プロローグ
「クソがぁぁぁぁ」
異常な程深い大穴をひたすら俺は落ち続けて
グシャと音を立てて俺は岩にぶつかった。
【あなたはしにました死因たかいとこかららっかしてこんてにゅ〜しますか】
【YES/NO】【120】【119】【118】・・・・
ふざけた機械音声のような音が俺の耳に聞こえた。落下死した激痛が脳を支配して絶叫する。「ふざけんなぁぁぁぁ」【82】【81】カウントダウンは無慈悲に進み続け俺は叫んだ「YES」大穴の岩壁洞窟の様になったとこにたまたま引っかかって止まった、一体何度死んだだろうか冷静さを多少取り戻した俺は現状を整理していく。
高校1年の夏、クラス全体が謎の光に包まれ異世界に拉致された。
「ようこそお越しくださいました」
金髪に赤と青の目をした女が笑顔で俺らに語りかける。「なんだよここ」「なにこれ」疑問の声があちこちで聞こえて来る「落ち着いてくださいませ、ここは貴方がいた世界とは少し違う世界です」パニックになりかけ者たちもいる中何故か落ち着いているクラスメイトの御宅 折が話し始めた「つまりこれは異世界転移とゆうやつですな、とゆうこと姫様は我々を集めて何か目的を達成しようとしているとこうゆうやつで間違えないですかな」やたらと早口で捲し立てるようにゆうのが折の癖だ。「その通りです皆様にはそれぞれ固有のスキルをお渡ししましたこちらの水晶で確認なさってください」そう女がゆうとすぐさま折が「キタキターチートスキルとゆうやつですねそれをこの水晶で確認ながれはばっちしですな」折はすぐさま水晶に触った。
【存在値62】
【スキル 高感度メーター 早口D 思考加速E】
「ほうほう、レベルの様なものとスキルですかなるほどこんなかんじですな」
折は勝手に1人で納得したあとクラスメイトたちにも水晶に触る様に促す渋々といった感じでクラスメイトたちが水晶に触っていく流れに従って俺も触った。
【存在値22】
【スキル 無意味】
それだけだった折と比べるとかなりしょぼい感じがした、クラス全体が触れ終わった後女が話し始めた「皆さんには悪しき南の連合国を滅ぼしてほしいのです」「ふざけるな家に返せ」そう言ったのはクラス委員長の石橋 始だった「貴方の仰ることが正しいのは承知していますが私達にも譲れない事情があるのです、連合国を滅ぼしたあとは必ずお返しします、なので今は協力してほしいのです。」
女のお願いは自然と俺の心に入り込んできて信頼してしまった。