激闘の後
「んんー。。。?? 見たことの無い天井だ」
ぼくが目を覚ますと、見覚えのない景色が目に入った。
そして体の節々が痛い、おぼろげだが・・・相当な無理をしたようだ。
手を握られてる感覚があるので
そちらを見てみると。アイリスが手を握りながら眠っていた
どうやら心配をかけたらしい。
それはそうだ、最後はもうなにがなんだか分からなかった。
審判の指示に従って、試合を止めたかも怪しい。
完全に勇者スキルに身を任せるのは危険だ
あの時は全力を出さないとリアに殺されると言う、直感に従ったが
冒険中にあんな状態になったら、
敵は倒せても疲労で倒れた所を狙われて死んでしまう。
魔王討伐なんて夢のまた夢だ。
「はぁ。ほんと厄介な話だ」
ぼくが、考え事をしつつぼーとしていると
サンドラと、リアがやってきた。
「フィル君起きたんだね! よかったぁ。心配したんだよ!」
「んんぅ・・・ん? あ! フィル様ぁぁ起ぎたんですねぇぇぇ」
サンドラは涙目の鼻声で、アイリスは感激のあまりきれいな顔がぐちゃぐちゃだ。
こんなにも思ってくれて嬉しい
「よぉ、フィル。起きてくれて安心したよ。あんたとは、またやり合いたいからね」
リアはもうすでに次の試合したいと言う
いやいやいやいや。気が早すぎるでしょ! 鍛え直してからにさせてくださいっ。
あんな博打みたいな戦いはもうごめんだ。
・・・・カジノにギャンブルしに行ったやつが言う事ではないかもしれないれど。
「あぁ、、、そうだね。ぼくがもっと強くなったらお願いするよ」
「あぁ、是非頼む
それでよ、試合は判定勝ちでアタシが勝った事になってんだが。個人的に副賞をあげたくてよ」
「え? ぼくは貴女を戦闘奴隷になんてしたくないよ。
貴女みたいな凛々しくて強くて、そして素敵な女性は大切にされて欲しい」
「っっっ。個人的な副賞っていっただろ
アタシをパーティに入れてくれないか?
フィルが寝てる間によ、アイリス、サンドラと話したんだ。
フィルがディフェンダー型の前衛で、あとの二人が後衛って事じゃないか
そうしたらアタシみたいな、アタッカーがいたら役立つんじゃないか?」
「それは確かにそうだね・・・。
それじゃ、もしがリアよかったら是非パーティに参加してほしい。
アイリスとサンドラもいいかい?」
「はい。先に話していましたので異論はありません」
「いいよー」
二人が快諾してくれた。良かった良かった。
「あとさ、パーティに入る上での希望があるんだけどよ
たまに手合わせしてくれよ
アタシの将来の夢は、星を砕くような一撃を撃てる様になることなんだ。
フィルの全力の防御を貫けるようになればそれに近づける気がする」
「星を砕くって・・・ぼくがそんなレベルの防御力があるかはわからないけど。協力はするよ」
「助かるよ! まぁ、それが自分の代で出来る様になるとは確信は出来てないんだ。
流派の夢って話だよ
だから、夢が果たせそうになかったら、フィルとの子供に託したい」
いやいやいや!
リアもぼくの子供を狙ってるの!?
単純に強い男性との子供が欲しいって話だよね??? そうだよね?
、、、ぼくが勇者だから条件はあってしまうのか!? なぁるほど!?
「まぁ、それもすぐってわけじゃない。先約もあるみたいだしよ」
アイリスとサンドラに目を向けてそう言う
二人とも、照れてる。。。可愛い。
でも、ぼくまだ誰とも予約してない無いはずだよ?
そのつもりだよ?
こうして3人目の刺客とは言えないかもしれないが
ぼくの事を狙ってる女性が1人増えた。
素敵な獣人お姉さんの想いに答えるのは・・・・・・全然嫌じゃないです!
こちらからお願いしたいくらいです!
だが、どうやら彼女達の中ではもう順番が決まってるようだ
それを乱したら、、、恐ろしい惨劇が訪れるに違いない。。。。
はぁ、どうしよう。。。





