これからの事
まずは二人にぼくが勇者ではなくなった事と伝えなければ
「リア、アン落ち着いて聞いてほしい
ぼくの調子がおかしくなっていた事を
サンドラ達に相談をしたんだ
そうしたら、鑑定してもらった方がいいんじゃないかと言う話になった。
結果を伝えてどうするべきか考えようとサンドラに伝えたんだけど。
まさか次の日に離れていってしまうとは思わなかった。。。。」
「なるほど。。。それで、さっきサンドラが勇者ではなくなったと言っていたのか」
「お兄ちゃんが勇者でなくなると、どう変わるの? お兄ちゃんはお兄ちゃんだよね?」
どう変わるの。。。か。それはとても重要な事だ
アンはいつも、大事な事を指摘してくれる。
「・・・・まず『幸運値がとても低く』なる
そうすると、今までの様に簡単にお金が稼げなくなる
投資したお金もすぐには回収できないかもしれないし
ぼくが下手にかかわると状況が悪くなるかもしれない
それと勇者でなくなった事が理由と考えると不調の原因もわかるかもしれない」
「多少は蓄えはあるが、面倒くさいな」
「そう、いますぐにと言うわけではないけれど
対策を考えないとならない」
「仮に新しく、魔法使いと神官を募集したとしても
後衛職をいまのメンバーで守れるかは疑問だね。
このパーティに入ったのは、
アタッカーを極めるためだ
今更スタイルを変えるつもりはない」
「アンも同じく難しいよ」
二人の考えは分かってはいたけど厳しいな。。。
バランス的にはディフェンダー入れればいいじゃないか?
となるけど、そうしたら
いまのぼくは役割のないお荷物だ
パーティの事を考えるなら
ぼく自身をクビにする事になってしまう
「そうだよね・・・
まず、ぼくの魔力やスキルが上手く使えなくなっているのを改善しないとならないんだけど
いつ元に戻せるかは分からない
だから、二人が良ければ一度実家に帰ろうかと思う」」
「まぁ、そうするのが無難かねぇ
フィルの実家にいくまでは、一緒にいくよ。
その後は分からないけどさ」
「アンは、パパとお話しないとならないけど
パパから命令が来るまでは、お兄ちゃんと一緒にいるよ」
「二人ともありがとう。
ぼくも前の様に戦えないか色々試してみるよ」
そして、ぼくの実家である
クロフォードの領地へ向かう事になった
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あとがき
一章はこちらで終話となります。
二章の最後で、全員別離させるという
プロットで続きを書いていたのですが
初手で全員バラバラにしないとキャラとギミックが合わなかったり
話の展開が難しい事に気づきました。
プロット通りに物語を書くのってこんなに難しいのですね。。。。
なので、主人公から一方的に離れていったのはアイリスとサンドラだけ・・・
と言う形で話を展開していきます。
二章は、挿話を挟んで過去編となります。
二章最後まで書ききっておりますので、毎日投稿致します。
よろしければ引き続きお読みくだされば幸いです。





