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異世界の女大賢者  作者: 山田 奏
第四章 王都と勇者編
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101 ここにきて自己紹介

「そういえば自己紹介してなかったわね。私は如月(きさらぎ)彩音(あやね)。後ろの神官みたいな服を着てるのが聖女のリリア。魔法使いがネルよ」


「僕は君が言った通り勇者の神楽坂(かぐらざか)天翔(かける)


「私はリア。普段は王都じゃなくてマルセアっていう街にいるよ。あと一応言っとくけど、素性の分からない相手にそこまで喋るものじゃ無いよ」



なんか勇者バカっぽいし、簡単に利用されそうだ。私が言ったように黒髪の人は珍しい…というか見た事ないからすぐにバレるんだろうけど。



「これからどうするの?私達はとりあえず目的は達したから帰るけど」


「僕たちも帰るところだ。ここはゴーレムばかりだし、敵のレベルも強い。副団長が言ってたような訓練は難しそうだ」


「訓練所として使う予定だったの?」


「近場にダンジョンがあって有益なら使う事もあるらしいよ。そういう国や街の兵士ってのは結構強いらしいから、騎士団のレベル上げに使いたかったんじゃないかな?」


「普段から鍛錬を積んでないから弱いのよ。私、王国騎士はともかく近衛騎士が訓練してる所なんて見た事ないわよ?」


「騎士団ってわざわざ分かれてるんだね」


「ええ。けど街では王国騎士は軍人扱い、騎士って言うと近衛騎士を指すらしいわ」



どうでも良いけど、そう言われると王国騎士の方が騎士っぽいな。普段から訓練もしてるっぽいし、多分レベルもそっちの方が高いだろう。近衛はありがちな貴族の集まりって感じだな。いや、けど前にマリーナで会った尾行の人、近衛騎士団って言ってたような…。やっぱ人によるか。


昨日の接触が無ければ帰ってたのに、まさか宿で王城まで呼び出しくらうとは思わなかったもんな。ダンジョンに潜るって言ったのに出てくるまで待つとか言われたし。

ダンジョンに潜る前日。グランドマスターの話を聞いて宿に向かった際、尾行の1人が接触してきて王城まで来るように言われた。依頼を理由に断ったが、後でも問題無いと言われてしまった。おそらく逃げないように出入口で待ち構えている事だろう。



「まぁなるようになるか…」



敵対してきた所でどうとでもなるし、最悪、国を出れば良いだけだ。そもそも王様がなんか私の身元保証みたいなことやってるし、問題が起こらない可能性もあるし…

とりあえず、ここを出て採掘したミスリルの一部を納品しておこう。その後に王城なりなんなり行ってやろう。

今日、暇つぶしに『ナイツ&マジック』というアニメを見ていたのですが、ロボット物は楽しいですね。

書いてみたいとも思いますが、知識が無いままやると他の物のパクリみたいになるので書けそうもありません。

しかしカッコいいですよね。ガンダムなんかの巨大ロボとか、アイアンマンみたいなパワードスーツとか…

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