表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

第6話

午前8時30分


俺は休みの日はトコトン寝る派なので夏休みなんかは

まだ心地よい眠りの中にいるはずの時間だった。

今日も例によらずその時間まで、グッスリ寝ていた。


ところが、その心地よい眠りは嵐のようにやってきた、

おふくろによって阻害された。

「おきなさ〜い!!

 貴ちゃん服買いに行くわよ!!服!!」

俺は眠いながらも目を開け、時計を確認、

そして、おふくろに真実をいった。

「まだ、店あいてない・・・寝る!!」

そして俺はまた心地よい眠りのなかに・・・入れなかった。

「駄目よ〜。女の子はね、買い物に行くにも準備が必要なんだから。」

おふくろが耳のそばで叫んだ。

それにより俺は目が覚めた。

そして俺は体を確認。

胸があった。

「戻ってない・・・」

少し期待していたのだが・・・夢落ちと言う物を

俺が悲しんでいると、

おふくろが

「戻ってないわよ!!。さぁ服買いに行きましょ。」

俺は、昨日確認した、服を思い出し、

「親父が送ってきていた、服が大量にある。」

実際、クロゼットの俺の男の服が置いてあった場所は、

全て、女物の服に変わっていた。下着もだ。

「まだまだよ。女の子はね、服がたくさんいるのよ。

 それに替えの高校の制服はないでしょ?」

確かにおふくろが言うことは一理ある。

この大量の服の中には、替えの制服が無かったのである。

なぜか壁にかけられていた制服一着だけがあったのである。

すると次の日洗うとすると、学校に着て行く制服がないのである。

俺はしぶしぶ起きだした。


おふくろと俺は早々と朝食をすませ、出かける準備をした。

俺は、クローゼットの中にあった。

ワンピースを自らき・・・なかった。

だがおふくろに強制的に着せられてしまった。

そして三面鏡の前に座らされて、おふくろは化粧道具をあさり始めた。

この時、俺は初めて自分のいまの顔を見たのだ。


今の俺の顔は、整った顔立ちで、

男の頃の俺とはほぼ別人のように見えた。

しかし、目元は男だったときの面影が、とても薄いが残っていた。

俺は自分の顔を鏡で凝視していると、おふくろが

「顔はまぁまぁ良いくらいなんじゃない?」

それは俺も言えた。

男だったときの評価からいってもAランクだろう。

SS,S,A,B,C,Dランクとある。大体の人はBランクだ。

「でも胸がちょっとかわいそうね。」

ただ胸がランクの割には小さい気もする。

そしておふくろによる、俺への化粧が始まった。

俺はどうにでもなれと思い、じっとしていた。

時間にすると約5分

俺の体内時計では、10分だった。

まつ毛をきれいにそろえ、軽く口紅を塗っただけだった。

それだけでも俺には化粧する前から相当代わっているようにみえた。


そして時間を見ると、10時になっていた。

大体の店なら開いている時間だ。

そしておふくろは元気いっぱいに、

俺はしぶしぶと家をでて

おふくろの車に乗り込んだ。


進むこと15分ある某有名洋服店についた。

安いということで有名な店だ。

俺はここでは制服なんか売ってないと確信しながらも、

おふくろに逆らわずに、静かについていった。


ここからおふくろによる、俺のため(?)の、服選びが始まった。

さていよいよ6話まで来てしまいました。


自分自身ここまで続けて来れたことが奇跡だと

思っています。


でもまだまだ物語りは進みます^^

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ