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99回目のコンテニュー  作者: まるまるま
第三章駆け上がる旅
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グラスバラへ

俺はグランツシティーからグラスバラへ馬車で移動する事にした。

「お客さんグラスバラ付近までは送れるけど付近までね」

グラスバラの周りはそこまで治安が良くない為あまり近づきたがる馬車は少ない。

「構わないよ、無理言って悪かったね」

「まーCランク冒険者様の依頼なら金払いは問題ないだろうからね」

移動用の馬車はかなりの高額で支払い能力がなさそうな人からの依頼は決して受けない、自分の足でグラスバラまで向かっても良かったが、道中で夜襲を受けて遺物をロストする様な事は何があっても避けなければならなかった。それに加えて慣れてない土地で安全な所を毎回探せる自信もなかったしな。


「とりあえず、今夜はグラスラクの村で休もうか、急いで行ってもグラスバラまでは3日はかかりますよ」

グラスラクは小さな村の割に人や物が充実している。何故ならここはグラスバラへの中継地点だからだオークション参加の金持ちや商人がゆっくりとくつろげる様に宿が充実していた。

「ここの場所を取るので隣の部屋で休んでください」

「流石はCランク冒険者様、羽振は抜群ですね」

金貨にして20枚程の宿を取ったが後悔はない、羽振を良さそうだとここでは色々得しそうだからだ。宿に隣接しているバーの中に入りゆっくりと食事をしていると小太りの男と頭が薄い男との会話が聞こえる。


「グラスバラのオークションで目玉商品が出るらしいぞ、なんでも大金貨1000枚に値するとんでもない物だと」

「またジンバラ殿が人を集める為に大ほら吹きをしてるだけではないか?」

「それがななんでも数日前にここのVIPルームにはらぺこ皇帝がおられた様なのだ」

「なに?!はらぺこ皇帝だと、彼が来るなら余程の大事だ、ほら吹きならジンバラ殿はかなに怖い物知らずの様だな」

「違いないしかしな私は今回大金貨700枚程しか用意していない競り落とすには難しいだろうな」

「ははは、やっぱりオークションには惜しまず金を用意せねばな私は大金貨1300枚に加えてオークションへの出品用の宝石や遺物も用意しだぞ」

「やはりミスリル鉱山への投資がうまく行ったからですか?」

「そう言う事だよ、ははは」


高笑いをするハゲを見ながらかなり有用な情報を手に入れられた。

今回は相当な目玉商品が出るらしい期待ができるな早くグラスバラにいきたいものだ。

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