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1763/1808

第1763話 霊性研究所55~瞑想会7~

 続きです。

「ここまで7つのチャクラについて説明してきたが、

 これらはすべて関連し、つながっている」


 パネルを提示する。


□-----------------


 第7チャクラ 百会 高次元  紫

 第6チャクラ 印堂 直感   藍

 第5チャクラ 喉仏 表現   青

 第4チャクラ 壇中 愛    緑

 第3チャクラ 中脘 行動力  黄

 第2チャクラ 丹田 意志力  オレンジ

 第1チャクラ 会陰 生命力  赤


□-----------------


「第1チャクラから第7チャクラには一連の流れがある。人は生命として生まれ、自分という意思を持ち、行動するようになり、他者と協調して愛をはぐくむ。愛には表現が必要で、その表現を的確なものとするは直感が必要で、高次元からの導きが必要となる。そして最後は高次元に導かれて上に行く」


 僕らは人として生まれ、

 様々な経験を通して成長し、最後は霊に還る。

 チャクラはその道程を表したものだ。

 地上にディセンション(下生)した僕らは天にアセンション(昇天)する。


「長々と説明したが、これから具体的にチャクラ瞑想の説明に入ろう。姿勢はシッダアーサナ、呼吸は長息の腹式呼吸というのは基本通り、違うのは意識とイメージの持ち方だ。ここに書いてある通り、各チャクラには色がある。皆は虹を見たことはあるかな。あれは七色だが、チャクラもそれと同じなんだ」


 人の目は380〜780nmの波長範囲を持つ可視光線を見ることができ、その中に赤から紫の七色がある。七色といっても、正確に線を引いたように色分けされているわけではなく、グラデーションされているが、そこは置いておく。七色とした方が分かりやすい。


 波長の単位であるナノメートル(nm)は、1m×(10の-9乗)であり、100万分の1mmという微細なもの。その僅かな波長の違いが多様な色を生み出すのだ。そして、10〜380nmが紫外線、780nm〜1mmが赤外線となる。人の目は一定範囲の波長を赤から紫の色で認識するが、波長そのものはその範囲に限定されず、ずっと幅広い。人が認識する波長は全体のごく一部だ。


 紫外線をさらに分類すると、

 A領域紫外線(UV-A)380nm~320nm

 B領域紫外線(UV-B)320nm~280nm

 C領域紫外線(UV-C)280nm~190nm


 となる。これらは、シミ、たるみ、そばかす、皮膚がん、白内障などの原因となり、人体に害を及ぼすが、それを視覚として認識できないようにしているのは神の采配を感じざるを得ない。見えれば見ようとし、目を傷めてしまうだろう。紫外線よりさらに波長が短くなると、X線やガンマ線などの放射線となり、これが体に悪いのは論ずるまでもない。


 話を戻そう。


「それでは始めよう。一番下の第一チャクラから順にイメージしていく。先ず目を瞑り、会陰の第一チャクラを意識する。そして、そこに赤い光の玉をイメージするんだ。最初はうまくいかないだろうが焦る必要はまったくない。誰でも最初はそうだ。そして生命力が整っていると思うようにする。そうすることにより、自分が大地に繋がり、そのパワーを自分の体内に取り込めるようになる」


 皆、瞑想中だが、このまま説明を続けよう。

 瞑想中の方が分かりやすいからね。


「次に丹田の第二チャクラだ。そこを意識し、オレンジ色の玉をイメージする。そして、意志力が整うと思おう。ここは腹式呼吸で常に意識してるから、集中しやすいはずだ。


 最初の第一チャクラ(会陰)も床に着いているから意識しやすい。


「そうそう、これも言っておかないとな。チャクラの玉の正確な位置はツボの上ではなく、ツボの中、つまり体の中だから注意するように。それと大きさもね。ツボは点だが、チャクラは玉だ。ツボより範囲が広い」


 ツボは点、チャクラは球。ツボはエネルギーの集中する箇所であり、

 チャクラはそれに加え、エネルギーの広がりも意味する。

 虹のグラデーションのようにね。


 古代中国の人は几帳面で論理的で、何事もきっちりかっちり線引き(定義づけ)したんだろうが、古代インドの人はおおらかで独創的で、大局さえ掴めれば小さいことを気にしない、ファジーな印象がある。論語や四書五経は現実的に細々書いてあるが、ギータ―やヴェーダは物語形式の、ふわっとした内容であり、そこから直感で叡知を掴んでいく。論語はどこまでも真面目だが、ギータ―は遊びや寄り道もある。


 古代中国は理論的(左脳的・物質的)、古代インドは観念的(右脳的・精神的)とはよく言ったもの。それが、ツボとチャクラの捉え方にも表れている。両方とも生命エネルギーの要所だが、ツボは物質的(理論的)な印象が強く、チャクラは精神的(観念的)な印象が強い。


 さて、サクサク進めていこう。


「次に中脘の第三チャクラだ。そこを意識し、黄色の玉をイメージする。

 行動力が整うと思おう」


 こう言っても、何か外面の動きがあるわけでなく、

 すべて内面の動きだから、静寂そのもの。三分ほどしたら次に進もう。


「次に壇中の第四チャクラだ。そこを意識し、緑色の玉をイメージする。

 愛が整うと思おう」


 室内に僕の声だけが響く。これも三分だな。


「次に喉仏の第五チャクラだ。そこを意識し、青色の玉をイメージする。

 表現力が整うと思おう」


 僕も一緒にやっているが、その感覚を皆も体得してもらいたい。


「次に印堂の第六チャクラだ。そこを意識し、藍色の玉をイメージする。

 直観力が整うと思おう」


 このチャクラは目の近くなのでイメージしやすい。チャクラ瞑想でないオーソドックスな瞑想でも藍色のイメージが浮かぶ人はいるんじゃないかな。


「最後に百会の第七チャクラだ。そこを意識し、紫色の玉をイメージする。

 高次元とのつながりを意識しよう」


 ふぅ、これでチャクラ瞑想の説明を終えた。

 口で言うのは簡単だが、これを実際にやるのは難しい。


「さて、ここまでざっと通してやったが。これがチャクラ瞑想だ。チャクラ瞑想は、一つのチャクラの色と場所と効用に意識を集中させるのがポイントだ」


 前世のヨガではこのチャクラ瞑想を初心者向けとして扱っているところがあったが、とんでもない。正確に場所を意識し、きちんと色をイメージし、効用を確信できるようになるには相当の期間がかかるはずだ。そもそも基本の瞑想ですら簡単なようで簡単ではなく、これで十分意識をコントロールできるようになってからでないと難しいんじゃないかな。


「瞑想をする時には、第1チャクラから第7チャクラまで、下から上へ順番に

 チャクラの場所、色、効用をイメージし、エネルギーを感じることだ」


 チャクラに対応した「ビージャ・マントラ」があり、

 これを唱えながらそのチャクラの位置に意識を集める手法もあるにはある。


 第7チャクラ(サハスラーラ)   Om

 第6チャクラ(アジナ)      Om

 第5チャクラ(ヴィシュダ)    Ham

 第4チャクラ(アナハタ)     Yam

 第3チャクラ(マニプラ)     Ram

 第2チャクラ(スワディシュタナ) Vam

 第1チャクラ(ムーラダーラ)   Lam


 だが、初心者にこれをさせると混乱しそうなので、今回は省くことにする。先ずは正確なチャクラの位置と色と効用を覚えてからだ。これだけでも大変だからな。


 音は周波数であり、前世の最近の研究によるとチャクラが

 特定の周波数に共鳴するという説が広がっている。


 第7チャクラ(サハスラーラ)   963 Hz 

 第6チャクラ(アジナ)      852Hz

 第5チャクラ(ヴィシュダ)    741Hz

 第4チャクラ(アナハタ)     639Hz

 第3チャクラ(マニプラ)     528Hz

 第2チャクラ(スワディシュタナ) 417Hz

 第1チャクラ(ムーラダーラ)   396Hz


 これらをソルフェジオ周波数というが、

 963 Hzは、高次元、宇宙意識とつながる活性の周波数

 852Hzは、目覚め、直感の周波数

 741Hzは、表現力の向上、自由の周波数

 639Hzは、人とのつながり、調和の周波数

 528Hzは、基本となる癒やしの周波数

 417Hzは、マイナスから変化を促す周波数

 396Hzは、罪・トラウマ・恐怖から解放の周波数

 と言われている。


 これもマイ図書館で得た前世情報だが、多少怪しい部分はあるものの、自分で試し、今のところ、変な感じはない。かといって目に見えるような劇的な変化もなく、もうしばらく様子をみたい。良ければ、ここで教え、ギルフォード療養所で試そう。先ずは自分が実験体となる。


 動物実験? どんでもない。そもそも自分でやると怖いから、動物や他人にさせるという発想はない。自分が怖いと思うものなら、そもそも実験自体しない。自分がされて嫌なことは他人にしない。これが正常な感覚だ。


 ソルフェジオ周波数について、現時点の所感を述べれば、そこまでの効果はないような気がしている。音を聴いただけで、過去の罪から解放され、高次元とつながれるなら苦労しない。気休めにはいいかもしれないが、これで修行の代わりにはならないだろう。ちょっとしたサポートだな。風鈴の音は精神を落ち着かせる効果があるが、それと大差ない感じだ。


 528Hzは傷ついたDNAを修復し、ガン細胞を死滅させるなんて能書きがあったが、いくら何でもふかしすぎ。心身に良さそうなものではあるが、そこまではね。それとソルフェジオ周波数の音楽は偽物が多く出回っているらしいから要注意だ。ソルフェジオ周波数は一般の音楽に混ぜると認識しづらいので、聴くなら混ざりものがない純音がいい。モールツ信号のような機械音なので、面白くも何ともないが、「耳で聴く」というより「体全体で周波を浴びる」という感じなんだろう。


 どうやって音源を入手したのか?


 こればかりは【創造】できないので、「マイ図書館方式」により、前世からCDを【召喚】させてもらった。「マイ図書館方式」とは前世にしかない貴重なものをこの世界に【召喚】して【複写】し、その後、元の世界に【帰還】させるという手法。インターネットのように情報だけ持ってこれれば楽だが、それはできない。向こうからこちらへ情報を取り込むには物(媒体)を介する必要があり、実はアナログだったりする。聴覚情報だけでなく視覚情報もそう。前世からDVDなどを【召喚】している。


 マイ図書館には本の文字情報や絵や写真の静画情報だけでなく、音楽などの聴覚情報、動画などの視覚情報も収めることができる。参考にした日本の大型図書館もそうなっているので、このあたりは自然とね。


 前世から情報を取っていることに罪悪感はないのか?


 それはない。例えば僕が前世にいて、ある情報を入手し、それを自分のものとして出したら、それはマズいだろう。著作権侵害などにも引っかかる。技術なら特許権侵害だ。発明、発見した人が得るべき対価を奪うことになる。


 だが、ここは異世界。ここで情報を利用しても、前世の人に迷惑をかけることはほとんどない。まぁ、一瞬だけ前世の物(媒体)を無断で借りるので、その点だけは申し訳ないと思うが、エンガチョよろしく10秒以内に戻すようにしてるので大目に見てほしいかな。借りる時間も迷惑がかからないよう深夜にしている。本当はお金を払いたいが、その手段が僕にはない。【帰還】はあくまで【召喚】した物を元の世界の元の場所に戻すだけ。最初からこの世界にある物を別の世界に送ることはできない。


 その点、ほんの少し悪い気がするが、それ以上にこの世界で多くの人に役立つ方を選択させてもらう。情報は待ってるだけでは手に入らない。自分から取り(盗り)にいく必要がある。小悪をしてでも大善をする。


 すべての情報は大元を辿れば、アカシックレコードにあり、それが必要に応じ、集合意識や潜在意識を通じ、人々の頭の中に下りてくる。自分の頭の中に下りてきた情報を人は「自分のもの」と認識しがちだが、そうじゃない。それは皆の役に立つためのものであり、自分はただのパイプ(受信機・翻訳機・発信機)に過ぎないのだ。


 エジソンやアインシュタインの発明や発見も、

 ベートーベンやモーツァルトの音楽も天からの授かりもの。

 本人もそれを理解していたに違いない。だからこそ世の中に公開した。

 そして、そういう人物だからこそ天に選ばれた。


 つまり、何が言いたいかというと、人に役立つ情報は誰か個人のものではない、ということだ。人の役に立つために下りてきたのだから、その通りにするべきだ。誰かの頭の中で腐らせたり、書庫の奥で古い本として忘れ去られ、ほこりを被るべきではない。


 だから、他の人が思いついた考えであっても、それが世の中に有益なら堂々と利用させてもらう。流石に頭の中まで覗こうと思わないが、本などの媒体で出したものなら遠慮しない。役立つ知識は皆のものだ。

 最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。もし拙作を気にいって頂けましたら、いいね、ブックマーク、評価をして頂けると大変有難いです。

 書籍化作品へのアクセスは下記のリンクをご利用下さい。

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