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99+α ep2.公式ダンジョン篇

◆主人公の憂鬱

 なし崩しにぼくの主人を宣したアルファ嬢。

 彼女はカステラの国を目指すくらいに甘いもの好きらしい。

 旅路で大きな街に寄る度甘味屋を探す悪癖を除けば、まあ悪くない主君だった。

 しかし「悪くない主君」と「いい主君」の間には、マリアナ海溝くらい広くて深い溝がある。

 それに、どうせならいい主君よりいい友人が欲しいものだね。

 ニンゲンは兎角ワガママだ。

 湯浴みとかでも、こちらに気を遣ってか、少年の劣情を刺激しないのはありがたいね。

 トラベリングたちも甘味好きであり、異名のトラブリングに相応しく、厄介ごとばかり巻き起こす。

 昨日もトルゼの街の甘味処貧乏提督亭で魔法を使わずに粉塵爆発を引き起こした。

 幸いなことに七つ道具の丸薬でケガ人はいやせた、また店舗の被害は首輪の売却代は底をつくだけですんだが。

 当人たちは、次はどの装飾品を売ろうか? と、相談している。とんだ極楽とんぼだ。

 

◆まじない師の嘆き

どうやら九十九くんはユーモアセンスが欠除しているようだ。

 私たちトラベリング=旅をする人を、トラブリング=厄介ごと起こしと混同するとは。

 以前、狼を追い払えなかった焚き火の火を大きくした魔法を、火を操る魔法と思い込んでいる節がある。

 あれはただの幻術だ。

 私、オージェ・ベリーナイスが使える魔法はいつつ。

 まず、幻術。光から闇まであるていどの大きさ、直径三メートルの球程度まで作れる。

 次に邪眼。私と視線を合わせたものを魅了する。これは、瞬きすると効果が終わってしまう。

そして呪詛、相手を不快にする。実体のない苦痛から、実際にできる疣まで不快の幅は広い。

 集中を削ぐくらいしか効果がないが。

 残すは満水。容器に清水を注げる、最大で一リットル程度。

 応用範囲ひろし。

 最後は魔法破り、魔法を打ち消す魔法だ。

 集中力さえ伴えばかなりの術者のそれさえ打ち消せる。

 魔法の源は精霊の女王の一柱「灰色の闇」との契約だ。

 契約の内容は密儀ゆえ、詳らかにはすまい。

 魔法は「灰色の闇」の配下である、世界に偏在する下級精霊を詠唱の韻律により招くことから始める。

 魔法を行わせた後に使役の代償として、周囲の魔力を下級精霊に食わせる必要がある。

 私の杖は下級精霊が好む香木からできており、詠唱で下級精霊に呼びかける手間を減らしている。

 

・・・・しかし、幻術以外は地味な魔法ばかりだ。 

 

◆ブルーベリーの甘い日常

「わーい、キャラメルポップコーンのニオイだ」

 それにしてもツックーは酷いなあ、砂糖が爆発したのは不幸な偶然。

 本当は小麦粉をぶちまけて、見えない刺客を見破ろうとしただけなのに、

 刺客は多分、上位精霊だよ、あの刺客は。上位精霊の属性は地水火風らしいから。

 実体のない「風」かなあ?


 精霊はよっつの位と、四つの属性に分けられる。


 雅位:龍雷光氷 

 ↑

 上位:地水火風

 ↓

 下位:蟲霧影谺

 ↓

 外位:蛆淀魅闇


 まあ、ババロアは美味しかったよ。 で、判ったよ。

 魔法の武器が必要だ。

 銀の武器では荷が勝ちすぎる相手ばかりだし。

 武器屋の吊るしを買うのは趣味じゃない、公式ダンジョンに行こう!

 特種は伊達じゃあない。

 ドラゴンとか倒してみよう。

 その前にダンジョン攻略の情報誌とかチェックしないと。

 レイピアの出物がないと、探索料払うだけ無駄だからね

 

◆「わたしは愛されている」

 親類縁者から、そう言われ続けて育った。

 人から精霊からお爺さまお婆さまから、わたしを傷つけようとする人はいないはずだった。

 しかし、神請いの儀で大祖霊ダンジョン一世から明かされた。

 わたしの犠牲で、すべての精霊の王たちを無制限に、地上に召喚することができるということを。

 あるいは地上から召還することも可能だと。

 それは神託であった。

 そして成人してから神殿の奥深くでそだった。

 決して世界に絶望せず──精霊王を無条件に召喚しないように。

 そして、自らの命を惜しまないように──召還の際に抵抗しないように、育てられた。

 だが、倉庫の奥で世界魔境地図の写しを見た瞬間、稲妻に撃たれたような衝撃に襲われた、わたしはどこかにいきたい、と。

 そして、地図を開いたとき、頭にあったのは祖父が旅したというカステラの国の赤い大地。

 それは、おとぎ話に聞いただけの異郷異国であった。

 わたしは今、自分の意志でダンジョンの前に立っている。

 勇ましい三人の従者と共に。


◆レイピア使いの墓場

 その公式ダンジョン迷宮の名は「レイピアの栄誉」と言った。

 なので武器はレイピアしか持ち込めない。

 公式ダンジョンで得られる最上の宝物は黒ラエン製のレイピア。銘はレイピア好きの間で名高い「星桜」のひと振りだ。

 黒い半透明のガラス状の物質ラエンの中にミスリルの砕片が無数に浮かび、まさしく星空に舞う、夜桜の如し。

「だそうだね、公式ガイドブックによると」

 ブルーベリーが薄い公式ガイドブックをめくりながら三人に伝えた。

「で、聞き込んだ噂によると、ゴーレムやアンデッドと言った、鉄の塊や急所らしい急所がない魔物主体の力押し型のダンジョンだね」

 有志が作った分厚い非公式ガイドに持ち替える。

「この裏ガイドによると、百回強の探索の内、踏破二回、ギブアップは六十回弱だってね。

 残り五十回弱が全滅だから半分が全滅という無茶苦茶さ。

 踏破率一パーセントちょいだよ。

 石臼転がしの罠、廊下いっぱいの石臼が転がってくる罠が初見だと七割がギブアップ。

 最後の、鉄巨人の眼、動像-ゴーレムとの正面戦闘が、初見だと五割がギブアップ、残り五割が全滅だってね。  しかも、ゴーレムを倒すと五分でダンジョンが倒壊する。

 ゴーレムも強いけど、ゴーレムの胸にある鍵穴に気を取られて、戦闘に集中できないのも大きいって。

 踏破したのは同じパーティーだが、七度目の挑戦で全滅しているし」

 無論、星桜獲得者はいない。

 ゆえに別名はレイピアの墓場だって」

 公式のダンジョンは利用料を徴収した場合は突破可能なことを立証する必要がある。

 多くは帝国教会の神託で保障されているのだ。

 そ以れ外の辺境では地図の公開などで納得したものだけが、ダンジョン突破に参加する。

 このダンジョンは非公開であり、作成者の人格は問題がありそうだ。

 その点でも星桜というニンジンが冒険者を誘引する宣伝効果が非常に大きいのである。

 そこでベリーナイスは一計を案じた。

◆逆に考えた 

 ダンジョンに銀の戦鎚を持ち込むのである。

 ただし、罠を壊すための「道具」としてだ。武器としてではない。

 そう、レイピアで鉄の塊を突いても切っても効果が薄い。

──だから力任せに叩き潰すのだ!

(情報代とか、道具代とか凄いかかりそうだなあ。

 星桜を得るのか、ダンジョン突破したいのかゴッチャになっているよ)

 九十九少年はトラベリングたちが熱くなっている。

 結果、凄い勢いで本末転倒しているのを案じるのだった。

 だかトラベリングはトラブリングなのだろう。

「ぼくも使うの?」

 入口である石造りのアーチをくぐる前から、九十九少年は腰にくくりつけられた戦鎚の重みに違和感を感じていた。

 そして廃材をそれなりに。

「ぼくよりタッパあるんだから前衛要員」

 ブルーベリーが軽く煽ると、アルファ嬢が微笑んだ。

「頑張れオトコノコ」

「まあ、従者全員が持つでいいんじゃないか」

 ベリーナイスも杖を戦鎚に持ち替えている。

 地味な魔法は出番無しということだ。

 

◆トラブリング快進撃! 

 入口をくぐり、最初の広間に出る四人。

 意味ありげに白骨死体が五体分転がっていた。

 錆びた剣も五本落ちている。

「動く骨-スケルトンなら骨盤を粉砕しろ、お嬢は剣を回収してくれ」

 攻略本に従い三人が踏み込み戦鎚を、弦楽器の胴を思わせる、骨盤に叩きつける。

 乾いた音が響いた。

 骨盤を砕き。、スケルトン二体無力化!

 しかし、ベリーナイスはバランスを崩し、掠めるにとどまった。

 それと同時に、骨格がより集まり、三体のスケルトンが立ち上がった。

 しかし、得物はない。

 剣を全て回収! アルファ姫意外と素早かった。

 こうして駄々っ子のように荒れるスケルトンを制して、四人は前進するのだった。


◆しんでしまうとはなさけない

 嫌がらせのような散発的な罠と動像-ゴーレムを二セットずつ文字通り叩き潰し、そこからは一本道が続くのみ。

 必勝本によると、そろそろ巨大な石臼が──ほぼ通路いっぱいで──転がってくるはずだ。

 これを初見でレイピアだけで捌ききるのは至難の業。

 生還したパーティーは脚力にまかせて広間まで逃げ延びて分散した。

 そして石臼が迫り来る。

 重低音が腹に響き、九十九少年の脳裏に、ベートーヴェンの交響曲五番「運命」が鳴り響く。

 同時に「クソゲー」という単語が極太明朝体で真っ赤に浮かぶのであった。

 石臼は映画よりリアルに死の危険を感じさせた。

 石臼は死の匂いがする。九十九少年の脇に飛び込み、乾坤一擲、廃材を突っ込む。

 口の中には丸薬を含んでいる、

 千切るれなければ、どんと来い!

 嫌な音がして石臼は動きを止めた。

「助かった」


◆これが勝利のカギだ! 文字通り鉄の塊だった。

 全高三メートルの動像-ゴーレム。この迷宮の出口である扉を守る守護者。

 手にはトラベリングたちはありそうな巨大な剣を携えており、まだ動き出す前から、モーレツな威圧感を湛えていた。

 剣に隠れてはっきりとは見えないが、鳩尾あたりに、鍵穴らしきものが見えている。

「あの鍵穴に会う鍵は無しか」

 ベリーナイスはついに観念したようにつぶやいた。

 仮に剣をどうにかしても、鉄拳が待っているのだ。

 どちらにしろイヤな未来図である。

「あの鍵は倒してからだとあけられないね?」

 ブルーベリーが戦鎚を両手で構えつつ確認する。 

「開けたパーティーはないはず」

 ベリーナイスがつぶやく。 

「じゃあ、腕輪の火の玉を使おうか」

 言った九十九少年が袖口を捲って、腕輪を顕にする。

「やるよ」

 最後のルビー・・・・と、思いきや、周囲の魔力を吸い、一個は再生していた。

 ルビーを一粒握り締めると、全力で投擲する九十九少年。

 五秒後爆烈した。

 爆炎がゴーレムの全身を包み込む。

「やったか⁉︎」

 勝利を確信しきれない九十九少年であった。

 その迷いを反映してか。剣炎を突き破るようにダッシュしてきたゴーレムの姿は見るも哀れ、剣も大きく歪み、全身が煤に塗れて、骨格も撓んでいる。

 しかし、鍵穴周りは開いた様子はない。

「よし、今は倒すのやめよう」

ブルーベリーが結論を出した。

 倒すと五分でダンジョンは崩壊する。

(その後、ダンジョン自体は付与された魔法により一日で罠も魔法も怪物ももとに戻るのだ)

「じゃあ、鍵探し優先か」

 ベリーナイスは納得したようだ。

「えーと。星桜を手に入れる解決法な訳?」

 九十九少年は足が震えていた。

 多分ここから二分半で行けるところにカギは隠されているはずだ。

「それより遠いと、ダンジョンは攻略不能ですから」

 と、アルファ嬢はひとりうなずく。

「そうか? 自分はこのダンジョンを作った、つむじ曲がりに一泡吹かせてやりたいだけだ」

 ベリーナイスは大きく息を吸い込む。


「まずは」

「「にげるんだよー」」

「ですわ」


◆扉を開けて

 今までのダンジョンで仕掛けられていた仕掛けを総点検する一同。

 七つ道具の魔法探知の棒杖も動員し、多分ここは違うと言うところも、解析する。

 そして絶対に違うと思われる石臼以外はゴーレムしか無いというところまで絞り込んだ。

「意地が悪い仕掛けですのね」

 アルファ嬢が腕を組み、九十九少年が棒杖で石臼の表面を分析している。

「この部分、幻術の反応がある」

 ベリーナイスが精霊を呼ぶ詠唱を始め、霧の精霊を召し、石臼全体を包むように魔力破りの魔法を発動する。

 石臼の側面に溝が彫られぴったりと肘から先くらいはありそうな、鍵が納められていた。

 この鍵の先端はちょうどゴーレムの鍵穴にはまりそうだ。 

 

 しっかりと鍵は鍵穴に収まった。

 回すなどをしていないのに、蝶番が自然にゆるむ。

 中から微光が漏れる。

 ブルーベリーが息を呑んで開くと、自ら輝く雲母をまぶしたような黒いレイピアが収まっていた。

「やったー『星桜』ゲットだぜ〜!」

 シンプルな作りのそれに手を触れると、ブルーベリーは脱力感を感じた。

「あれ、まだ主人と認めてくれないのかな?」

 それでも謎めいた微光を『星桜』は放っていた。

 その時、ゴーレムが守っていた扉も四人を迎え入れるように開くのである。


◆不可視

 完全突破の四文字が四人の胸中を満たしていた

「初挑戦でいきなりクリアか」

 しみじみとベリーナイス。

「楽勝!」

 Vサインを出すブルーベリー

「必勝本の著者に感謝」

 おっとりとアルファ嬢が一歩を踏み出す。 その時、ダンジョンが微動を始める。

「え? 崩壊するの」 九十九少年が目を丸くして、周囲を見渡す。

 まるで巨大な獣の午睡のように、周囲が波打ち始める。

「全力で撤収!」

「賛成」

 一同は十数メートル先の日光を目指し、狭い通路を走り出す。

「一番!」

 九十九少年が靴の力でトップで走り抜けた・・・・と、思いきや、息を荒げて、七転八倒する。

 呼吸困難になったのだ。

 風の精霊のど真ん中に出たのである。

 肺を破裂させようと、口から肺に無理や入り込もうとする。

 九十九少年が吐き出す力とせめぎ合うのである。

 その時、ブルーベリーの声が響いた。

「咲け! 『星桜』」 

◆百花繚乱

『星桜』の切っ先から柄頭まで星空の如く散りばめられていたミスリルの細片が、それぞれ温かい光を灯しながらうねりはじめた。

 周囲の精霊と接した部分から酸染みた異臭を放ち出す。

 実体のない精霊に魔法的な干渉をおこなっているのだ。

 たまらず、精霊は逃げの一手となる。

 しかし、『星桜』の一振りの前に、雲散霧消。

「はあはあ、酸素ってこんなに美味しいんだね、さすが天然食品」

 大きく肩を上下させながら放つ、九十九少年のこれはボケではなく、素の発言である。

「なるほど、アルファ嬢の甘味好きを知っており、そこに上位精霊を放てるクラスの相手だ」

 ベリーナイスが安全を確認すると、分析を始める。

「そして、ダンジョンで対精霊用の魔法の武器を調達するところまで読み切り、ダンジョンの出口に精霊を配置するところまで読み切れる、と」

 灰色の頭脳が渦巻くらしい。

「多分、一番肝心なことは──」

 言い置いたベリーナイス。

「おそらく、精霊教徒で人望がない」

 そこで一呼吸おく。

「人望があれば、部下でも、何でも追撃に差し向けるはず」

 精霊教徒? 九十九少年はまた聞きなれない単語が出たと思った。

 

◆遠き声 

 ダンジョンを出た一同。その中でも九十九少年、彼にとって宗教は二月と十二月のキリスト教のヴァレンタインデーにクリスマスであり。

 一月と八月の神道で初詣や夏祭り。

 誰かが亡くなったら仏教。

 最近だとハロウィン程度の認識しかない。

 ハレやケガレなど、日常生活から乖離した遠い存在だ。

 間違っても、あの『ポンコツ』などのようなダイナミック極まりない形で日常には介入しない、して欲しくない。

 九十九少年は日本人教を自負している。

 トラベリングたちは自己申告ではダンジョニア教会で神請いの儀をしたからには精神の支柱には信仰があるのだろう。

 一方、アルファ嬢は教会の内殿で過したからには、儀礼的かもしれないが、宗教がある。


◆精霊教徒

 九十九少年がいやな予感を拭いきれないまま、ベリーナイスに精霊教に関して問うた。

「まあ、人間以前の神々だよ。

 今のダンジョニアの神々が、経験を積みすぎて人間の枠を飛び越えてしまったのとは違って、世界をどう作るかを、始原の神々からのオーダーを与えられて、そのまま作った原初のエレメンタルだね。

 始原の神々は次のオーダーを試すために、星と深淵の向こうに飛び去ったとされているよ。

 ただ、この神々は世界製作が失敗するのを嫌って、自壊オーダーを精霊たちに組み入れさせているんだ。

 いわゆる自爆ボタン。

 それがアルファ嬢の存在だ。

 彼女が決意すると、雅位から外位まで十六の精霊の王たちが現れて、世界のリセットを始める。

 人間は絶滅するだろう。

 精霊教徒の目的は世界の破壊それ自体だ。

「やな話だね」

 九十九少年の呟き。

「イヤな話だ」

 ベリーナイスは零す。「アルファ嬢どう思っているかな」

「聞けないだろう? いつでも世界を滅ぼせる気分はどうですか、なんてさ」

 ふたつの世界の宗教を内包しながらトラベリングたちの旅は続く。

 カステラの国は近い。


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