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第7話

「キャーーカワイーーー」

突然、俺のおふくろの声が、店中に響き渡った。


俺がその場にかけつけると、

おふくろが、何故か、メイド服を持っていた。

(何で、そんなものが、この店にあるんだ?)

俺は自分の中で考えた。

(おかしい。こんなものは秋葉原もしくは通販で、売っているはずだ。

 なんでこんな地方にあるんだ?)

「貴ちゃ〜ん、これ着てこれ!!」

おふくろが俺にメイド服を薦めてきた。

俺は本気で、拒否をした。

「本当にいやです。やめてください。」

俺はなぜか敬語になっていた。

すると俺の真剣さが伝わったのか

おふくろは着せるのを諦めてくれたはずだ。

今、買い物籠に入れられたのは見なかったことにしよう・・・

そして俺はジーパンを手に入れることが出来たのでとても満足だった。


その後、制服を買いに行ったのだが、そこでは何事も無く、無事に終わった。


しかし、家に帰ってからが大変だった。

おふくろがメイド服を無理やり着せてこようとするのだ。

俺は拒否をし、拒否をし、拒否をしまくった。

おかげでメイド服を着せられなくてすんだ。

その後は、飯を食い、風呂に入り、いつもと同じの生活をした。


次の日の朝、俺はおふくろに起こされて絶句した。

なんと、おふくろがメイド服を着ているのだ。

それがまた・・・似合っている。(※)

(詳しくは後書きに・・・分かる人にはわかるネタで書いてます。)

いやはや、年のことなんかさっぱり分かりませんな・・・

俺が感心していると、おふくろは

「貴ちゃんが着てくれないから、自分で着ちゃった。テヘッ」

なぜか下をちょこっと出しながら言い放った。

俺に『萌え』が生まれてしまう所だった。

これからおふくろは朝、俺を起こしにくるときは、メイド服で来るようになってしまった。

そして朝食を食べ終わると、普通の服に着替えてくるのだ。


そして夏休み中、俺はスカートでいる方が多くなっていた。

それは、おふくろに

「この夏休み開けたら、女子高生として高校に通うんでしょ?

 だったら、今のうちにスカートに慣れてしまいなさい。」

というアドバイスを、7割方強制的に、言いつけられてしまった。

そしてこの前買った、ジーパンはどこかに隠されてしまった。


日がしばらくたち、

俺はおふくろに買い物を頼まれてしまい、

近くのスーパーマーケットへ来ていた。

俺は頼まれた品物をかごに放り込み、

アイスを食べながら帰ろうとアイスの棚を物色していた。

そしてお目当てのものを見つけ、取ろうとしたところにもうひとつの手が重なった。

「「あっすいません」」

俺はその手の持ち主の顔を一瞬みた。

そして瞬時に目をそらした。

その相手とは、俺の幼馴染の優希だった。

優希とは小さいときからクラスがずっと一緒で、家も向かいにある。

だがこの姿では、初顔合わせだ。

俺は悟られないように、早々とその場を離れようとした。が

優希に手をつかまれてしまった。

そして優希に

「あなたどこかであったこと無い?」

「い、いいえ。あ、ありませんよ。わ、わたしは知りませんよ。」

「そぅ?なんかむちゃくちゃ私の幼馴染に似ているんだけど?」

「気のせいですよ。」

そういって俺はその場を離れることが出来、レジに並んだ。

少々遅れて、優希も俺の後ろに並んだ。

俺はこの時、汗がとまらなかった。

そして優希は

「あなたこの後、予定ある?」

俺はこの時正直に「予定は無い」ってこたえてしまった。

この時、俺が「予定がある」と答えれば良かったのだ。

そして俺は優希の家に呼ばれてしまった・・・

※涼宮ハルヒの憂鬱にでてくる朝比奈ミクルのメイド服姿のように。

↑分かる人には分かるよね^^



ようやく、幼馴染が出てきました。


ここから話を練っていくつもりです。

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