10/18
一巡目 六日目
【十二月二十二日 木曜日】
――夢を見た。冬のある日、公園で待ち合わせをしていつも通り手を繋いでショッピングモールで買い物をして、帰りに薄っすらを降る雪を共にイルミネーションを見て帰る。そして、家で二人で小さなパーティーをして、寝る時にキスをする。そんな夢。夢の中の二人は心から笑っていた。そう、これは俺が望んでいた夢。あの時から、ずっと望み続けていた二人の笑顔。今だってそうだ。でも俺はもう笑えない。こんな風に心から笑う事はもう出来なくなってしまった。
【十二月二十二日 木曜日】
――夢を見た。冬のある日、公園で待ち合わせをしていつも通り手を繋いでショッピングモールで買い物をして、帰りに薄っすらを降る雪を共にイルミネーションを見て帰る。そして、家で二人で小さなパーティーをして、寝る時にキスをする。そんな夢。夢の中の二人は心から笑っていた。そう、これは俺が望んでいた夢。あの時から、ずっと望み続けていた二人の笑顔。今だってそうだ。でも俺はもう笑えない。こんな風に心から笑う事はもう出来なくなってしまった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。