「えーーと」
いちおうのかんけつ
いちおうの
「えーーと」
「親子です」と富康さん
「本当に」
「本当です」
「肌が若くて裏山です」と頭巾
「そう、あなただって」と源九郎さん
「そうですよ昔しはもっと若かったんですから」と言ってみなくろさんにどつかれる、今せき込みましたよあんな小さな体で、どんなに力強いんですか、だいたい富康さんガードしてましたよ、日常茶飯事なんですかこれは、気を付けなきゃいけないなー気を付けなきゃいけないなー
こわいなーこわいなーなどと思っていると、だいたいこれ以上若いって
と言う根本的なことに気が付く
「えーーー何、言ってんですかみなくろさん、、、ちなみに年齢はお幾つなんですか」
「またーーずきんちゃんたら、もう49よ」
僕は短い人生の中でモラルと常識が崩れる音を人造人間ながら感じた
「所でこの馬鹿はほっといて」
「可愛い縫いぐるみですね地毛ですか」その時一瞬源九郎の目が光った気がしたが気のせいだろうか、どちらにしてもズキンが
「そんな褒めないで下さい、こだわってますけど」と、ドヤ顔で言うので自重しろと、何に自重するんか知らないがこづいておく
「あらそうなんですか、最近はスゴい発達しててリアルですから驚いちゃって、なんて言ってもここ田舎でしょ、人間が遅れてるから」
どっちかと言えば年齢が止まっている人が言う
「でまーあなた達に来ていただいたのは他でもありません、実は困ったことになったら、あの世ちゃんがあなたを紹介してもらったのよ凄腕だって」
「あのすいません仕事の内容も実に気にはなるんですがあの世って
アノヨ リンネさんですか」
「あら、知ってるのって、まああの子から聞いたから何でしょうけどその歳でどういう関係なのあの人と、、、とまー聞きたいとこだけど
今は事件が先よね、」
「事件なんですか」
「「そりゃもう」」親子二人が乗り出す
「こんな田舎ではどんな些細なことでも波風が立つ、それが根も葉もなくてもね」
「そんなこと言ってお母さんが一番怖がってるく・・」
またしてもガードを突破する思いパンチを食らわせた後
「でね聞きたいその事件ってのが何か、ね、ねっね」
「はぁ、、お聞きしたいです、仕事ですから」
「うん、そう来なくっちゃ」
「ではぼくから説明」
「何であんた途中から割り込んでくるのよ」
「いや僕が彼らをお連れしたんですから」
「まあ良いわ、親子に免じて一回だけ許す」
果たしてこの脅し的な言動で老けたのではないかと少しあわれる思う
「えーーと説明しましたとおり、この島にはshadowと言う石鹸会社があるのですが、そこの社員を解六張と言う目薬製薬が、、、えーーーハンドボールではなくて・・・・」
「シャークヘッドよシャーク」と、焦る息子に間違った情報を流し笑う親
「ヘッドハントですね卜部屋さん」
「すいませんそのヘッドハンド」
「ヘッドハンティング」
「えーーヘッドハンカティーフ」
「全然違うだろ」と親からのツッコミ
こらは無視した方が良いのだろうか
「えー引き抜きを進めていたため」ついに英語路線を諦めたようだ
「元々財政が危機的状況のshadowが倒産の危機にさらなる拍車をかけてしまっています」
「すいませーーーん」横でズキンが手を挙げた
「何で失礼ですが、こんなところに会社を建てたんですか」
「そこだよズキンさん」とはげた頭を振るように同意して
「この島になぜ石鹸会社と目薬会社があるのかというと」
「まだ目薬はないから」
「なぜ石鹸会社がここに工場を建てたかというと
この近海でとれる謎能珊瑚と言うものを知っていますか」
「「いいえ」」二人して答えた
その答えに満足してかいよいよ先生風に
「謎能珊瑚は実は珊瑚とは言え実に奇妙な生体なんです
ふつう珊瑚は南の熱帯気候の海によく生息する、しかしそれでも少しくらい冷たくても生息するものはいるが、雪が降るような所ではほぼない」
「つまりこの種は雪が降るような極寒の地で生息可能だと」と僕
「ええそうなんです、近年の調査では、一億年ほど前に珊瑚とは別の進化をしたと言われています」
「ほー凄いですね、でどのような効果が」と頭巾が興味津々で聞く
どうせ金になりそうだとでも思ったのだろう
「実はこの珊瑚、名前は珊瑚のような名前ですが形は昆布や若芽のように海底から生えているんです、堅いですけど、後生きてはいますが真っ白で実に綺麗なんです」
「ほお、でも乱獲とかは大丈夫なんですか」
「ええその点はご心配なく、この珊瑚は死ぬと真っ黒に変色して猛毒を出す、しかしある一定の時期になると万病に効く特効薬になるんです」
「・・何が大丈夫なんですか、それじゃあそれを巡って血生臭い何かが日々繰り返えされたのではないんですか」
「いえご心配には及びません、これは珊瑚とは違い成長が早いんです
こんな話を聞いたことはありませんか、寒い地方の生き物は大きくなると」
「しかし私はこんな話を聞いたことがある、寒い地方の生き物は成長がゆっくりだと」
「あなたは博学ですねオオカミさん、確かに成長はゆっくりだ
しかしその市の海で生きられるのは実に少なく競争相手がいない
更にある一時期夏の日差しと共に爆発的に成長を繰り返す
そのおかげでこの島の海岸には黒い砂浜がいくつもある
その中でどういう訳か白い砂浜もいくつか点在しているんです」
「つまりそれが、万病に効くと」
「ええ、ご察しの通り、しかし実際にそんなことはありません
あくまでも抗菌作用が強くて、所謂消毒液みたいなものです
昔はなかったから、、、」
「しかしなればなぜ今そんなものを」
「そこなんです、今何でもかんでも合成的に薬が作られ安全は本当にあるのか、、、お子で完全天然の薬やそれに類するものが爆発的に売れる
その流れでこんな辺境の地まで」
「でも何で製薬会社の人は石鹸会社の人をヘッド、、、引き抜くんでしょう」
「それはこんな辺境の地に来たくないなんてものもあるんですが
第一の理由は毒です」
「毒」
「ええ、さっきもいいましたがここら片の海は珊瑚の毒で実に危険なんです、いくら気を付けていても珊瑚を集めるときに何らかの拍子に
まだ黒い珊瑚をさわってしまう可能性がないわけではない
しかし島の人間は長年ここに暮らしていた成果ある程度なら耐候性があるんです」
「そういうわけで、、」
「ええ、しかも何の因果か、最近になってようやく天然物が流行ってきたんですが、今の現状ではどうもいまいちな石鹸会社shadowは
金をいくらでも積む解六張に良いように引き抜かれているんです
たぶんこのままでは半年もしないうちに半分以上は従業員を失い倒産してしまうでしょう」
「ロボットなんていうのは」
「無理でしょう財政的に、それにここの海は鋼をも溶かします」
「っえ」
「あっ心配はしないで下さい、どういうわけか鉄は弱いんです
それくらい海の環境を変えるくらいにあの珊瑚の数は多い
まあ、何時間も海に入っていれば少しは頭痛くらいするでしょうけど
普通に触ろうが飲み込もうが海自体は人間の肌には安全です」
「そうですか、実に興味深いですね」
「でしょー」と割り込む二人
「で今回の話ですが、」
「そうなの」まるでおばさん、おばさんなのだが源九郎さんが話し始める
どうやらそういうことは彼女の方が詳しくはなせると思ったのか
富康さんは黙って聞いていた
「その話なんだけど始めに私の耳に入ってきたのは今年の三月くらい
解六張に勧誘されたんじゃないあって人が始めて見たの
その人が石鹸会社shadowの寮にいたときなんだけど」
「ちょっと待って下さい、寮なんてあるんですかこんなに狭い島なのに」
「ええ、そうなの、今はそれほどでもないけど、吹雪っていうかブリザードになったらとてもじゃないけど帰れない、それに近場だしメシ付きだから皆そっちの方がいいの」
「そうなんですか」
「でもその一つが原因でもある、株式会社shadowよりも更に更に更に
それこそ想像も付かないようなホテルのような暮らしを解六張は
我が社に変えれば、それを与えるっていってんの
どうよあんたならどうする、夜は寒いし、給料は寒いし、未来もないような会社と」
「しかしそれでも会社から乗り換えない人はなんか理由でもあるんですか」
「まあ単純に、あまりの高齢か、shadowの内のものでしょう」
「えーーとつまり幹部とか」
「いやそうじゃなくて、shadowって言うのは車道って言う
この島に道を造った人足の一家の名前でね、それを漢字から英語に直して会社名にしただけ、単純でしょ」
「つまり車道っていう一族の親戚はやめるにやめないと」
「まっそんな所です、、でまーそんんばことには関係のない連中でも長い間世話にってるもんだから、しばらくは迷うわけさ、で、そんなときにあまり世間付き合いしない、後藤仮と言う人の羽振りが良くなったってことで、あいつはそのヘッド何チャラになったんではないかと」
「噂になったと」
「ええ、しかしなんです、それから直ぐに彼女は自殺したんです」
「それはまたなぜ」
「幽霊が出た、始め何のことか分かりませんでした
彼女が島で唯一の出鱈目医院と言う医者に見てもらったときに絶えずそう言ったそうなんです「幽霊が出た」ってね」
「いくら意志の口が堅くてもいつの間にか噂は流れる
と言っても私の叔父から聞いた話を私が流したまでなんですが」
「だめじゃないですか」
「まあそう怒りなさんな、私の目的は何も復習ともまた興味信徒も違う
彼女が何か見たというのならそれを確かめるという奴がこの島には必ずって程出てくる、それを得るために流したんだ」
「それで見つかってその人は幽霊を」
「うんにゃ、無理だった、そのせいで余計やっかみがましたが問題はそこではない、一人が抜けたと分かると次々に抜け出す
正直幽霊よりかはその方が良いと思っていたんだろう、まあ幽霊も嘘ということになっていた、しかしまー重なるものは重なると言って良ったんさ
何でもこの島に戻ってこなくてもこちらに乗り換えれば学費は出すって言ってきたんだ、、まーそんなこんなでもう一月はせん内半分
その結果動かすに動かせずに、石鹸会社shadowはもうあぶくの儚い泡何なんよ」
「それにしてもその幽霊騒動ってのは」
「そこなんよそこ、実は最近またで始めているんよ」
「・・・・本当ですか」
「私はまだ見たことがないけども、何でも死んだ人間だーという話です」
「死んだ人間というとゾンビの可能性は」
「私も見たことはないんで何ともいえませんが、ゾンビって言うのは
死肉を漁ると言いますがそのようなことは」
「そう言えば後藤仮さんの自殺はどのようにして」
「ええ、幽霊が見えると叫びながら「遡り」と言う岬から落ちてそのまま」
「、、、その後幽霊による被害は」
「まー軽いノイローゼは出ているみたいですけど、こればっかしは
金のためだときたけに振るまってはいますが、どうも調子は良くないようなんです」
「そうですか、ではその幽霊というものはどのように現れるんですか」
そんなとき、玄関の方で何やら乱暴にとをたたく音がした
「はあーーい、富保ちょっと行ってきて」
「うん、でもおかしいな、戸は開いてるはずだけど」
富康さんはそんなことを言って玄関に向かう
「それでね、幽霊なんだけど」
その時またしても玄関の方で物音がしたがしかし今度は
「きゃあーーーーーーーー」と言う男の悲鳴だった
僕は急いで身を翻して、その声のする方へと走る
後ろで今までダラーとしていたズキンが早くも戸を開けようと廊下の方に駆けていた
僕たちは狭い部屋を荒らすような勢いで廊下にでると
そこには開け放れた戸があるのみで他には何もない
「富保」後ろから源九郎さんの声がした
しかしその声もものすごい吹雪の音でかき消された
「それで見つかったんですか」
私はさっきから今にも飛び出していきそうなみなくろさんを押しとどめるべく何かと話題を見つけて問いかけることを続けている
「まだ何も」
彼女はその後この建物を一周グルリと回ったそうだが足跡一つなく
この建物から続く一本道の道路に車の後は分からなかったと言った
どうやら幾らか車輪の後があるようで見分けがつかない
確かに私も似たが風が強いせいで雪が全てなくこれではタイヤの後は分からない
「でっ電話しましょう」私は彼女にそう言うと
「そっそうよね」とまだ迷惑をかけるのに戸惑いを感じられたがしかし直ぐに電話機を持った
「 」
「どうしったんですか」
「音がないんです」
「っえ」
「どうやら電話線がどこかで切れてしまったのかもしれません」
「よくあることなんですか」
「ええ、よくというわけではありませんが年にに三回は電話が切れることは」
「そうですか、でもどうしましょう、車で町の人に」
「ええ、それなんですがこの吹雪では少し車を出すのは無理です」
「・・・・・でも」
「まあ落ち着いて下さい、止まないブリザードはありません、模試に三週間断ってもあれが止まなくてもガソリンも石油も後食料も一ヶ月くらいはありますので」
「でも」私はその時彼女がどうも着丈に振る舞っているのに気がつく
それはそうだろう息子が突然悲鳴を上げて消えたらそれが悪戯にしてもいやな物がある、そしてたぶん今回はそれではない
そして今悪戯をやる意味はと考えたとき果たして思い当たる節がない
「まっお茶でも飲んで」そお言って彼女はお茶を出してはくれるが貧乏揺すりをしている
「所でこんな時ですが幽霊の詳しい話を教えて下さいませんか」
本当になんて時に、私は不条理な尋問みたいに聞くオオカミをにらんでやった
「ズキンさん別にいいのですよ気遣わなくて」その声は明らかに震えている
「言えそんなことはありません今ここでする話は、さっき言っていた鍋の話に限ります、その鍋焼き冷やしトマト鍋とは一体」
「あらお詳しい、鍋焼き冷やしトマト鍋をご存じなんですか
あれは実に希でここら辺でもほとんど食べれる所がないんです」
「そんなに貴重なんですか」
「いえ破壊的な殺人並みの美味さと不味さを有するのです」
「「そんなに」」そのあまりの迫力とうたい文句におののく二人
一瞬ではあったが彼女の気がそれたことは良いことにしよう
何も出来ない状況下では、気を詰めてもどうしようもない
こういうときは紛らわした方が良いのではないかと思うしかないのだから
「ええ、それを食べた物は三十人は吐血し、四十人は大火傷を負残りの
三十人近くの人間は凍傷やら感染症やら奇声を発するや等の廃人になってしまうんです」
「そんな物を売っている所があるのですか」
「ええ私が売っています」
「よく警察に捕まりませんね」
「ええ殺人級の美味さですから、あと契約書を購入または食べていただくときに書きます」
「・・・・」
「この食べ物「鍋焼き冷やしトマト鍋」を食べた者がどうなろうと当方はいっさい関与しない」ってね」
「いや「ってね」じゃあ、ありませんでよ何でそんな物売るんですか」
「いや美味しいから破壊的に」と真顔から少しむっとけなされているように受け取ったようで膨れて言った
「しかし今ここでは食べれないんですか」と私少し興味が沸いてきた
こう見えても辛い物好きの私としては、その料理はまさしく激辛料理と睨んだ、こんなに寒い地方であるそれは実に的を得ている、と、勝手に思う
「おい何言ってんだ、ここには仕事をしに、第一今大変なことが起っているかも知れないんだぞ」
「いやここは武士は食わねど高楊枝と」
「いや意味が違うぞそれ」
「まあとにかく、食わずしてそれはいけないなど」
「いや今の話聞いていなかったのか、これは今その話どうこうではなく単純に危ないだろ」
「何を言ってるんですか「食わぬ狸の皮算用」って奴です」
「いやいや今回はなんだか妄想とかそう言うことではないような気がする
ねえ、危ないですよねみなくろさん」
「いやまーー危ないって言うか死ぬって言うか」
「ほら止めておきなさい」
「いやここで食わねば武士の恥」
「おまえは武士ではなく生娘にしとけ」
「何を屈辱な、下品極まりありませんなお主」
「・・・・・下品だったことについては謝らないが謝ったら食わないか」
「くう」
「喰うんかい」一通り突っ込まれてから私は彼女を見たがだいぶ陰が
薄くなっているような気がするが逆に影という意味では
まるで魔女が獲物を待っているような目になっているのは気のせいだろうか
「ではここから出られたらご馳走させていただきます」
「ありがとうございます」
「大丈夫なのか」とオオカミ
「別にその紙にペンを走らさなければ」と、とかつなことを言う私
「しっかり書いていただきますよ」とみなくろさん
「そう言えばみなくろさんってなんか近未来な名前の風がします」
「何それ」と笑いながら言う、よほど可笑しかったのかあれが起きてからは久しぶりの感情の爆発であぅた
「そうですかねー、何となく昔の名前に私は萌えますけど」
「おまえのずれた感情は今はどおでも良い、それよりも」
私は次に出てくる言葉を予想して必死に睨むが
奴はサングラス越しに恐ろしい目つきでこちらを見た
元々オオカミなのでその基準をどの辺りに置けばいいのか実に迷うしかないのだが、しかしここは依頼者の方を優先すべきなのかと思い
当てずっぽうに睨み返すと
「ああ、分かったよ」と人間みたいに肩をすくめるとたわいもない話を始めた
「所で奥さんはここの人なんですか」
「あら何急に奥さんだなんて」
「あれ卜部さんは結婚なさってないんですか」と私
そう言えば彼女の手には指輪がない
それを見越してあいつが言ったのだったら見え透いた野郎である
「そうなのよ全く困ったものでしょ」そお言ってそのスベスベの手を撫でると
「ここの者って言うのはつまりここで生まれたってことなんですよね」
「つまりここの者ではないと」
「ええ、三歳の頃にこちらに連れてこられた、いわば開拓民と言う奴です」
「しかしそれならここが地元でもおかしくはないのでは」
「それなんだけど、どうも私はここが昔は嫌いでね」
「なんでですか」と私は聞いてしまう、どんな訳があろうとも今の彼女は実に幸せそうに見えたからだ
「うん、今でこそ何であんなに嫌ってたのかなーってもんなんだけど
ここほとんど皆同じ会社でしょ、それがどうも幼心に嫌でねー
でまー結局都会に飛び出したときに何の運かこいつが現れたってわけ」
と今はいない空いた席を指す
「えーとつまりその何チャラ結婚」私はふいに言葉を濁す
「いやいやそんな良いもんじゃない」果たして良いものなのかは疑問なのかもしれないが、彼女は手をめいいっぱいにアイドルに振るように
真横に降ると必死に否定したまるで草刈り機を手でやっているようである
それを見てとなりでオオカミが
「ワッキー」と言ったが、果たしてここでどうして奇形を示す英単語が出て来たのか私としては実に不明である
ワッキーそれは植物業界においては奇形種が出て来たときに使い
その中でも一番優れたもとがなんだか分からないような者に使われる栄光の名前だ、所謂植物奇形業界の横綱、錦糸南天の折り鶴筏のような別格希品に使われるものを、果たしてこの一介のおばさんになぜに
それについてはその美魔女と言うよりは人魚の肉でも食べたのではないかと思われるそこに言っていたのかもしれないと思えば納得できなくもない
何でも昔、人魚の肉がよくあがったという伝説は日本の北に多いと聞く
しかしだからといって何なのだろう、何がワッキーなのだ
「それがねーあの子私のいわゆる姉の子つまりあの子からしたら私は叔母に当たる訳なんだけど、ここの外に出てからに三年もしない内に姉がぽっくり死んじゃって、でその姉も私と同様この島からでていて男親が誰かも分からない、出結局何の因果かこの私の元に回り回って届いたわけ
その時あいつが生後三ヶ月、お産が悪かったんだろうね
とにかくその時は島に帰るつもりはなかったんだけど
親が言うには何でも市役所が観光係を募集しているからこないかという
正直分かってたんだからそんな話を持ちかけたんだろうね
あの石鹸会社に毎日行く親達がまるで時間を浪費しているように見えてさ
でまー戻って来たわけ・・・って寝るなーー」
北風がゆるりと外を撫でていく
結局息子は酒飲みと共に市役所の二階で酒を飲んでいたという落ちに落ちた
このあとの話はまた別の機会に「あでおす」藤本 智大 ジョン
イタチコーポレーション 協賛 以上




