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私は偽物にされた。

作者: 朋樹

SNSになりすましがいる。


そのことを知ったのは

漫研の同窓会での友達の話がきっかけでした。


フォロワーはなんと私の十倍の人数。

そのなりすましは、私が描いたイラストを

無断に転載しただけではありません。

おそらく、私のイラストを学習させたであろうAIで出力したようなイラストも載せていました。


私は腹立たしい気持ちになりました。

なぜなら、なりすましがやっていることは絵を描くというアイデンティティを最大限に踏み躙る行為でした。


とりあえず友達への根回し、そのあとはSNSでの注意喚起を行いました。


翌日になるとSNSが炎上していました、

それも私の方が。


簡単ないきさつとしては、なりすましが逆に私の方を偽物と主張し、なりすましと私、双方のフォロワーが口論になっているようでした。


なぜ私の方が炎上しているかエゴサーチを続けると、


開設日が新しい。

フォロワー数が少ない。

イラストの投稿頻度が半日に一枚と多すぎる。

ユーザー名がほぼ初期設定である。


という様々な理由で、

私が無断転載とAIによるパクリを行なっている偽物だという憶測の方が多く飛び交っていました。


炎上の規模は大きくなっていってそれに比例して、信頼を失い、仕事が来なくなりました。


ある日突然、なりすましがアカウントを消しました。


これで炎上の勢いは収まるかと思いきや、さらに爆発しました。

偽物と思われてる私が追い込んでしまったように見えてしまっているからでした。


私のアイデンティティは粉微塵になりました。


私はSNSをやめました。

言われの無いデジタルタトゥーを刻まれた時点で、自分のイラストは他人に見せる価値などありません。


でも、私はイラストは一生描いていきます。

楽しいからです。

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