募集
パーティの連携にも熟れてきたので
そろそろ次の段階にパーティを進めよう
遠距離攻撃が出来る人がいないので
ここは、魔法使いか弓使いが欲しい。
弓については、最悪ぼくも出来なくはない。
一応、実家で訓練は受けてるしね
でも、勇者になってから感じる強化魔法の強化具合からすると
単純に石とか岩を投げつけた方が単純で強い気もする。
強い弓を作るには材料が高価な材料が必要だし
一流の弓使いが持っているような
世界樹の弓、なんていうのは、とてもじゃないけど手が出せない。
なので、ぼくたちにはない力
出来れば、範囲攻撃の出来る魔法使いが欲しい。
早速、王都の冒険者ギルドで募集をしよう。
「パーティメンバーの募集をしたいんですが、受付できますか?」
ギルドの受付嬢に伝える
「はい。承ります。パーティ名と、希望の職種を教えてください」
「えっと、パーティ名は決めてないんですが、、、
どうしても決めないと駄目ですか?」
「はい。募集をされるのであればどの様なパーティかわかる様にした方が良いです」
そう、、、か。だから教会はブレイバーズを推していたのか
ちゃんとした根拠があったんだね。
でも、ここはちょっと子供っぽいかもしれないけれど
教会の指示には従いたくない。
なぜかそうしてはならないと感じるんだ。
「では、『勇者(仮)』でお願いします」
「え?」
「『勇者(仮)』です。パーティメンバーが増えてからパーティ名の相談したいのでそのあたりも募集内容に加えてください。
募集しているのは、範囲攻撃が出来る魔法使いです。性別は問いません」
「わかりました。では、その様に致します
募集を致しますので、応募者が来ましたらご連絡致します」
「受付はできそうだけど、アイリスからはなにか要望はある?」
「はい。先程フィル様は性別は問わないとおっしゃっておりましたが
私、フィル様以外の若い殿方は苦手です
なので、同性もしくは年齢が離れた方が良いです」
「分かった。アイリスの意見通りにしよう。
先に聞いて置けばよかったよ。ごめんね。
今後も、気になった事があったら、すぐに相談してほしい」
やはり相談は大事だ。
今回は、受付完了前だったから良かったが面接後に話されていたら、気まずかった。
でも、たまにアイリスが考え込んでいる様子なんだよなぁ
相談してくれない事に壁を感じる。
いや、ぼくも壁を作ってはいるんだけどさ。美人局の疑いが晴れてないし。
心の距離はともかく
今もアイリスは側にいて隙きあらば、腕を絡めてくるし
スキンシップで肉体の距離は縮まっている、非常にまずい。





