表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
81/521

爽やかな季節 ◇

2020.4.11 に書いていたものです。

今年もまた

爽やかな季節がやって来る


雨空に覆われた世界で

涙ほろり零した夜

今ではもう懐かしい

過去の記憶になって


思い出の並木道で

つい俯いてしまった夜

それももう懐かしい

過去の思い出になった


今年もまた

軽やかな季節がやって来る


誰かが呼ぶ

尊い人の名前

今はもう

聞こえなくなってしまって


誰かが呼ぶ

愛しい人の名前

今はもう

聞こえなくなってしまった


今年もまた

爽やかな季節がやって来る


桜吹雪と

桜並木が

私の心揺さぶる


今年もまた

軽やかな季節がやって来る


水溜まりと

水飛沫が

私の心映し出す


今年もまた

爽やかな季節がやって来る

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 春は爽やかな季節ですが、別れや出逢いの季節でもあり、桜並木や桜吹雪の中に、様々な記憶や思い出を映すひとときでもありますよね。 そうした感慨を浮かべつつ、「今年もまた爽やかな季節がやって来…
[良い点] 今の季節らしい、本当に「爽やかな」作品です。 「軽やかな帰省」という表現も良いですね。 叙情的で前向きな作風で良かったです。
[一言] 季節が巡って前を向いて歩いていく勇気をくれるような詩だと思いました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ