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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第一章 新世界編
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28 遂に…

夜襲を受けた翌日、商業ギルドの人がやってきて昨夜の件の報告をしてくれた。3人から昨夜以外の証言も得られ、衛兵を集め商人の住む屋敷に突入したそうだ。家宅捜査の結果、市場を支配しようと小さな店からそこそこの規模の商会まで様々な嫌がらせや妨害、買収などの証拠が見つかったらしい。


ならず者を雇って店の近くへ寄りにくくしたりするようなショボい事から、盗賊と結託して馬車を襲わせたり、商品を卸している人を買収したりとやりたい放題だったようだ。

結果、商業ギルドではギルドカードの回収、衛兵の方では王都に連れて行き恐らく奴隷になるだろうとの事。

うん、どうでも良い。

日本にいる時の周りがアレだった為、他人への関心がかなり薄まった。ゲーム時代のフレンドもそこそこの交流があったのは片手で足りる程度だった。8年もやってたはずなのにね。


それからは平和なもんだった。

家で野菜や薬草の世話をしたり、新しい商品として魔石式のランタンを作ってみたり、マジックコンロと命名したカセットコンロもどきを作ってみたり…

ランタンもコンロも魔石の交換を楽に行えるようにしたおかげで、冒険者や商人に良く売れた。

そんな平和な日が1月程続いた頃、商業ギルドに呼び出された。



「リア。お前さんの狙い通り、冒険者ギルドに苦情が入り始めたらしいよ」


「へぇー。思ったより早かったかな?」



最初の計画を考えた段階では、4ヵ月~半年ぐらいは掛かると予想してた。まさか2ヵ月程でここまでくるとは…



「それで今回の事情説明って事で冒険者ギルドに呼ばれてね。しかも、王都からわざわざ冒険者ギルドのグランドマスターまで来るらしいよ」



お婆ちゃんは笑いながら言っているが結構な事じゃないか?たかだか1つの支部の話を聞くのにわざわざそんなお偉いさんが来るものか?



「で、お前さんも当事者な訳だから一緒に行くよ」


「はっ?いやいや、そっちに任せるよ」


「バカ言ってんじゃないよ。私ら商業ギルドはあんたの計画に乗っただけだよ。あんたは主犯みたいなもんだろうが」



確かにそうだ。元は私の仕返しから始まってるんだから、私が主犯と言えなくも無い。



「はぁ…。分かったよ。で、話し合いっていつなの?」


「明日だよ」


「はやっ!?」


「そんだけ話がデカくなってるって事さ」



一応、店は明日は休みにしておこう。ユリナにも連絡を入れておかないと…

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