「私の家族の殺した奴の手がかりを教えろ」
「私の家族の殺した奴の手がかりを教えろ」
それが二人で一時間近く考えて話し合った末に出た
全く進歩のないそれどころか一周回って帰ってきた物だった
その間中電源を腹いせに入れておいたが奴も入れてあるからにしてどういう魂胆だろう、そう言えば奴は、私達が開けたことを言ってきた
この携帯はそんな相手の映像をすぐそばで復元するような最新鋭の物ではない、断じて安いから買ったのではなく、アナログ趣味という列記としたものであることはアンティークからもお分かりいただける物に思う
「そうかいならあんたに教えてやろうお前の両親が死んだのは
コロシアム委員会が原因だ」
「こっコロシアム委員会って、あのモンスターの」
「ああ、普通ならここでお仕舞いにするがあんたはそれを分かっていた
今回はその奥、これからお前みじかに、そう、隣で怖がってる坊主んとこの店にファイルを送る、これは実の極秘だから漏らすんじゃねーぞ」
最後の言葉が卑猥な物なのかどうかは置いとくとして
「やはり不思議だ、なぜに奴は俺たちが見えている」
と後ろで独り言のように脅えて不思議がっているあの世に私も疑問を改めても足らず終えない
「ちょっちょっと待て、ばばあ」
「なんだ」それは実に笑いをこちらに噛ませたような気持ちの悪い声で
「お前はどこから俺らを」
「ふふふ、それが最後の質問で良いんだな」と言ったきり
電話が切れた、果たして聞いて置くべきだったのか、それとも残して置くべきだったのか、私はその疑問に、やはり残しておいた方がいいだろうと思ったが、どうだったのだろう
かくして今現在に至る
あの後プロフィールなんていいながら中々どおして
それは実に綿密でどうやって調べたか、それに恐怖がよぎるがしかし確実に私は今何かに向かっているのは確かに思えた
かくして後は彼らに任せることにした
少なくとも私にはそのような知識はなくまたそれをしるすべき
つて無技術も持て合わしては居なかった
そんなことをしながら私は日々近場のパン屋で働いていたのだが
すなわち何もせずにただただ生活を過ごしていく
そんなことを過ごしていたある日
一人の人物がそれを知っているかもしれないのだという
いったいどう言うこと
私は電話越しにアノ世リンタロウに聞くが
「さあ、母ちゃんが言うには、全て死んだはずのモンスターの一体が出てきている可能性があるんだって外にさー」
「嘘でしょ」
もしそんなことがあればそれは歩く核兵器ともとれる危険物である
そんなことがあって今までこの地球のニュースにならないことはないはずであり、またあの格闘場の開催されたこの日本にそんな噂がないことからそれが本当とは思えない
「俺もそれには信じることはなんともかんともなんだけどさー」
しかし、そう前置きしてから
「あの殺しからしてその線も考えなくてはならないかも知れないじゃないか」
「でも何でモンスターなんかがわざわざ内の家族だけをねらうのよ」
あの世一家には私の家族の殺しの惨状を伝えてある
更に言うなれば自衛官の保管するあのときの状況報告書も借りてきて話し合ったからそれを知っていて当然であった
「うーーーんでももしかしたら、君の家族の造ったモンスターが殺したって可能性も足にしてあらずとも思わないか」
「なっなんで」
「たとえば酷い仕打ちをしたとか」
「そんな事、、、大体、どうやってコロシアムから出たのよ」
「うーーーん、そこなんだけどもしかしたら日本側が抜け道でも作ってたんじゃないかと思ったりもして」
「何が思ったりもしてよよ、大体その工事には世界中の技術者の目があるでしょ、自分の国に不利になったりする工事をしないようにとか」
「それはもちろんあった、実際にもの凄い人数の人間が視察していたからね、でも考えてみてよ、抜け穴なんか作って外に破壊生物兵器が出てきたらどうする」
「っあそうか」
「そう我々の国が危うい大惨事を被る」
「なら何でそんな物を作ったって仮定したの」
「そこなんだよ、もし君の家族がその兵器に愛着または何か私情があり
死なさせたくなかったらどうだろう」
「しかし、なんで兵器に愛着どうこうは良いとして、一研究者にそんなことできると思う」
「それはまー確かだけど、、、あのばあさんの知り合いってんなら何とかなってもおかしくない気がしなくもないけどな」
「、、う、それを忘れていた、いろいろ考えたけどあの人との接点が未だに私には分からない」
「・・・・うーーん、俺もいろいろ調べてもらってはいるが全く同じだがしかし」
「しかし何、なんか分かったなら言って」
「うん、つまりあれだ」
「あれって」
「お約束だよ、分からないから分かるって奴」
「何それナゾナゾ」
「嫌々そんなもんじゃないだけどもさ、分からない、これだけ俺たちが調べても分からないって事は、逆に・・・・」
「っあ、そうか確かに、あの世家の範疇でも分からないって
それよっぽど怪しい以上におかしいよね」
「うんそこなんだが、もしかすると」
そのとき突然私の携帯から着信音が入る
表示を見るとあのクソババアだった、何という、、、、、本当はどこか等かやっぱり見ているのではないか、それこそ噂をすればなんて物を現実に
金で操るような何かを感じる
「あの世君ちょっと電話は言ったから切るね」
「うんじゃまた」
そお言って電話を切りババアに繋げた
「あんたいま、わたしの噂してただろハッァハッークショーーン」
大げさな爆音が耳から聞こえてきて分かっていてもここまでくしゃみが飛んできそうで汚らわしい、急いでハンカチで拭いて耳に当てた
「でなんだババア」
「全くあんたは人の恩をそんな言い方、言うと良い情報渡さないぞ」
何がぞ、なんだ何が、私はプンスカしながら受話器を握りしめるが汗が滲んでいることに気づく、果たしてそれは電話越しにある嫌気の固まりによる、脂汗だろうか、それとも次なる情報という物を前に緊張しているせいだろうか
「それで何が分かったんだよ」
「ふふっふ、お前の死期をちじめる酷評を、教えてやる」
「なんだよそれ早く言え」
「お前は女なんだから少し口の言い方に気を付けろバーカ」
「何が気をつけろだ自分の方がその根元となっているというのに」
「何が根元だ、そんなだらかのまねを楽しむより自分でも探してこい」
「誰が楽しむか、それよりもなんだ」
「っふ知りたいか」
「・・・あぁ」
「それなら三枚目の願いって事・・」
私はその電話を切った
どうせスーパーの大安売りだ、どこそこの誰々が浮気しているだなんだかんだという、そう言う類のものに違いがない
しばらくせずに電話がかかってきて
「おい頭巾次ぎ切ったら社会的に抹殺してやる」
「何が社会的に抹殺だおれは今日死ぬ明日死ぬってもんをやってる
大体お前には何度も殺させかねた私のキュートな脆いハートを
大体あんたになぜに社会的抹殺を企てる筋があるんだ」
私はこのとき鎌を掛けた、別段あの恐ろしい情報を手に入れたことを忘れたわけではないがわざとそお言って相手の出方を窺うことにした
「・・・あんたは本当に嘘が下手だね、急におとなしくなるからそれが特出して見えるんだよ、ほんとなにをしに一二年間私らの所にいたんだか」
「はぁーーーあれは普通の施設だろ」
「馬鹿だねーおまえは、それでもあいつ等が嘘を言っているかいないかくらいは分かったはずだ、わざととは行かなくてもそうなるようには仕向けていた」
「もーそんなことはどうでも良いから」
「なにがどおでも良いだ、おまえたちの心配をして私が、、」
「で用件はなに」
「うんそこなんだがよーく聞け、おまえの両親がやはり一匹モンスターを逃がしていた」
「でそれは何なの」
私はかんいれず予想をしていたそれに望みを託す、望みなんて良いものは分からないけど
「それはここで言えん内容だ、飯山市 小字 常盤 498ー74747
そこの喫茶店「モンブラン」に行け、詳細はトイレの中だ」
「いやちょっと待ってメモを」
「・・・・・長野国 飯山市 小字 常盤・・・」
「いやだからメモを探して、、、、」
電話の切れる音
私はその後さんざん迷ったあげく電話をかけた
手には脂汗が沸き、握ったメモをわずかに湿らせていた
「もしもしズキンだ、ばばあ」




