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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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83 魔法教師

結局、レイラに拉致られ色々と話をさせられた。召喚獣を見たいというので、小さく攻撃型でないカーバンクルを召喚すると喜んで撫でまわし、現在は膝の上にのせてブラッシングしている。



「リアさんが羨ましいです。私は魔法の才能が無いみたいで、生活魔法も使えないんですよ」


「へぇー…ん?」



生活魔法も?確かゲームの設定ではすべての人間が魔力を持っていたはずだ。しかも、誰しもが生まれつき生活魔法を覚えていて、生活に役立てている。魔法が使えないなんて事あるんだろうか?

気になってレイラに分析魔法をかけた。レベルは当然1。これは仕方ない。モンスターを倒さないと経験値が入らない。

現在のMP値が8だった。すべての魔法において基本最小消費は10だ。これでは使えなくて当然だ。魔法は使用すると熟練度が上がり、魔法のレベルが上がると最大MPも上昇する。つまり現在の状態ではモンスターを倒し、基礎レベルを上げないと魔法が使えないわけだ。



「ちょっと待ってね。…これならどう?」


「これは?」


「私がアレンジした灯火(トーチ)の魔法。消費魔力を極限まで減らしてる」



店で売っているライターの魔法陣の究極版と言えるものだ。ライターは便利過ぎて売れないと困るので消費魔力はここまで削って無いが…

紙に描かれた魔法陣にレイラが魔力を込めると…



「つ、つきました!つきましたよ!リアさん!」


「うん。点いたね。レイラは魔力が他の人より少ないみたいだから普通の魔法が使えないんだ。けどこの魔法陣は私が弄って、レイラの魔力の半分くらいで使えるからね」


「それじゃあ、他の魔法は…あ」



レイラがふらついたので受け止める。魔力不足による眩暈だろう。



「魔力が少ないから、すぐにこんな状態になるよ。魔法は難しいかもね」


「何か方法は無いんですか?」


「あるよ。危険だけど」


「どんな方法ですか!?」


「モンスターと戦ってレベルを上げる」


「モンスター…魔物ですか?」


「そう。魔物と戦って勝てば、経験値って言うのが入って、それが一定以上になればレベルが上がるの。そしたら魔力の最大値も上がるよ」



貴族のお嬢様に教える内容ではない。しかし、周りの人間が皆使っているのに1人だけ使えないというのは、つらい事かも知れない。弟子たちに使う予定の裏技もある。1から2や3程度までなら、安全にレベルが上げられない事は無い。

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