教会からの依頼
食事会については、過去の勇者がとても好まれたという
食事を頂いたが、それは米や味噌だった。
確かに美味しいけれど、勇者がとても好むというのは、よく分からなかった。
そして、司祭からぼくが食べている
姿を念入りに観察されてるのを感じた。
どうやらなにか意図があるようだね。
アイリスからも視線を感じたが、
こちらは、ぼくが視線を返すたびに
恥ずかしがってる様に見えた。
そんなエロい服着てるからじゃないのかな。。。
あんまり服や胸を見てしまうのも失礼だ。
ちゃんと顔をみて話そう。
「では、教会としましては、こちらのアイリスをお供として頂き
勇者様には冒険者として活躍をする上で、
教会の威光を示して頂きたいと考えております」
「はい。承知いたしました。
冒険者として活動するのは、いままで通りですので問題ありません。
勇者や教会の事はよく知らないので、アイリスと相談していきたいと思います。
よろしくねアイリス」
ぼくはちゃんとアイリスの顔を見ながら微笑む
視線は絶対、下には下げない。
下げないったら下げないっ。
「はい。フィル様! 生涯お側にお使えさせて頂きます!」
え? なんか、生涯とか言い出した!?
ここには、司祭もいる。今までの会話でそれとなく
勇者と呼ばれる事を避けようとしていたんだが
彼は、いまだにぼくの事を名前で呼んでくれないし、こいつは信用出来ない。
「ハハ、その思いに相応しくなれる様に努力するよ」
ここは適当に話を合わせておこう。
でも、二人きりになったら、なにがとは言わないけれど
反応しちゃいそうだ。不安だ。





