私は今一人の少女が乗っている車を見ていた
私は今一人の少女が乗っている車を見ていた
青白い画面がその都度切り替わり、そのさえない車とそれを追う物を写している、私はそれを見ていたがその時ある異変に気づく
それはあの坊やの体がいつの間にか機械になっていることにあった
どういうことだ、何時、誰が何のために
私はない頭を総動員してもその頭上に浮かぶ物は否定したくても一人しかいない、あのおやじだ
送隆児 時人世界最強の人的災害にして兵器
それが動くときかならずと言っていいほどの死体がでる
しかしそれが必ずしも奴の仕業ではない
奴が動くから死体がでるのではなく
奴を動かすから死体がでるのだ
それの製造が決まったのが今から十年前
しかし決まったからと言って出来ていないわけではない
出来る、作るなんて、方便
決まってから作るのでは遅い
作ることが決まる前にそれはもう稼働してそしてまた機動実験に移行していた、いくら認定されずともそれが失敗かどうか、それを確かめてからの方が断然安全だ
実に姑息だ、
表向きは世界中の核を止めること
及び世界国境廃止計画それを実現するための機動ロボットであったのは確かだ
しかしどうだろう、果たしてそれだけだったのだろうか
私はそのロボットに確かに見覚えがあった
その車に乗っている僕と思わしき




