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青と緑の転移劇  作者: 鴨鷹カトラ
冒険物語、開演!
10/11

討伐祭

女神が討伐された。


その知らせはゴネフェの隅から隅まで行き渡り、5人は英雄パレードに出ることになった。


盛大な宮廷音楽家たちのトランペットの演奏に合わせて、5人が行進する。


笑顔で手を振るベルリ。


「祐樹兄ちゃん~!」


次郎が叫んでいる。


「元気になったね次郎も」


「だな」


大通りを歩く5人。


夜まで続いた盛大なパレードも終わりを迎え、五人はベルリの家に集合した。


「この瓶の中にめろんのお母さんの魂が入っている」


便を掲げるベルリ。


「母さんをこの世界でもいいから生き返らせたいんでしょ」


昨日めろんがベルリに言っていたことだ。


「となると、しばらくはめろんの母さんの生き返らせ方を探すことになるのか・・・」


祐樹が言う。


「ま、別にいいけどね。ふぁぁぁ」


紅王が眠たそうに言う。


「儂が知っているところによると、この魔界都市ゴネフェを出て、北方のケルセ山脈を越え、5里ほど進むと、エカー盆地がある。そこにある都市バコロに死者蘇生を研究している人がいるらしい」


「それじゃあ、そこに行けばいいんだね?」


「あぁ」


三人は、都市バコロに行く決意をした。

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