それからの二人
それから、ぼくたちは
勇者パーティとして活動を開始した。
慣例では、ブレイバーズと名乗るのがテンプレ?らしいんだけど
教会の指示に従うのは、なんとなく嫌だったのでパーティ名は保留にしていた。
アイリスはその事について、
最初、何かを考えるような顔をしていたけれど
『気に入った名前が思いついたら、決めましょう。きっとそれが一番良い名前です!』
と笑顔で言ってくれた。
かわいい。。。守りたいこの笑顔。
いやいや、落ち着け。自分を見失うな。
それからは、ぼくはアイリスを守りつつ戦うスタイルに変えて言った
二人だけしか居ないパーティでアイリスは接近戦は出来ない。
どちらかが離れてしまうのは愚策だ。
そのスタイル変更が良かったようで
ぼくが敵をひきつけて誘導しつつ
アイリスが、結界で行動を制限してから止めを刺すと言うのが上手く機能していた。
ぼくは魔力量はあるものの
魔法での遠距離攻撃が出来ないので、まずは接近する必要がある
しかし、勇者になってからと言うもの強化魔法の効率が格段に上昇した。
イノシシだろうが、クマだろうが、体当たりしても負けないし
剣さえ当たれば、バターの様に切り裂ける。
剣が全く刃こぼれしないし
防具もまるで新品の様だ。これも勇者の恩恵だろうか?
なので、敵を引きつける能力を重点的に鍛える事にした。
アイリスとの連携も熟れてきたので
そろそろパーティメンバーを増やしても良い頃合いだ。
それに最近、アイリスからのスキンシップが過剰だ。
深酒なんてしよう物なら、致してしまう自信がある。
しかも、そうなってしまっても良いんじゃないか。
面倒事は未来のぼくに任せればいいんじゃないかと、言う衝動に駆られる。
このままでは、まずい
パーティメンバーを増やして緩和しないと。。。





