「それはどういうことですか」
「それはどういうことですか」
僕に知らないことを皆が知っている
果たして僕はなぜ生まれたのだろう
そんなことが分かるかも知れない
なぜならコロシアムは僕が生まれた意味であり最後なのだから
「まーまー落ち着けとは言わんが一つ約束があると言っただろ」
「そっそれは」
そこでそんな物があったのに思い出せなかった自分に腹立たしいがもう一人が言う
「しかしそれはまた別の物でしたよね」
「あら賢い」
「えっえーーーと、ははぁ」
「まーわらいは下手だけどお世辞としては及第点ギリギリ可愛さでセーーーーフ」
そお言って僕の頬に指をはわせた
「僕がかわいいですかね」
自分で言うのもなんだが少なくとも狼は怖いものだろう
「あらそうかしら私は美しいけどね、後性格と仕草が可愛い」
「・・それはどうも」
「ふふふ、皮肉も言えたのね」
「ええ変な相棒がいますからそれはもう」
「あらそう言うことじゃなくて、、まぁあかわらないわね、所でこの先の話聞きたいでしょう」
「ええそれはもちろん」
僕は身を乗り出す
「そのかわり先ほどの約束を二倍にします」
「・・・それはどういう物か聞いてからでは」
そこで彼女はいきなり真っ赤な漆と真っ黒な深淵のような色が混ざり合ったどでかい杯を僕の鼻頭等の前に出して
「二杯飲みなさい、私の前で」
そお言ってニヤリと笑ったのであった




