帝の実子で第三皇子。
産まれの事情から皇帝位継承権が低いために、軍人として育てられた。戦術眼や計略に優れ、“紅仮面”とも呼ばれ、大陸各国から恐れられている騎士皇子である。
冷静沈着なイメージがあるが、内に秘めた闘志は熱い。
大剣使いバレスとは騎士学院時代からの学友で、本音を言い合える唯一の親友。
霊獣大戦後はヤマトのことを友として認め、協力をしていく。
基本的に大陸の市民の幸せを望んでいるが、皇帝の命令には逆らえない身分である。
【大剣使いバレス】
ヒザン帝国の騎士の男。
“魔剣”である大剣“暴風”の使い手。鍛え上げられた見事な巨躯の怪力と、鍛えこんだ剣技で帝国でも三本の指に入る強者である。危険な獣臭を放つ猛獣のような騎士で権力には媚びない男。部下からの信頼も厚い戦士。フルネームはバレス・アーバインで皇子ロキの騎士学院時代からの学友。
感情を表に出さない策士ヤマトを毛嫌いしつつ、ライバル視する。リーンハルトとは個人的な友の関係である。