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じゅーん・ぶらいと【200字小説にしようと思ったらミスった】

作者: 晴彦

 もう梅雨だね


 そうだな ジメジメしてる


 私、梅雨は嫌い


 どうして


 だって梅雨っていい事ないじゃない


 そうかなぁ


 そうよ


 梅雨にいいことがないって……例えばなんだ


 うーんそうねぇ ジメジメして気持ち悪い


 確かにジメジメはするなぁ 他には


 雨がたくさん降るわ


 雨嫌いなのか


 別に嫌いって訳じゃないけど…… お出かけできないじゃない


 なるほど お前らしい


 あなたはどうなの


 俺か 俺は梅雨好きだよ


 なんで


 こうやってお前と二人きりでいられるだろ


 ……なにくだらないこと言ってるのよ


 ゴメンゴメン 怒るなよ


 ふんっ


 ……そうだ


 ……なに


 お前梅雨にいい思い出がないんだろ


 ……それがなに


 だったら作ろうぜ 梅雨の思い出


 どうやって


 結婚しよう

 ただいま梅雨真っ最中なので書いてみました。


 こういう湿度百%な関係に憧れます。ドライは嫌です。


 僕は割と梅雨が好きです。というか雨が好きです。

 特に暑い日に降る雨が好きです。

 太陽の光で熱せられたアスファルトが、雨で冷やされた時の匂いが大好きです。

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― 新着の感想 ―
[一言] あいあい傘ですね。 そしてこんなプロポーズができたらどんなに素敵なことか。 彼女にいい思い出が残る、素晴らしい日となりましたね。 う~ん、梅雨って素晴らしい!
[良い点] こういう台詞だけのやりとりでも、特定しない事によってすんなり入り込める場合がある、という事が勉強になった。 [気になる点] ちょっと最後くさかったw [一言] 最後、……なに の後、もう少…
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