表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/51

十七話 音の流れ。

こんばんは!

最近料理をする機会が増えて手先が器用になった気になっています。

気がするだけです!

それだけです!


 メンヘラの不気味さで背筋を震わせたあの日からほぼ一週間が経った。

今日の放課後、金曜日の十六時から軽音部の新入生歓迎ライブがある。

僕が軽音部に入部したきっかけもここでみた三年生の演奏だった。


 「なに(つむぎ)、緊張してんの?」

 「ちょっとね。冴月(さつき)は?」


 冴月はいつものイメージ通りこういう場面ではむしろワクワクするらしい。

こういうやつだからうちのバンドリーダーに任命されている。

 「ヴォーカルなんだからしっかりしてよ。」

 「うす。」







 ーキーンコーンカーンコーン。


 放課後になって急いで準備する。

久しぶりだ。

ライブ前のこの興奮と緊張が混ざった感じ。

ほか三人の表情も少し張り詰めている。

全員がライブに集中している一体感が気持ち良い。


 「よーし、いいかお前ら、新入部員がどれだけきてくれるかは我々の活躍にかかっている。従って、我々に失敗は許されない。わかったな!」

 「……。」

 「わかった!?」

 「は〜い。」


 毎回冴月のこういう言葉でいい具合に緊張が解ける。

やっぱりリーダーに向いてるんだよな。


 「冴月、もう出番だって。」

 「(うみ)ちゃんもわかった?」

 「わかったわかった、行こ?」

 「オッケー。」


 新入生歓迎だからガンガンかっこいい曲をやりたいってことで、時間いっぱい三曲全部ハイテンポでアガる曲だ。

リードギターの歪みまくった音の波が耳に刺さる。

スネアドラムの硬い響きが会場中に広がって、ベースの重低音がお腹を揺らす。

全員が走ってリズムが崩れるギリギリのところで演奏してる。

あーもう最高!楽しすぎる!!!!!






 「ありがとうございましたー!軽音部きてね!」

 今年度最初のライブが終わった。


 「楽しかったー!」

 「マジでよかったね。」

 「リードのソロめっちゃカッコよかったじゃん!」

 「海もリムショット気持ちよかった。」

 「凛音(りんね)のベースも紬の歌もバッキングも本当にみーんな最高!」

 

 三年生になったから出演できる回数も限られている。

一回ずつこのメンバーで演奏できる時間を楽しんでいきたい。







 今日は楽しかった……。

夜になって気持ちの良い疲れが襲ってきた。

ベットに横になった瞬間体から意識が昇っていく様に眠りについた。



ありがとうございましたー。

今日はちょっとだけ短いですが、ライブの感じが上手く書けないからです。

むずい!

ブックマークなど、よろしくお願いします。

ではまた次回!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ