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三題話  作者: 河異零次
4/8

加湿器・時計・地球

はい、河異です。久しぶりの更新です。

まだまだ続くよ。

それでは本編です。どうぞ

冬は乾燥する季節。寒いしパックリ割れは痛いし、動きたくなくなるし。

しかし、どんな理由があろうとも地球は休まず回り続けている。それと同じように、学校だってある。

「はぁ、面倒だ」

そんな一言で物事が片づけられたらどんなに楽な事だろう。

しかし、どんなに面倒な事でも、俺達はやらなければならない訳で。

「そっちボールいったぞ」

「おー」

俺は今野球をしている。何故こんな寒空の下、野球なんてやっているのかと言えば簡単な話、体育の授業だからである。

「まったく。打たれるのにピッチャーやるなよ・・・」

なんて愚痴をこぼしながら、ボールの飛んでいった方に動く。

「走れ走れ!」

そんなんだったらお前が走って捕りに行け。それができないなら俺の自由にさせろ。

これで体育の評価が悪かったらお前のせいだからな。

「それ、投げるぞー」

俺の投げたボールは、スリーバンして二塁に届く。外野から投げたんだからスリーバンは仕方ない。・・・仕方ない。

まったく。外野は仕事してなくても良さそうだったからなったのに、うちのチームに投手をやってノーバンでキャッチャーのところに届く奴が一人しかいないのが悪いんだ。

おかげで俺は大忙しだぜ。

今のところ点数は三対四。うちのチームがギリギリ負けている。

なんでか知らないが、相手は攻撃。こっちは守備がうまい奴らばっかなんだよな。

ちゃんと分けろよ、体育担当。今も何もしないでベンチで寝てるし。あんたそれでも教師かい。

まぁ、先生がいなくともやれるのが体育の授業の理想らしい。

良かったね。理想が叶って。でもさ、仕事はしようよ。

うわっ、腕がガサガサになってる。保湿クリームの効果は何処へいった。

世界中が加湿器で保湿されないかな。・・・されないな。

しかしこの湿度は水分が抜けやすい。まったく。休憩まであと何分だ?

時計を確認しようとするが、ここは土手。時計なんてあるはずがない。

「なんで腕時計を置いてきちまったかなぁ」

時間が気になれば気になるほど時間は遅く進んでいるように感じる。

ここで攻守交代だ。何とかこれ以上点を取らせないようにすることには成功したようだ。

さて、まさかのここでラストセット。これは終わりの時間が近いという事。

「さっさと終わってくれよ・・・」

そんな俺の願いとは裏腹に、俺達のチームは粘った。

ファールを四回出したうえで、ヒット。

ボール二回、ファール一回でヒット。

ボール一回、ファール一回で三振。

ボール三回、ファール二回で、デットボール。

ボール一回、ファール五回で、三振。

最後のバッターは、・・・俺だ。

なんだよ。皆こいつが決めてくれるみたいな顔しやがって。

やだよ。一点でも入ったら相手の攻撃になるじゃん。俺はのどが痛いの。早く水が飲みたいの。

「さっさと見送ろ」

一球目。ストレートど真ん中。

二球目。ボール。外角高め。

三球目。これもボール。今度は内閣低め。

四球目。これはデッドボールになりそうなのをかろうじて避ける。危ないなあいつ。

五球目。俺が振れば終わるじゃん。振っちゃお。どうせボールしか来ないだろ。

しかし、なんと五球目はど真ん中ストレート。思いっきり振られたバットの真芯に当たり、ボールは川に落ちてしまった。

そこで試合は終了。ボールがなくなっちゃったから仕方ないよね。

と、なるはずだったのに。体育担当が、

「ボール?ああ、そこのカゴに入ってるだろ?」

と、追加のボールが入ってきたせいで試合は続行。

アイツめ。寝てたくせに余計な事しかしねぇ。

「まったく。面倒だ」

これからは、しっかり水筒持ってくるようにしよう。

はい、改めましてこんにちは。河異零次です。

三題話は本当に関係のないキーワードを使うので、話の流れは作れても、内容までは書けないってことが多いです。すでに三つほどボツになっております。

本当に心折れかけました。

それでも暇があったり、調子が出てきたら書きたいと思っています。

ではまた次回をお楽しみに~

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