パーティの方針と幸せ家族計画?
ぼくとアイリスは冒険者としてパーティを組む事になった。
結局、教会の指示どおりではあるが、致命的な状態でもない。
アイリスが美人局で有ることは間違いないが
ぼくが気をつければいいだけだ。
「それじゃ、アイリス
今後の活動方針としてはどうしようか?
ぼくとしてはまずは、パーティの連携を高めつつ
装備を充実させてから、魔王に挑むかを考えたいと思う。
幸い、王国と魔王国は戦争状態ではないので急ぐ事はないと思うんだ」
「私も、異論はございません
いままで修行はしてまいりましたが、実戦経験はありませんので、安心いたしました」
「それはそうと、モーリス司祭が言っていた。
教会の威光を示すと言うのは何をしたらいいんだい?」
「ご説明させて頂きますね
教会の主な活動は3つ御座います・・・」
①教会の教えを広める事
②困窮している民を助ける事
③勇者の血族を絶やさない事
教会の教えを広めるというのはたった二人で、どの程度出来るのか分からないし
ぼくたちは冒険者だから、余裕はない気がする。
困窮している民を助ける事は冒険者家業の傍ら行えればいいだろう
最後のが問題だ。。。いきなりぶっこんで来やがった。
「1つ目と2つ目は、冒険者としていろんな所に行くついでに出来ないか考えていこう
3つ目が問題だね。
ぼくは冒険者をやっているけど
元々貴族の三男坊なんだ。現当主に相談なく勝手な事は出来ない
もし子供が出来たとしても当主の許可なく認知する事は出来ないんだ」
「フィル様は貴族様だったのですね!」
「そう、だから、仮にぼくに子供が出来たとしても
クロフォード家としては、認める事は出来ない。
そうすると、その子は父親がいない不幸な子になってしまうよ
ぼくは、家族に大切にされてきたから
そんな事はしたくないんだ。分かってくれるかな?」
「はい! わかりました!
ご両親様に認めて頂ければ良いのですね?」
「いや・・・そうではなくて・・・
まぁ、そういう訳だから。まずはアイリスの事を知りたい
その上で将来の事を考えたいんだ」
「将来・・・そうですよね! 私の子供の父親の事を知るのはとても重要です!」
前のめりだな。。。
美人局としては、それで間違いはないんだけど。
まずはお互いを知るべきだと言う話にも納得しているし
油断は出来ないけど悪い娘ではなさそうだ。





