夕食会のお誘い
司祭や神官の反応は気になるが
ひとまずぼくが勇者であると言う事は納得してくれたようだ
「貴方様が勇者様であると言う事は確認が取れましたので
教会は勇者様が現れた事を広く民衆に知らしめましょう!
また、勇者様には、いままでの勇者様と同様、教会所属となってもらう事になります」
強引な事を言い出してきたな
勢いからして、こちらの意見を聞いくれる様には思えない
ぼくの母親はこれを警戒していたのか?
「それについては、ぼくの実家であるクロフォード家より手紙を受け取っております」
手紙の内容がなんなのか、分からないけれど
困った時に出せと言う事だったので、このタイミングだろう
厳重に封がされた手紙を司祭にわたす
「なんだと・・・そんな事が認められる筈が・・・しかし・・・」
なぜか、ものすごく動揺している
そんなに凄い内容なんだろうか
「勇者様、こちらの件については、一度教皇様と話す必要がございます
本日はもう遅いのでご夕食でも取りつつお待ち頂けるだろうか?」
「わかりました。
しかし宿屋を取っていますのであまり遅くなるようであれば、帰らせて頂きます」
さっきから反応が怪しいし
本当は、夕食すら一緒にしたくないのだが、また来るのも面倒だ
勇者由来の展示物に興味もあるし。
時間を潰しておこう。
そして、その夜の夕食会で、
ぼくは1人目の刺客である。アイリスと出会ったんだ。





