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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第三章 新生活と弟子編
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66 バルザック商会

「いらっしゃいませ。バルザック奴隷商館へようこそ」


「どうも。奴隷が欲しいんだけど?」


「かしこまりました。それではこちらへどうぞ」



先程の店同様に応接室に通され、男は代表を呼んでくると言って出て行った。しかも、職員らしき女性が部屋で待機しており、お茶やお菓子を出してくれた。玉藻が横でお菓子を堪能しているの見ている内に男がやってきた。歳は40~50代くらい。短くてさっぱりした感じの金髪だ。



「どうも初めまして。当館代表のバルザックと申します」


「商館なら館長とかじゃないの?」


「元々奴隷商をやっていたというだけで、今は色々と手広くやらせて頂いております。ところでお名前を伺っても?」


「ああ、リアだよ」


「ああ、やはり。という事はここへはアマンダさんの紹介で?」



一瞬、アマンダって誰だ?ってなったけど、そういやお婆ちゃんの名前だわ。



「紹介状は貰ってないけどね。最初、モーガン…だったかな?そこに行ったんだけど、特に欲しい人材がいなくてね」


「あそこですか…。あまり良い噂は聞きませんがね。部下がならず者ばかりだったり、行けば帰ってこれない、だとか…。まぁ所詮は噂ですが。ただ、自分の利益の為にあまり人を雇わず、ほとんどを1人でこなしているのは単純に凄いと思いますが…」



ああ、それでトップなのに受付にいたのか。確かにある意味凄いけど、人を雇って効率化させた方が利益は上がるだろうに…。噂の方はまぁアレだな。



「ただ中には違法奴隷もいるという噂もあるのが気になりますね」


「違法奴隷のぅ…。そういえば今朝の説明では言わんかったな」


「おや。お連れ様は奴隷に詳しいのですか?」


「まぁ少しだけの」


「そうでしたか。一応、簡単に説明させて頂きますと、違法奴隷とは特に何の落ち度もない奴隷です。大体は盗賊が金を稼ぐのに攫った後、裏の人間を使って売買していると言われています」



つまり犯罪を犯したわけでも借金をした訳でも無いし、金に困って身売りしたりしたわけでも無いという事だ。つまりテレビとかで見た海外のリアル奴隷だな。テロリストに捕まるやつ。いや、あれは殺される可能性が高そうだし違うか。



「もちろん当商館では違法奴隷は扱っておりませんので、ご安心ください。と言ってもたまに他店から流れてくる奴隷もおりますので絶対とは言い切れませんが」


「流れてくる?」


「ええ。他店で何らかの理由で置いておけない、売れない奴隷などを安く買ったりするのですよ」



それは絶対大丈夫じゃない奴が混じってるって事じゃない?何らかの理由で売れないってどうなの?良くあるの?

やや不安がこみ上げる話に奴隷を買うか迷い始めた。

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