「おおえおおー」もはや人の尊厳がないような声をはきながら僕と卜部屋
「おおえおおー」もはや人の尊厳がないような声をはきながら僕と卜部屋
さんに両方から何とか支えられながら島に上陸した
「えーーとも押し上げにくいのですが」
相変わらずのひどい顔のズキンにはたぶん耳にさえ入っていないだろうが
「どうぞ仰って下さい」と僕が促す」
「ええ、この後二時間ほど飛行機で」
「ひこーーーーーき」まるで世界が終わることに嘆く占い師か
それを聞いて逃げまどう村人のような悲鳴を上げて(ひこうき)と言う
病人
「すいませんがこの状態では飛行機上の衛生問題がありますから少し休ませて頂けないでしょうか」
「あんたって人は、私より飛行機を心配するなんて」
「僕はこれでもオオカミですし、だいたい飛行機を汚したら誰が掃除すると思って・・」
「それなんですが私で良ければ」
「いえ卜部屋さんそんなわけには、汚いです世こんな女ですし変な菌でも居たら大事だ」僕は病人とは思えない力で尻尾を殴る女を無視して言う
「まさか」女は僕の大事な尻尾をサウンドバックのように殴るのに飽きたか標的を変えた
「あんた私の物にそんな趣味が」
「違います、それっ毛はありませんが」
「違うのならあるんだ」
「それは否定しませんが、、しかし」
「否定しろよって言うかまだ、、どんな性癖が」
「ズキンさん病人ならそんなハシャがないで下さい、後はしたない」
「何行ってんのさ旅行っていうのはみんなで性癖をばらまく、いわば四月
一日みたいなもんだろ」
「そんな絶対的な力はありません、すいません」
「いえいえ、仲がよろしいようで、」
「それほどではエロオヤジ」
「すいません」
「言え、少なくともまだ若者でお願いします」
「このアダルト」
「・・もっと」
「すいませんすいません」
「エロ若者」
「「やめなさい」」」僕は病人をコンクリートにたたきつけて改めて
「すいませんこんな性格なので少し自重していただけると」
「はあ、でそれなんですが」
「まだやりますか」オオカミはその老け顔の粘りに恐ろしさを感じて止めようとしたとき
「実はどうしても乗っていただきたいと行ったのはゲロどうこうではなく」
「ではなく」僕は次に来るであろうどんな性癖暴露か
そしてその新たな知識をこの幼気な精神年齢五歳の何でもマネたくなるがきに聞かせないべく、僕はウイルス予防としてその倒れてぴくつかせている耳を手で塞ごうとした
「実は次逃すと一週間来ないんです飛行機」
僕は病人を背中に担ぐと悲鳴と共に飛行機に乗着した
あの後の悲鳴は僕が聞いた仲で最悪的な拷問にも劣らないと言えるだろう
知らないけど、拷問の悲鳴なんて代物は




