訓練開始
2日経過
ここの場所が北の帝国バルザックと言うこと姫の名前がアナスタシア フォントと言うことなどが分かり俺たちのクラスは異世界に順応していった。
「今日から実戦に向けて訓練を担当させていただくボーウ トレドだ、よろしく頼む」トレドの話を聞いて1人が言った「トレドさん貴方の能力がわからないと訓練に身が入りませんよ」それを聞いたトレドはやれやれと言った感じで部下に命じた「鑑定の水晶を持ってきてくれ」部下は走り始めすぐに水晶を持ってきた。「これで大丈夫ですね」
【存在値615500】
【スキル 防衛S 苦痛耐性S 剣神流S・・・】
「強すぎる」誰かの声が聞こえた俺も見た瞬間にやばいと思ったがこんな人に訓練をされるのか。折が話し始めた「スキル欄の点はどう言うことですな」「鑑定の水晶は自分が得意とする3つまでしか表示されない」折の疑問にトレドはすぐに答えを返す。「では他に疑問がなければ訓練を開始するぞ」
夜俺たちはへとへとになるまで訓練を受けた。俺は訓練場を後にして周りの探索に出ることにした城の一室俺は好奇心から扉を開けて中に入っていくそこは複数の本と机と椅子がある書斎の様な部屋だった適当に何冊か取って読もうとしたその時後ろから見回りにきた兵士が来たのでとっさに机の下に隠れた。
「しかし、姫様のスキルは凄まじいなあんな短時間で」「おいもし聞かれたらどうする黙ってろ」何かを話し合っている兵士が書斎を開けてちらりと見てからすぐに扉を閉じた。
何の話をしていたんだ?そんな疑問を覚えながら部屋を出ようと扉を開けた「不幸な奴だな」俺は後頭部に痛みを覚えて倒れた「探索のスキルを持ちながらわざと話したのか?」「おっそうさ聞かれたからには放って置けないもんな〜」「全く趣味の悪い男だ」
ここはどこだ口には開口器が取り付けられ手足は拘束されている「おーい目が覚めたかい」
にやにやとした男は先ほどまでいた兵士の1人だった。「じゃあまずはこれから」男は長い針を火で炙りながら嬉しそうにしていた。