第五十一話 歓喜の叫び。
まーずいぶんとお久しぶりでございます。最近ヴァロラントというゲームで初めてアセンダント行けました。ストリートファイター6も始めました。
まあ、そういうことです。読みな!
「うそっ、ほんとに」
冴月の叫び声にも近い喜びの声が隣から聞こえて我にかえった。
その事実を認識はしていてもなかなか理解できないまま、凛音に促されて立ち上がり、ステージに上がった。
「素晴らしい演奏でした、おめでとう」
リーダーである冴月が盾を受け取り僕に賞状が渡される。
やっと僕にも実感が伴ってきて、ステージ上で顔がニヤニヤしてしまう。
写真を撮るときにはもう抑えきれなくなっていて、まさしく満面の笑みって顔をしていたと思う。
それは他の三人も同じで、普段そこまで表情が動かないが海それはもう嬉しそうに笑っていて、今日は泣いたり笑ったり忙しい。
その後は一位と二位が発表され、最後にもう一度偉いおじさんの挨拶があって、閉会式は終わり。全国大会にこそ行けなかったが、僕ら四人は入賞の喜びで心が舞い上がったまま家路についた。
帰りにお祝いのパーティーと称して焼肉屋さんに寄って夕ご飯をとデザートを食べて帰った。冴月は何度も何度も今日の演奏について振り返って、他校の生徒に声を掛けられて褒めてもらえたとか、壇上から後輩の嬉しそうな顔が見えて泣きそうになったとか楽しそうに話していた。
海はというと、お店に入る頃には普段の落ち着いた様子に戻っていて、黙々と肉を焼いて食べていた。タンが好きみたいだ。忙しなく食べ物を口に運ぶ様子は小動物みたいで可愛い。
みんなでお腹いっぱいになるまで食べて、今日の話、これまでの話をたっぷりして解散した。今日は色々感情が動いて肉体的と言うよりは精神的に疲れた。でも、今までの人生でここまでの達成感を味わえたことがなかったからか、いつもなら蒸し暑くて嫌になるような空気もちょっとだけ清々しく感じた。
家についてすぐに寝てしまおうかとも思ったけど、今日は何でもかんでもやり切った日にしたくて少しだけ受験に向けて勉強をした。その後にお風呂に入ってベタついた汗を洗い流してから重くなった体をしばらく湯船に預けていた。
お風呂から出た後、寝てしまうのが、今日を終わらせてしまうのが少し勿体なく感じて淡藤に電話をして今日のことを聞いてもらった。優しい声が聞こえて心が安らいで、話しているうちに眠りに落ちた。
読んでいただきありがとうございました!
また隙間時間で書こかなと思います。




